『土屋薬局 中国漢方通信 メールマガジン vol.29』


★『素肌の大敵“乾燥”を防ぐ美容学』の巻★



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● このメルマガの内容とは


最新の中国漢方情報とスタッフの日常や近況を綴っております。



● 目次


1.「読者からのお便り紹介」…淤血(おけつ)と「ほや」について

2.〜〜なっちゃんのつぶやき〜 『・・はぁ、夢か・・』

3.「ハッチ日記 12」  「”驚異の胃袋”」 

4.『とってもためになる!中国漢方セミナー29』
★『素肌の大敵“乾燥”を防ぐ美容学』の巻★

5.編集後記


●お知らせです。


「メルマガでもっとお役に立てる情報を発信したいと思いますので、
日ごろから疑問に思っていることを教えてください。


あて先は、こちらへ <JDY00247@nifty.com>



 // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●  1.「読者からのお便り紹介」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


メルマガ始まって以来、
初めて読者のかたからのメールが来ました。


感謝、感激で嬉しかったですので、
投稿されたKさまの許可を得まして、
ここに紹介させて頂きます。


メールの内容は、前号の28号の「淤血(おけつ)」についてと
「編集後記」の「ほや」についてです。


→https://blog.mag2.com/m/log/0000139327/106596895?page=1#106596895

こちらが前号のメールマガジンです。


では、紹介させて頂きます。


…


1)Kさまからのメール1通目


はじめまして。
いつも楽しみに拝見しています。

きょうのテーマ
> ★『血行を促進して高血圧を改善』の巻★
で、質問があります。

> 中医学では、高血圧は「淤血(おけつ)」によるものと考えられています。
> 淤血とは、血行不良のことで、血液が汚れてドロドロになって、
> 血液循環が滞る他、血栓が生じたりする血行不良を指します。
>

とのことですが、自分の症状を考えると、血液どろどろとは考えにくいのですが、
どう判断すればいいのか教えていただけますでしょうか。

わたしは、舌のうらの静脈が紫色っぽく、肩こり、
肩甲骨の下の張りもひどく、子宮筋腫もあり、淤血の症状があります。


しかし、低血圧(上が100以下、下が55〜60くらい)で、
コレステロール値も範囲より低く、中性脂肪の低いのです。

中医学などの本を見るとたいていの場合、
「淤血は血液どろどろ」となっていることが多いのですが、
低血圧、低コレステロール値で淤血、
というのはどう考えればいいのでしょうか?



> 「ほや酔明を全部あるだけ下さい」と言います。
>
> ということで、残念ながら私が乗る車両では、
> ほやは私にすべて買い占めれてしまいます。
>
>
> 売り子さんにも、すっかりと顔を覚えられ、
> 「お客さん、この前も乗っていましたね!」と
> すっかり有名人きどりです(笑)


わたしも仕事でよく仙台に行っていたころは、
地下の売店でいつもホヤの干したのを買っていました。
あれは、炊き込みごはんにしてもおいしいですよね。
都内では見かけないのが残念です。
ホヤは、腎に良さそうです。


メルマガ、楽しみにしています。

ではでは



…


2)Kさまからの1通目への返信メール



K様


おはようございます。

土屋薬局です。


丁寧なメールありがとうございました。

感謝、感激です。



はじめまして。
いつも楽しみに拝見しています。

久しぶりに
このような嬉しいメールを頂きまして、
どうもありがとうございました。



淤血(おけつ)とは、

総合的な判断が必要になってきます。


https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin7.htm

↑ちょうどこのページにあります、

淤血度チェック表にありますように、

合計何点になるかを計算します。


そうしますと、K様の場合には、


1)舌のうらの静脈が紫色っぽく、→5点


2)肩こり、肩甲骨の下の張りもひどく、→3点


3)子宮筋腫もあり、→5点


となりまして、13点で「淤血が進んでいる」ということになります。



>淤血の症状があります。
>しかし、低血圧(上が100以下、下が55〜60くらい)で、
>コレステロール値も範囲より低く、中性脂肪の低いのです。

>中医学などの本を見るとたいていの場合、
>「淤血は血液どろどろ」となっていることが多いのですが、
>低血圧、低コレステロール値で淤血、というのはどう考えればいい
>のでしょうか?



