Q1 | 中国漢方はどのようなものですか? | Q6 | 相談時間はどれくらいですか? | Q11 | 漢方と民間薬の違いは? |
Q2 | どんな病気に効きますか? | Q7 | 漢方薬って副作用はないのですか? | Q12 | 漢方薬の種類は? |
Q3 | 漢方薬の効果の速さは? | Q8 | 漢方薬が合わない人はいますか? | Q13 | 煎じ薬の効き目は? |
Q4 | 一日のお薬代は? | Q9 | 病院の薬との飲み合わせは? | ||
Q5 | 相談料はかかりますか? | Q10 | 代理の人でも相談できますか? |
Q1:中国漢方は、どのようなものですか?
土屋薬局は、弁証論治(べんしょうろんち)に基づいて、つらい症状を和らげたり、若さを保ち、老化を予防する方法を提案します。
弁証論治とは、「証」を弁(わ)けて、治療を論じるという意味ですが、けっして 「くすり」にお客様を合わせるのではなく、お客様の立場にたって、適した漢方薬や養生法を提案していきます。
当店の得意な方法は、「基礎体力」を上げて病気に打ち勝てるようにしたり、血液を サラサラに浄化して 体質を改善していくことです。
日頃から、お客様の身になった相談を心がけています。
Q2:どんな病気に効きますか?
細菌やウイルスなどによる疾患は西洋医学の得意な分野です。
また、精密な検査により体の異常を発見するのも優れていると思います。
ただし、当店にも “病院で検査しても異常はないが、なんとなく体調が悪い” または“治療を受けているのだけれども、つらい症状が楽にならない”“これらからの自分の健康が心配” などといった お客様が来店されます。
そのような時、当店では、舌診(ぜっしん―舌ベロで体質が分かります)、血液の流れ(最新式の血流計を設置しています)、お客様の訴えなどを 参考にしながら、中医学的に弁証論治し,未病を防いでいきます。
当店は 土地がら、比較的に “痛み”“しびれ”の相談が多いのですが、「アトピー、喘息」などの アレルギー疾患の体質改善や「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」「痛風」「肥満」などの 生活習慣病の相談も多く手がけています。
また 「腎疾患」「肝臓病」「ガン」「膠原病」 を始めとした 複雑な病気や、「生理痛」「生理不順」「不妊症」「更年期障害」「冷え性」などの 婦人病も多く手がけています。
当店は、中医学をしっかりと学習し、また実践しているので、安心して相談してください。
Q3:漢方薬ってすぐには効果が出ないのですか?
カゼは 急性の疾患ですから、早く効果が現れます。
これに対して、慢性病は体質や長年の生活習慣や職種、居住環境、ストレス、運動不足などが病気を引き起こしているといえますので、一筋縄では いかない場合もあります。
そのことを理解されずに、すぐに漢方薬の服用を止めてしまう方も多いのですが、当店では まず 3〜6ヶ月は がんばって服用していきましょう!と呼びかけています。
どんなにつらい症状でも 半年間きちんと続けるような方は、比較的に病勢は弱まり、体調も良い方向に向かいます。
できるだけ早く つらい症状を楽にするように 心がけていますが、お客様自身の努力によっても、効果の早さが違っていきます。
Q4:一日のお薬代はいくらですか? 漢方薬って高いと聞きましたが?
カゼなどの 急性疾患は 3日間から、慢性病の場合は、1週間から 1ヶ月単位で お薬をお出しています。
慢性病は、急がずに、じっくりと取り組んで頂きたいと考えております。
1ヶ月の金額は、疾患によっても違いますが、6000円前後から 多くても1万5千円くらいです。
一日分に換算しますと、200円〜500円くらいです。
なお、小児体質漢方(夜尿症、アトピー、ぜんそくなど)の場合は、最低、半年以上は続けていただきますので、1ヶ月のご予算は4000円〜5000円としております。
いくら良い漢方薬でも、高くて続かないようであれば問題ですので、その問題は 肝に念じておりまので、ご予算についての相談も承っております。
Q5:相談料はいくらかかりますか?
相談料はかかりません。安心してご相談下さい。
漢方薬を選ぶのも、購入されようと決断されることもすべては お客様の満足の度合いや 当店への評価の度合いによります。
決して、お客様のご理解なしに 無理な販売は行いません。
Q6:相談時間はどれくらいですか?
初めての ご来店の場合は、漢方の考え方を説明したり、お客様の疾患についての情報を提供します。
また、漢方的に 弁証論治(べんしょうとんち)を行い、体質を判断し、お客様1人1人に合った漢方薬を選んでいきますので、30分くらいは時間がかかります。
Q7:漢方薬って副作用はないのですか?
