にきびとカンジダの漢方相談
おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日の仕事をしていて、心に残ったこと。
1)にきびの相談がありました。
お母様からのご相談です。
娘さま 18歳。大学生。
にきびが高校時代から、ひどくて治らない。
痒みで夜に顔を掻いてしまいます。
今は、赤みがひどく、やけどのような状態になっているとのことでした。
ホームページなどで情報を得たようで、「清営顆粒を使ってみたい」というリクエストもありました。
よくお話を聞かせて頂きまして、その他、にきびに効き目のある処方「お花の漢方薬」と「胃腸を丈夫にしてお肌をスベスベにする漢方」も併用をお勧めさせて頂きました。
今から、良くなるといいなあと期待しています。
にきびを解消するには、
1)からだに篭った「血熱(けつねつ)」を解消すること。
2)お花の成分の、軽くて上方に向かうベクトルの力を利用して、
顔に薬効を集中させること。
3)胃腸を丈夫にして、体の中からお肌をきれいにすること。
この3点が大事です。
…
2)本日のご相談です。
肥満気味のお嬢さんからです。
カンジダ膣炎とにきび、そして癜風もあるそうです。
ポイント的には、
○肥満
○にきび
○カンジダ膣炎
これは、すべて漢方的には、「痰湿(たんしつ)」という、
水毒の老廃物の溜まったものです。
解消すれば、体重も落ちやすくなるし、
カンジダ膣炎の再発防止やにきびや癜風などのお肌のトラブルにも
効果があるはずです。
お勧めした漢方薬は3種類です。
○「お花の漢方薬」(お花の成分は、清熱解毒作用があり、局部の炎症や顔の皮膚病などに効果的です)
○「白いお花の漢方薬」(これも女性らしいお花の漢方で、炎症や痒みを鎮める働きに優れています)
○「胃腸を丈夫にして、ダイエットとお肌とカンジダの一石三鳥になる漢方薬」
の3つをお勧めさせて頂きました。
この3つの処方で、1)ダイエット 2)お肌をきれいに 3)カンジダ膣炎 のすべてに対応する処方となっておりおます。効き目が楽しみです。
1日30分は歩いてもらうことを約束しました。
最近は、にきびやカンジダ膣炎などの、お肌関係の相談も増えてきています。
当店には対応できる様々な処方も揃っていますので、自信をもって相談しています。
みなさまのお役に立ちましたら、幸いです。
<2008年4月25日 神町 「さくらんぼの白い花」>
さくらんぼの白い花が満開です。
カンジダ膣炎の経過が良いお客様
今年の平成20年1月24日から、カンジダ膣炎で漢方薬をお続けになっているお客様がいらっしゃいます。
20歳から症状が続いていまして、30歳を過ぎてから、ここ4〜5年間は「生理になっているか」または「カンジダになっているか」で慢性化していました。
先日メールを頂いたのですが、その後の経過が良いようですので掲載許可を頂きまして、ここに紹介させて頂きます。
胃腸と不眠、不妊症がつながっているなんて、びっくりでした。
でもメールをみて、どの症状もあるので、納得しました。
私はそれらの症状をバラバラなものととらえていましたが、
実は根元は一緒なんですね。
驚くと同時に、少し安心もしました。
解決しなくてはならない問題が絞り込めて良かったです。
おかげさまで、漢方服用以来、カンジダにはかかっていません。
調子が悪いな、と思う時だけ3日くらい続けて漢方を頂いています。
長い間悩んできた病気でしたので、
「あ、これは危険」という雰囲気がすぐわかるのです。
本当は、のんびり、良いものを食べて、ゆっくり寝て笑って・・・。
そんな生活をするだけで、体はイキイキしてくるんだろうと思います。
世の中の雑事に心を惑わされて体をいためているなんて、
なんだかもったいない話ですよね。
でも、そうできない時、漢方って心強いなーと痛感しています。
無理をして自分がくよくよするより、
漢方の力を借りて明るくいた方が良いような気がしています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
<2008年9月3日撮影 早朝の神町中学校グラウンド>
