『土屋薬局 中国漢方通信 メールマガジン vol.31』


★自分自身の漢方の寒熱を見極めましょう!★



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● 目次


1.「自分自身の寒熱を見極めましょう!」

2.〜〜なっちゃんのつぶやき〜 『だから冬は大嫌いです。』

3.ハッチ日記 14…「どんなことをするようになるのかな〜」

4.『とってもためになる!中国漢方セミナー31』
★『中医学で見る体質と食べ物の性質』の巻★

5.編集後記 「木賊(とくさ)に泊まりました」


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●●  1.「自分自身の寒熱を見極めましょう!」
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今回のコラムでは、『とってもためになる!中国漢方セミナー31』では、
★『中医学で見る体質と食べ物の性質』の巻★を特集しております。


中国漢方では、体質を大きく分けまして、
「寒熱(かんねつ)」に分けます。



■◇寒証タイプ◇■

・寒がり
・顔色は青白い
・手足の先が冷える
・胃腸が弱く下痢しやすい
・尿の量が無色透明

→おすすめの漢方薬
「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」など

https://tutiya.la.coocan.jp/cosmopolitan.htm#l2


■◇熱証タイプ◇■
・暑がり
・赤ら顔
・ノドが乾きやすく、冷たい飲み物が好き
・尿の量は少なく、色が濃い

→おすすめの漢方薬
「瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)」など

https://tutiya.la.coocan.jp/colm7.htm


上記の文章は、コピーして貼ったものですが、
まずご自身でも自分は、「冷える体質」なのか
または「のぼせる体質」なのかを見極めます。

それから毎日の食事や運動、睡眠などを
自分の体を尊敬して、長持ちさせるためにも、
(BY バレンタイン監督)
自分でチョイスして健康をつくっていきます。


ここが、中医学(中国漢方)の面白いところで、
ビタミンや炭水化物などの現代栄養学から抜け出した、
自分だけの「薬膳」を実行することができます。



もう一つ引用しましょう。


…

例えば、秋はナスがおいしい季節ですが、ナスは「涼」の食べ物。

でも焼きナスにしたり、「温」のショウガやネギを薬味に加えて食べると、
ナスの「涼」の性質が緩和されるというわけです。

しかし、熱証タイプだからといって体を冷やす物ばかり食べていると、
逆に体を壊す原因にもなります。


…

「秋ナスは嫁に食わすな」とありますが、
これは1)「意地悪説」と2)「「中医薬膳説」があります。


2)「中医薬膳説」では、秋ナスを食べると体を冷やすので、
これから子供を生もうとするお嫁さんは、
お腹を冷やさないほうが良いとなります。

ナスは、生ものでは「涼性」ですが、
焼くと「平性」になります。

また生姜やネギなどの「温性」のものを薬味にすれば、
お腹を冷やすことなく、おいしく秋ナスを食べることができるのですね。

先人たちの知恵は素晴らしいと思います。



冷える人は、からだを冷やさない生活、
ファッション、食事などを。

のぼせる人は、あまりのぼせないような食事、
睡眠、運動などを。


これらをパズルのように組み合わせると、
いざ病気の場合でも自然治癒できる環境が整ってきます。

少しでも今回の中国漢方セミナーが
参考になれば幸いです。

(編集長 薬剤師、国際中医師 土屋幸太郎)



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●  2.〜〜なっちゃんのつぶやき〜 『だから冬は大嫌いです。』
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なっちゃんのつぶやき


底冷えのする毎日でございます。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。


雪が積もると朝大変、一仕事しなきゃいけないんです。

車の雪掃き、駐車場の雪かき、暖気運転・・・。

ただでさえ、起きれないのに・・・。


それに道路はツルツル、みんなノロノロ運転。

通勤するのも出かけるのも、通常の倍、時間はかかるし・・。


だから冬は大嫌いです。


山形の人はみんな、スキーが出来ると思っている方が
いらっしゃるようですが、私は、小学校の授業でミニスキーと
自然の家でのスキー合宿でしかしたことがありません。


この寒いのに、わざわざますます寒い所に行くなんて、
私には考えられません。

だから、うちの子供たちも授業でしかスキーは知らないはず!
スキーに行きたいなんてことも聞いたことがありません。

冬で良いとこ?