当店の基本ポリシーは、副作用をださないことです。
「小柴胡湯」などの一部の漢方薬で 副作用が問題になりましたが、その原因は明らかです。
「肝臓病」という病名に 「小柴胡湯」が保険適応になるので、「病名漢方」を行ったからです。
それは、漢方という東洋医学に、西洋医学の病名から判断するという、間違った使い方をしているからです。
日本では しっかりと漢方を勉強している医療機関は、少ないのです。
当店はそのようなことがないように、お客様1人1人の体質に応じて、お薬をお勧めしていますので、どうぞ 安心してご相談ください。
Q8:漢方薬は人により、合う人と、合わない人がいると聞きましたが?
これも 上記の質問と同じだと思います。
「合う」 「合わない」は、実際に弁証し、体質を見極める能力が医療者に 足りないからだと思います。
「試したけど効果がなかった」ということも同じ理由です。
必ず 「合う」漢方薬はありますので、ご相談は 信用と信頼の 土屋薬局にお任せください。
Q9: 漢方薬と病院でもらったお薬を一緒に飲んでも大丈夫ですか?
当店のお客様たちは、病院に通院しながら、漢方薬を続けている方が多いです。
また、私たちは薬剤師の職務として、病院の先生から処方されたお薬と相互作用のないようにいつも チェックしています。
さて、漢方薬の服用方法ですが、基本的には、病院のお薬とは、一緒には服用しないで、服用する時間をずらすようにします。
例えば、病院のお薬は食後ですから、漢方薬は「食前、食間」に服用する、または 30分以上 時間をあけます。
ですから、ご相談される際には必ず、今飲んでいる 病院のお薬をお知らせ下さい。
Q10:本人が行った方がいいの、代理の人でもいいの?
ご本人様が入院しているなどの 特殊な事情を抜きにすれば、ご本人様に直接にご来店いただきます。
中国漢方では、顔色や舌の状態、声、性格などで、体質を判断していくからです。
代理の方の ご相談の場合、正確に 体質を判断できない場合もあります。
Q11:漢方薬と民間薬の違いは何ですか?
一般的に 漢方薬と民間薬は 混同されています。
民間薬は、ハトムギ、ドクダミや ゲンノショウコなど、古くから伝承された薬草のことを言います。
しばしば、体質を考慮せず 病名だけを たよりに使用されることも多いようです。
実際に、このようなケースは多く、効果が無いばかりか、体質と正反対のものを飲んで、体調を壊している人もいます。
漢方薬は、中医学の古典や原則に基づいた、その人の体質を重視した処方を用いています。
数千年の壮大なる実践から生み出された、効果のあるものが漢方薬なのです。
Q12:漢方薬はどのような種類が有り、どのように服用するのですか?
漢方薬には煎じ薬、散剤、丸剤、軟膏、エキス剤等多くの種類が有ります。
当店では、煎じ薬も投薬する場合がありますが、あまり好きではありません。
今の時代には 煎じ薬は合っていないからです。
マンションや アパート暮らしの方は、匂いがするので ご近所に迷惑がかかります。
また、梅雨時の高温多湿のとき、夏に虫に食われたりなどの、保存状態も心配です。
実際に、現在の中国の北京中医医院などでの診療を拝見していると、もう半分以上は煎じではなく、中成薬を処方しています。
(中国の人もマンション暮らしが多いので、煎じ薬はきらいな人が多いです)
当店では、そのようなことがないよう、お客様に体質に応じた中成薬やエキス剤を選んでいますし、実際には 煎じ薬よりも効果が良いものを 当店では扱っております。
また、煎じ薬とは、中国の漢方病院で6年間以上、きちんと中医学を勉強し、深く造詣のある先生が調合しないと、「下手の横好き」になってしまいますので、煎じ薬といっても注意が必要です。
Q13:煎じ薬を勧められたけど、エキスよりも本当に効き目が良いのですか?
上記の質問の続きですが、そのようなことは、けっしてありません。
逆に、煎じ薬は 服用量を調節するのが 難しく大変でしょう。
例えば、「六君子湯(りっくんしとう)」という 胃腸を丈夫にする 煎じ薬を服用しているとします。
ところが、胃がもたれたり、かえって調子が悪くなる人がいます。
これは、胃腸が衰弱している場合は、胃腸を強化するであろう 「六君子湯」も、消化吸収できないで、本来の効き目を発揮できないまま、副作用が生じてしまうのです。
もし、これが「六君子湯」の錠剤や エキス剤であるならば、半量にするなどの調節ができますので、副作用を防げ、効果も上げることができます。