はい、低血圧、低コレステロールでも、

総合的に淤血と認識します。


必ずしも、淤血だと高血圧や
高脂血症になるわけではないのです。


淤血の特徴は、

1)痛み

2)しこり

3)黒ずみ


ですから、たとえば、低血圧の女性のかたでも、
子宮筋腫や卵巣嚢腫、内膜症、チョコレート嚢腫などの疾患や
ガンなどがあれば、これらは「しこり」ですから淤血と考えます。

淤血とは、血行不良による「塊」、
つまりポリープなどのようなものだったり、
ガンなども範疇に入っています。



当店では、冠元顆粒(かんげんかりゅう)という
血液をサラサラにする漢方薬も扱っておりますが、

冠元顆粒も低血圧のかたでも服用できます。


血液のめぐりがスムーズに流れていけば、
低血圧のかたは元気がでて、
毎日の健康的な生活にも役立ちます。



車でたとえれば、低血圧のかたは、
エンジンの排気量が少ないのですが、
淤血がなくて、電気系統などがスムーズであれば、
車も進みやすいし、故障しにくいとなります。

淤血が進めば、故障(病気)したり
止まったり(死去)することにもつながっていきます。

会社だと淤血が進めば、
「金詰り」になって倒産ですね。。



また生理痛や坐骨神経痛、肩こり、頭痛、痔などの
「痛み」も低血圧のかたでも淤血と認識します。


「黒ずみ」は、顔色が悪いとか
舌の色が暗い感じ、肌に艶がない、
経血が黒い、塊が混じるなどです。

こちらも低血圧、コレステロールが低くても
淤血と認識します。


お分かりになって頂けましたでしょうか?

(きちんと説明しているつもりなのですが、
今ひとつ自信がないです、汗)


でも、K様のような女性のかたは
わりと多いです。

低血圧で、たとえば冷え性で、、、
たとえば生理痛や筋腫があって、、、
という感じになりまして、
その場合には、「このかたは淤血がありますね」と
私たちの漢方では認識しております。




> 「ほや酔明を全部あるだけ下さい」と言います。
>
> ということで、残念ながら私が乗る車両では、
> ほやは私にすべて買い占めれてしまいます。
>
>
> 売り子さんにも、すっかりと顔を覚えられ、
> 「お客さん、この前も乗っていましたね!」と
> すっかり有名人きどりです(笑)

わたしも仕事でよく仙台に行っていたころは、
地下の売店でいつもホヤの干したのを買っていました。
あれは、炊き込みごはんにしてもおいしいですよね。
都内では見かけないのが残念です。
ホヤは、腎に良さそうです。


ははは、K様もほやが好きだったのですね!

男性は「ほや野郎」で女性は「ほや子」になるでしょうか?

(すみません、変な冗談で。。)



仙台などで買う三陸沖のほやの干物は
とてもおいしいですね。

滋養というのでしょうか、味が舌にピピっと刺激して
日本人に生まれた喜びを感じますね。

炊き込みご飯にしても、おいしいということは
初めて知りました。

情報提供ありがとうございます。


ほやは、肝腎に効き目があり、
滋養強壮、疲労回復、精力増強に良いです。


中国漢方では、「血肉有情(けつにくゆうじょう)」
という言葉がありまして、
これは動物生薬のものであれば、
私たちの血となり肉となりで、
効き目も植物生薬に比べて優れているという考えの一環です。