う〜ん、思いつかない・・。

寒いと動きたくないから、うちも汚いような気もするし・・・。


今度、生まれてきたら、雪の降らない暖かいところで
生活したい!!

強く強く願望します。



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●● 3.ハッチ日記14 「どんなことをするようになるのかな〜」
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ハッチ日記  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆     
 
 
2005年も残すところあとわずかになってきましたね。  
 
 
この1年でハッチは、
数種類のベビーサインを使い、
指をさしながら「あー、あー、あー」と話していたのが、
言葉を使えるようになりました。 
 
2歳の誕生日を過ぎたらころから話しだし、 
今では私に、こんなことを言ってきます。 
 
食事をしている時は、「いっぱい、もぐもぐしてたべてね。」    
             「ふーふーして、たべてね。」 
             「おみずも、のんでね。」 
 
手を洗っている時は、「おみず、じゃーじゃーださないでね。」   
 
運転している時は、「しんごう、あおですよ。」   
            「あっちのしんごうは、あかですよ。」  
 
トイレから出てきた時には、「ぺーぱー、どうじょ。」 
 (いまだにトイレに後追いしてくるハッチ。 
  一緒にトイレに入ってくるか、
  出てくるのをドアの前で待受けています。 
  そして、出てくると予備のペーパーを差し出してくれます。。。)  
  
私が留守のとき「おやつ何食べた?」と聞くと、 
「ゼリーと、みかんとーーー。のりまきぃ!」 
と答えてくれたり。 
 
話すことも、走ることも、ウソ泣きも上手になり、   
すっかり、乳児から幼児になりました。
 
はっちと一緒に笑ったり、泣いたり、怒ったりした、幸せな一年でした。 
来年はどんなことを話、どんなことをするようになるのかな〜。  
 
 
++++++++++ 
 
 
これからますます寒さが厳しくなりますね。  
ハッチは鼻風邪をひいています。 
 (今傍で、
  「はなみじゅ、でちゃったー。ふいてくだちゃーーいっ!」 
  と騒います。 
  子どもの鼻風邪って、なかなか治らないんですよねーー。)
悪化させずに、年を越さなくては。 
皆様もお身体にくれぐれも気をつけて、よいお年をお迎えくださいね。 
 
 
++++++++++ 
   
 
ハッチの来年の目標は、
”鼻ちーーん” (鼻かみ)が出来るようになること! 
そして私の目標は、 
寝かしつけの時に、自分が先に寝ないこと!  
のハッチママでした☆ 
 

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●● 4.『とってもためになる!中国漢方セミナー31』
★『中医学で見る体質と食べ物の性質』の巻★
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とってもためになる中国漢方セミナーNO31

『中医学で見る体質と食べ物の性質』の巻


私たちが毎日何気なく口にしている食べ物に、体を温めたり、
冷やしたりする性質があることをご存知でしたか?

今回は、食物の性質と健康をテーマに、
暮らしの中で気軽に応用できる方法をご紹介します。


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◆陰と陽のバランスの崩れが病に。

中医学の基本は「八綱弁証(はっこうべんしょう)」


今回は、「五行学説」と並んで、漢方の理論も支える
もう一つの自然観である「陰陽説」をご紹介します。

宇宙の森羅万象はすべて「木・火・土・金・水」の五つの特性を持っていて、
人間の体の機能もこの五つの特性を備えており、
その調和が保たれることが健康につながるというのが
「五行学説」です。