私は、いま早朝にウオーキングやジョギングをしています。
朝日を浴びている世界は美しいと思います。
昼顔が素敵なんです。
仙台からのお客様・カンジダ膣炎の漢方相談
木曜日にも関わらず、仙台から午前中に1組のお客様カップル。
午後にも仙台からのお客様に、山形市、東根市と4人の方の新規相談がありました。
流産後の漢方相談、40代以降で体外受精をするにあたりのバックアップ漢方、20代のかたの自然妊娠を目指す漢方相談、カンジダ膣炎のご相談などでした。
今日は、この中でカンジダ膣炎に関して述べさせて頂きます。
カンジダ膣炎など陰部の痒みのご相談には、
通常は中医学では「湿熱(しつねつ)」が絡んでいると考えています。
清熱利湿(せいねつりしつ)の方法や清熱解毒(せいねつげどく)の方剤に、脾気虚(ひききょ)で胃腸が弱くて、湿邪(しつじゃ)が下注(かちゅう)していることも原因の一つですから、補気健脾(ほきけんぴ)などで胃腸を強化することも大切です。
カンジダ膣炎を解消してから、生理のリズムを整えるなど
良い方法だと思います。
<2009年11月23日 北茨城市 ざくろ>
2010.04.09
最近のツイッターから
こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
ツイッター始めて、まだ全然理解していないのですが、ツイート始めました。
ツイッターは同じネットに流れているのですが、せっかくの文章がオンラインの過去に流れて消えていくのももったいないので、ここココログでログしていきたいです。
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重症筋無力症の漢方相談についてツイート
重症筋無力症の方の漢方相談をしました。病院から隔日投与でステロイドの内服をされているそうです。まぶたが下がってくる、口の周りがこわばる。ものが飲みこみづらい、口腔が乾燥するとのことで、胃腸を重点的にメインにして漢方お勧めしました。「脾胃は肌肉を主る」と言って、胃腸強化が大切です。
3:23 PM Apr 7th webから
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アトピー性皮膚炎の漢方相談についてツイート
アトピーの方の漢方相談も担当しました。10代のアトピー、にきびにはおもに「湿熱(しつねつ)」という陽性の邪気(じゃき)が体に溜まっていると考えます。また家庭や学校などでのストレス、将来に対する不安のようなものも関係していると思われます。「湿熱」を除去していくことをメインにします。
3:25 PM Apr 7th webから
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花粉症の漢方相談と投薬についてツイート
山形も花粉症が流行っているみたいです。店頭では、花粉症のくしゃみ、水っぽい鼻水のお客様に小青竜湯製剤のショウセイリン(小太郎製薬)をお勧めして、処方箋ではオキサトーワという抗アレルギー剤を投薬しました。アルコールなどは花粉症がひどいときにはあらゆる意味で控えたほうが懸命です。
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南蛮毛(なんばんげ、なんばんもう)についてツイート
先ほど店頭に赤ちゃん連れのお客様が来て「トウモロコシのお茶ありますか?」と聞かれました。「南蛮毛(なんばんげ)」のお求めでした。トウモロコシのひげは「南蛮毛」といって、むくみなどに使います。韓国でお茶として購入してから愛用しているそうです。ちょうど当店に在庫があって良かったです。
…
カンジダ膣炎の漢方相談についてツイート
最近は、カンジダ膣炎の漢方相談が多いです。病院に行っても抗真菌剤の膣剤を処方されるが慢性化して繰り返して困っている、子宝にも恵まれたい。という真剣なお悩みが多く寄せられています。中国漢方では、湿熱(しつねつ)の邪気を追い払うこと、同時に正気(せいき)という抵抗力を高めていきます。
<2010年 若木山 山茱萸咲いてます>