…


3)Kさまから2通目のメール



土屋さま

さっそくのお返事ありがとうございます。

At 10:15 AM +0900 05.11.8, 土屋薬局 wrote:
> 淤血(おけつ)とは、
>
> 総合的な判断が必要になってきます。
> https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin7.htm
>
> ↑ちょうどこのページにあります、
> 淤血度チェック表にありますように、
> 合計何点になるかを計算します。
> そうしますと、かじやま様の場合には、
>
> 1)舌のうらの静脈が紫色っぽく、→5点
> 2)肩こり、肩甲骨の下の張りもひどく、→3点
> 3)子宮筋腫もあり、→5点
> となりまして、13点で「淤血が進んでいる」ということになります。


さらに、手足の冷えもあるんです。

だから15点になりますね(笑)


漢方の本や貴店のHPにも
「淤血が進んでいる…血液がドロドロ・ネバネバ。」とあるので、
低血圧、低コレステロール値で淤血っていうのは???と
なってしまったのでした。


淤血=何らかの原因で血液の流れが悪い状態と考えればいいんですね。

わたしの場合は、たぶん冷えとストレス、じゃないかと思っています。


> 当店では、冠元顆粒(かんげんかりゅう)という
> 血液をサラサラにする漢方薬も扱っておりますが、
>
> 冠元顆粒も低血圧のかたでも服用できます。
> 血液のめぐりがスムーズに流れていけば、
> 低血圧のかたは元気がでて、
> 毎日の健康的な生活にも役立ちます。


わたしは、あまりに肩こりがひどいので、
今朝から、丹参(たんじん)と当帰(とうき)を煎じて飲み始める
ことにしました。

冠元顆粒がおすすめということは、
木香(もっこう)、香附子(こうぶし)のかわりに(手元にないので)、
陳皮(ちんぴ)をいれてもいいのでしょうか。

でも、味がまずそうです(笑)


>
> 車でたとえれば、低血圧のかたは、
> エンジンの排気量が少ないのですが、
> 淤血がなくて、電気系統などがスムーズであれば、
> 車も進みやすいし、故障しにくいとなります。
>
> 淤血が進めば、故障(病気)したり
> 止まったり(死去)することにもつながっていきます。
>
> 会社だと淤血が進めば、
> 「金詰り」になって倒産ですね。。


まえもメルマガで書かれていましたが、この例えはとてもわかりやすいですね。


> また生理痛や坐骨神経痛、肩こり、頭痛、痔などの
> 「痛み」も低血圧のかたでも淤血と認識します。
> 「黒ずみ」は、顔色が悪いとか
> 舌の色が暗い感じ、肌に艶がない、
> 経血が黒い、塊が混じるなどです。
> こちらも低血圧、コレステロールが低くても
> 淤血と認識します。


漢方の本などにも「淤血=血液どろどろ」と書かれているものが多いので、
自分の症状と照らし合わせて、どうも疑問に思ってしまうのです。

> ほやは、肝腎に効き目があり、
> 滋養強壮、疲労回復、精力増強に良いです。



へえ、ホヤってなまこと帰経や効能が似てるんですね。
ホヤについては調べたのですが、わからなかったのです。
土屋さまはこういう食品の帰経や効能を何で調べられているのでしょうか?
教えていただけるとうれしいです。


…


4)2通目のKさまへの返信メール



Kさま、おはようございます。

土屋薬局です。


メールありがとうございました。

返信遅れまして、申し訳ございません。



>さらに、手足の冷えもあるんです。だから15点になりますね(笑)
>漢方の本や貴店のHPにも「淤血が進んでいる…血液がドロドロ・ネバネバ。」
>とあるので、低血圧、低コレステロール値で淤血っていうのは???と
>なってしまったのでした。

>淤血=何らかの原因で血液の流れが悪い状態と考えればいいんですね。

>わたしの場合は、たぶん冷えとストレス、じゃないかと思っています。



あ、そうですね、冷え性とかストレスなどの淤血の
原因があります。


説明が全然と足りませんでしたが、
淤血の発症原因としましては、


1)気虚淤血…気虚+淤血

元気不足で血液が流れにくい


2)血虚淤血…血虚+淤血

血の不足で、血行不良。

川の水が足りないので、流れにくい。


3)陽虚淤血…陽虚+淤血

冷え性で、川の水が凍って流れにくい


4)陰虚淤血…陰虚+淤血

からだが老化して、カサカサで流れにくい。


5)気滞淤血…気滞+淤血


ストレスのイライラで血行不良。


6)痰湿淤血…痰湿+淤血

いわゆる肥満で血行不良。

溜め込みさんです。



冷えとストレスは、


3)陽虚淤血と 5)気滞淤血

となりますね。


冷えに気をつけて、イライラしないことがいいですね。



>わたしは、あまりに肩こりがひどいので、
>今朝から、丹参と当帰を煎じて飲み始めることにしました。

>冠元顆粒がおすすめということは、
>木香、香附子のかわりに(手元にないので)、
>陳皮をいれてもいいのでしょうか。

>でも、味がまずそうです(笑)



丹参と当帰をお持ちですと、
素晴らしいですね。

いやいや、ビックリです。


陳皮は素晴らしいですね。

あとは、サンザシなどもいいと思います。

味がおいしくなるかもしれません。



相当に漢方にお詳しいのですね。

素晴らしいです。

(しっかりと私も勉強しないとですね、汗)



>へえ、ホヤってなまこと帰経や効能が似てるんですね。
>ホヤについては調べたのですが、わからなかったのです。
>土屋さまはこういう食品の帰経や効能を何で調べられているのでしょうか?
>教えていただけるとうれしいです。


実は、私も本で調べたら
ぜんぜん記録されていないのです。

ネットでも情報ゼロでした。


今月末には、中医師の何(ふ〜)先生の漢方相談会が
ありますので、そのときに訪ねておきます。


私の本は、


1)台所漢方 緒形出版 根本幸夫

2)食養生(体によい食事) PHP出版 菅沼栄先生

(私の師匠ですね)


3)自然のクスリ 緒形出版 伊沢一男先生

(もう死んでしまいましたが、私の大学の大先生)


4)東洋医学で食養生 世界文化社 高橋揚子先生

最近出版された本です。



ということで、私の宿題は「ほや」を中医学的に調べることです。

Kさま、いましばらくお待ち下さい。

がんばって調べます。


(編集長 薬剤師、国際中医師 土屋幸太郎)



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●  2.〜〜なっちゃんのつぶやき〜 『・・はぁ、夢か・・』
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なっちゃんのつぶやき


 秋深きを実感する毎日、朝夕の冷気が身にしみます。
寒がり、冷え性の私には、辛い時期に突入しました。
それに今月、私の誕生日!!とうとう、○○才・・・。
気分も凹み気味ななっちゃんです。
 

今回は、今朝の私がみた夢のお話です。

 
私の親戚(いとこ)達と、旅館に泊まりに行きました。
(母親は9人兄弟なので、いとこも多いんです。)
息子や娘は登場しなかったので、きっと留守番でしょう。
 

久々に会ったいとこ達はまだ若く、
みんな20代くらいだったでしょうか。
 

お食事を楽しんで一晩語り、
翌朝、散策しようとみんなで玄関に向かいました。
 
我が家の愛犬“のんちゃん”も連れていたので、
散歩に調度いいし・・・。
 
“のんちゃん”は、私を追って喜んで走ってきたのですが、
私が靴を履こうとしているその時、
“のんちゃん”の「キャーイン、キャン」という泣き声が・・・・。
 
慌てて“のんちゃん”のそばに駆けつけたところ、
旅館の番頭さんらしき人が“のんちゃん”のしっぽをつかみ
引っ張っていたのです。
 
私は驚き、叫ぼうにもなかなか声が出ない。
“のんちゃん”を抱きしめようにも、足がもつれてる。
 
やっと、やっとの思いで、「私の“のんちゃん”だー、やめてー」
と叫びながら、目が覚めました。
 
・・はぁ、夢か・・
あっ、のんちゃん、のんちゃんは、
 
そっと、見てみると
娘が布団を剥いで寝ている横に、
仰向けにのびのび寝ていました。ホッ・・・。
 
目が覚めた私は、
お散歩用のひもをつけてれば良かった。
抱っこして連れてれば良かった。と、後悔。
 
ゴメンネ、“のんちゃん”、ママこんな夢見ちゃって・・・。
 
と、ますますブルーななっちやんでした。



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●● 3.「ハッチ日記 12」  「”驚異の胃袋”」 
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ハッチ日記  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆    
 
 
乳幼児についての悩み・・・、と言ったら、きっと 
1・のまない (おっぱい・ミルク)
2・たべない
3・ねない 
が多いと思います。 
 

しかし!
ハッチの悩みは ”ものすごく食べる” こと。 

 
食事の量は半端じゃないんです。 

年上のお友達よりも食べる・食べる! 食べまくる!! 
食べている最中に椅子から立ち上がって歩き出す・・・、
遊び食べをする・・・、
なんてことは一切せず、
きちんと座り、ずーーーーーーーーと食べている。 

 
もくもくと30〜40分(!)は食べ続ける。 
しかも、毎食デザート付き! 
立派に食事を完食した後、 
「なにたべるぅ〜」 
と笑顔でデザートの催促、
が、おきまりのパターン。

 
ほとんど好き嫌いはなく、なんでも食べるけど、
2歳児がこんなに食べていいのか?? 
と不安になるくらいの量を食べる。 


実際、子育ての本にのっている幼児食のメニューよりも、食べる。


でも、本には必ず 
「子どもによって、食事の量はさまざま。」 
とは書いてあるけど。。。 
でも、でも、でも、こんなにも食べれるのは、
”驚異の胃袋”の持ち主のため???  
 


小食の子どものお母さんからは、
「羨ましい〜!」
と言ってもらえますが、
実際に食事一緒にすると、必ず驚かれます。。。 


 
まぁ現在のところは、身長・体重ともに標準で、
検診などで指摘をされることはないのですが。  
 
些細なことでも、心配事・悩み事にしてしまう私。 
ドーーーーーンと構えていられる母にないたいものです。 
 
 
++++++++++ 
 
 
先日、ハッチと私の妹が遊んでいた時のこと。。。 
 


ドラえもんのチョロQがセロハンテープでグルグル巻きにされているのを見た妹が、ハッチに、 
妹    「これ、壊れたの?」 
ハッチ 「・・・ママが」 
妹    「え?ママ?」 
ハッチ 「ママがこわちたのぉーーーーー」 
 
こんな会話をしていました。 

  
あーーーぁ。 
ばらすなよ、ハッチ。  
でも、そんなことを話しているのを聞きながら、  
ハッチの言葉の成長にちょっぴり感動する私。
 
ハッチ、壊してホントにごめんねーーーーー。     ハッチママ☆

   

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●● 4.『とってもためになる!中国漢方セミナー29』
★『素肌の大敵“乾燥”を防ぐ美容学』の巻★
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中国漢方セミナー NO29

 
『素肌の大敵“乾燥”を防ぐ美容学』の巻

 
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寒くて空気が乾燥する冬の時期は、
肌荒れなどのスキントラブルが起こりがちです。

“乾燥”は、肌だけでなく、髪の毛や目、のどなどにも
影響を与えます。

この冬は美容の大敵“乾燥”を防いで、
健康的な美しさをキープしましょう。


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◇肌は健康のバロメーター


「燥邪」による体の症状

 
木の葉を落とした冬の木立のように、
この時期は人間も空気の乾燥によって、体の水分が失われ、
肌がカサカサしたり、髪の毛がパサついたりしがちです。
 

中医学では、人間のバイオリズムも自然のサイクルに影響を受け、
バランスを保っていると考えられています。
 
秋になると乾燥(燥邪)が始まり、冬には寒さ(寒邪)がプラスされて
血管も収縮し、皮脂の分泌も低下します。
 

秋から冬にかけて、乾燥肌タイプの人以外でもスキントラブルが
おきやすくなるのは、自然環境の変化によるもの。
 

乾燥によって体内の水分が失われている状態を
「傷津傷陰(しょうしんしょういん)」と呼びます。
 

肌荒れや枝毛など以外にも、喉の渇きやかゆみ、便が硬くなる、
尿の量が少なくなるなどの症状が現れます。
 

中医学だけでなく、西洋医学でも「皮膚は内臓の鏡」と言われ、
皮膚に現れる症状から健康状態が分かる「健康のバロメーター」でもあります。


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◇トラブルの根本的な原因を知り


自分の体質にあった適切なケア

 
肌や髪の毛のトラブルも、自分の体質を知って体の中から改善することが、
一番の美容法です。
 
肌荒れや髪の毛のトラブルなどがおきやすい3つのタイプと、
その解消法をご紹介致します。
 

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○「陰虚(いんきょ)タイプ」

 
津液(しんえき)(体液)が不足している状態。


乾燥や心身の疲労などのために体液を消耗し、
体の潤いが失われると熱がこもりやすくなり、
手足のほてりや喉の乾き、肌の乾燥、くちびるの荒れ、肌のハリがなくなる、
手足のひび割れ、皮膚のかゆみ、
舌の色が赤く舌苔は少ないなどの症状が現れます。

 
このタイプの人は、銀杏やユリ根、山芋、はちみつなど、
体に潤いを与える食品を取るようにしましょう。
 

また、βカロチンやビタミンを豊富に含む「沙棘油(サージオイル)」や、
手軽に飲める顆粒タイプの「西洋人参茶」も便利。


→https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin44.htm
「中国漢方美肌法」

→https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin14.htm
「美をもとめて中国から 紅沙棘」

 
・・生活アドバイス・・


中医学では、昼は「陽」、夜は「陰」の時間帯といいます。

十分に寝て陰を養うための夜間に起きて活動していると、
陰分は消耗する一方です。

 
また、辛みが強い酒やタバコを摂り過ぎると、熱が生じて喉が乾き、
やはり陰分が消耗します。
 

そこで、陰虚の人は、夜型生活であるならそれをやめて、
少なくとも午前0時前に寝ること。


そして、酒やタバコを控えることを真っ先に心がけてほしいものです。
 

適度な運動は必要ですが、汗のかきすぎには要注意。
運動後はたっぷりと水分を補給しましょう。


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○「血虚(けっきょ)タイプ」

 
血が不足したり、質が低下している状態。

胃腸が弱く、栄養の吸収が悪い虚弱タイプの人や、ダイエットや
ストレスなどで貧血ぎみの人もこのタイプ。

みずみずしい肌を保つには、栄養をたっぷり含んだきれいな血液が必要です。


血液が不足すると顔色が悪くなり、肌がカサカサしてツヤがなく、
シワが目立ちやすくなります。
 

また、血虚になると、髪の毛も栄養不足になり、枝毛や抜け毛の原因に。
 

このタイプの人は、補血(ほけつ)がポイント。


レバーやあさり、ほうれん草、クコの実、松の実など、
血を補う食品をレシピに加えましょう。
 

中成薬なら、「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」がおすすめです。


→https://tutiya.la.coocan.jp/cosmopolitan.htm#l2
「漢方薬は女性におすすめ」


・・生活アドバイス・・


血虚になる原因の多くは、無理なダイエットや、朝食抜き、
夜更かしなどの不規則な生活です。

 
体質改善の第一歩は、無理なダイエットをやめること、
朝食をしっかりとることから始めます。
 

血虚タイプの人は骨が弱い人が多いので、激しい運動をすると、
怪我をするおそれがあります。
 

緑の中でのウォーキングなど、リラックスできる軽い運動を楽しんでください。
 

食生活では、まず偏食の改善を。

好きなものだけではなく。多種類の食材をとります。
そして不足する「血」を食事から補うことが重要です。
 

特に、黒ごま、黒豆、黒きくらげ、プルーン、レーズンなどの黒色食材や、
にんじん、トマト、クコの実などの赤色食材には、
血を増やす働きがあるので積極的に。

かき、レバー、烏骨鶏(もしくは地鶏)、ほうれん草、
小松菜なども補血作用に優れた食材です。
 

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○「淤血(おけつ)」

 
血の流れが滞っている状態。


血行が悪くなると新陳代謝も悪くなり、顔色もくすみがちに。

シミやソバカス、目のクマなども目立ちやすくなります。

 
淤血の人は、活血(かっけつ)がポイント。


血行を促進させるアジやサバなどの青魚、ニンニク、ネギ、セロリ、
田七人参、紅花などを食べるようにして下さい。

 
「田七人参茶(でんしちにんじんちゃ)」
「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」などもおすすめです。

→https://tutiya.la.coocan.jp/densiti.htm
「優れた活血と止血作用〜田七人参をご存知ですか?」


→https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin7.htm
「あなたの血液はサラサラ流れていますか?」


・・生活アドバイス・・


血行をよくするための生活改善を始めましょう。

まず、適度な運動やストレッチを毎日の習慣にしてください。
 

次に、同じ姿勢を長時間とり続けない工夫をします。


例えばパソコンなら、1時間向かったら2分の休みを入れ、
軽く体操して目も休めるように。

 
そして一日の終わりには、シャワーではなく、
温かい湯船にゆっくりとつかって体を温めます。
 
ときには、温泉旅行に出かけ、広い湯船でリラックスしましょう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
◇誰にでも簡単にできるスキンケア

 
どんな病気でも、
自分の体質とトラブルの原因をきちんと把握することが大切です。
 

病は突然起きるのではなく、「生活習慣病」という言葉があるように、
ふだんの食生活や睡眠や運動不足などが原因になっていることを忘れずに、
できることから少しずつ改善していくようにしたいものです。

 
とはいっても、長年の習慣を変えるのはなかなか大変なことですが、
体質改善のために、不足している食品を必ず一品加えるとか、
特別な道具や設備がなくても簡単にできることを
取り入れていくようにしましょう。

 
例えば、バスタイム。


一日の疲れを癒すバスタイムは、スキンケアにもうってつけです。

日本には、その季節の旬の植物や果物を利用した薬湯があります。
 

昔から「冬至にユズ湯に入ると風邪をひかない」と言われていますが、
ユズ湯には肌を美しくする働きがあり、
ユズの香油成分であるピネンヤシトラールが血行を促進し、
ユズの香りが気分をリラックスさせてくれます。
 

鍋物などに使った残ったユズを輪切りにし、
布袋に入れて浴槽に入れるだけで香りの高いユズ湯が楽しめます。

 
他に、飲むだけでなくお風呂に入れても効果の高いハトムギを使った
ハトムギ湯や、米ぬか湯も肌をスベスベにする作用があります。
 
米ぬかに含まれた脂質やタンパク質が、乾燥した肌に潤いを補ってくれます。

 
他にツヤがなくなってパサつき、枝毛などで傷ついたヘアケアには、
オイルトリートメントを試してみましょう。
 
洗面器一杯分のお湯に、椿油かオリーブオイルを1〜2滴たらして、
リンスした後のすすぎに使います。
 
どれも簡単に入手できるものばかりですから、
今日からさっそく試してみませんか。
 
体の中と外からしっかりケアして、
乾燥に負けないスベスベの肌を手に入れましょう。


※中国漢方には症状によって、この他にも様々な処薬があります。
詳しくは、当店へご相談下さい。



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●● 5.編集後記 「大きかった…」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


一昨日に私は夜のプール帰りに、長年の習慣である
雑誌「週刊プロレス」と「週刊ゴング」を探しに夜のコンビを探しに
車を走らせていました。


自慢しますと、私は「週刊プロレス」を創刊3号から読んでいるという
愛読者でもう20年以上前の中学1年生からの熱心な読者です。

学生時代には、盲腸で大田区の牧田総合病院で10日間入院したときにも、
ベッドの上で「週プロ(週刊プロレスの略称)」を読んでいて、
バナナを持ってお見舞いに来た友人たちも
「コータローは凄い」と関心されたものです。(爆)


東京では、今は水曜日に発売でしょうか?


山形は、1日遅れで週刊誌がきますので、
木曜日が発売なんです。


今週号は、「ハッスル」に和泉元彌とか、
インリン様、レイザーラモンHG(元学生プロレス王者)などが
(なんて濃いメンバーなんだ)、
登場したようで人気があってなかなかゲットできませんでした。


プールがあるセントラル・スポーツをスッキリとして出て、
とりあえずに隣町の天童市のコンビニに行くことにしました。


東根市のセントラル・スポーツの周りには、
東根工業高校などがあり、高校生がプロレスファンがいますので、
すぐに売り切れるので、隣町に狙いを定めたのでした。



1)1軒目のコンビニ


1件目のファミリーマートは、撃沈。

あえなく牛乳とか豆乳のたんぱく質を購入するだけにとどまる。

そこのファミリーマートでは、
ファミリマートのジャンパーに3人のサイン入りのものが
壁に飾ってありました。


よーく、見ると、天童市が本拠地のバレーボールチーム
「パイオニア・レッドウイングス」の全日本でも有名な「佐々木みき」選手
の文字がかろうじて読み取れます。


そのジャンパーの左隣には、選手全員のサイン入り色紙があります。


かっこいいな〜とブツブツ思いながら、
再度「週刊プロレス」最新号を入手するために、
今度はしばらく走ったところにある13号線近くのセブンイレブンに行きました。



2)2軒目のコンビニ


ときは、午後11時10分


しますと、そうしますと、
セブンイレブン店内のレジの周りには、
見たときがある大きな女性の影が2つあります。



「佐々木みき選手」がいるではないですか!?!


ビックリで、たまりませんでした。


その隣には、そうです、あの全日本でも有名な
「栗原恵選手」もいました。



佐々木みき選手は、私と同じくらいの身長なのですが、
(でももちろん私より大きいですよ、私は身長178cm)、
栗原選手はとんでもなく大きいです。
(栗原選手は186cmです)


足のまたの付け根が、私のお腹のへそくらいの感じです(爆)


佐々木選手も栗原選手も練習後のようで、
ジャージとでもいうのでしょうか、スポーツのかっこをしていました。

東北パイオニア様引用させて頂きましてありがとうございます。


栗原選手は顔は私の大きさの半分くらいで、
体もスマートですごくスタイルがいいんです。


やっと見つけたお目当ての「週プロ(週刊プロレス)」を持ちながら、
栗原選手と佐々木選手の次のレジ待ちしながら
ある意味、プロレス会場でジャイアント馬場を見たときと
同じような衝撃を受けて帰路につきました。


セブンイレブンに入る前から、頭の中でバレーボールのことを考えていたら、
本物の選手たちがいたので、ビックリしましたし、
一瞬のタイミング、「縁」というものもあるんだなと思いました。

(パイオニアレッド・ウイングスは天童市に本拠地があり、
選手たちも街に住んでいるために、私のように
見かけることがあるそうです)


がんばれ!パイオニア・レッドウイングス!






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