これから説明する「陰陽説」も漢方を理解する上で、
とても大切な自然哲学です。



「陰陽」という言葉は、ふだんの会話でもよく出てくる言葉ですね。

例えば、性格を表す時にも「陰気な性格」とか
「陽気な性格」と言い表すことがあります。


他にも、電気には陽極(+)と陰極(−)がありますし、
太陽が陽なら月は陰、
男性が陽なら、女性は陰というように、
「陰陽説」は私たちを取り巻く自然界に存在するすべての物事に
当てはまります。

夜(陰)が明けて、昼(陽)が巡ってくるように、
光がなければ影もまた存在しないように、
人間の体も陰と陽のバランスによって健康が保たれ、
このバランスが崩れた状態になると病気になるというのが
「陰陽説」の考え方です。


さて、中医学では、病気の人を診断する時に、
五感を使ったさまざまな方法で情報を集め、病気の原因を追究し、
治療法を検討していきますが、その時に使われる判断基準の一つに、
この「陰陽説」を応用した「八綱弁証」があります。


「八綱弁証」は、最も基本的な判断基準で、陰陽説を応用した人体の観察法です。


「八綱弁証」の“八綱”は、
「表裏(ひょうり)」「寒熱(かんねつ)」「虚実(きょじつ)」
「陰陽(いんよう)」の八つの基準のことを指します。


表と裏、寒さと熱さ、虚と実、
どれもプラスとマイナスの対立する意味を持つ言葉ですね。


これを中医学の診断方法に当てはめてみると、
まず「表裏」は、病気の位置を表します。

例えば、皮膚や筋肉、関節などといった
体の浅い部分(体表部)が病気のもの は「表証」、
内臓疾患など内臓系の体の深い部分が冒されたものを
「裏証(りしょう)」と呼びます。


「寒熱」は、病気の性質が寒性のものか、熱性のものかを判断するもので、
寒性のものを「寒証」、熱性のものを「熱証」と呼びます。


「虚実」は、人間の抵抗力(正気)と病気(邪気)の力関係、
あるいは栄養が不足なのか、過剰なのかなどを判断し、
正気が不足している場合は「虚証」、
邪気が過剰の状態を「実証」とします。


以上の六つの基準は、それぞれ「陰陽」に当てはまり、
「表、熱、実」は陽に、「裏、寒、虚」は陰の性質に属します。


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◆あなたはどのタイプ?

冷え性の「寒証」と熱感の「熱証」


「寒熱」が病気の性質を判断するもので、寒性のものは「寒証」、
熱性のものは「熱証」と言うことはもう分かりましたね。


ただし、ここで注意しなくてはならないのは、寒証と熱性を見分ける時には、
実際の体温とは何も関係ないということです。


例えば、いくら体温が高くても、ゾクゾクする寒気を感じて、
温かい物がほしい場合は、寒証となります。

では、寒証と熱証を判断する基準を紹介しましょう。


まず「寒証」の特徴は、“冷え”です。

手足の末端が冷たく冷え性で、温かい食べ物や部屋を好み、
冷たい風や寒さに弱い。

顔面は蒼白ぎみで、尿の量が多くて無色透明であること。
胃腸が弱く、軟便である。


「熱性」は熱感が特徴で、暑がりで体が熱っぽく、
のどが渇きやすく、冷たい飲み物を好む傾向がある。

赤みをおびた顔色で、尿の色は濃く、量も少ない。

便秘気味である。といった症状があります。


以上のことから、自分が病気になった時、どのタイプか、
または特に体調が悪くない場合でも、現在どちらかの特徴に当てはまるとしたら、
陰陽のバランスが崩れているなと思って下さい。


もちろん、これだけで病気になるというわけではありません。


「寒証」と「熱証」は、あくまでも自分の体質を判断する
一つの基準でしかありませんが、これを頭に入れておくと、
ふだんの食生活でバランスのとれた体にするための改善法を
取り入れることができるのです。


■◇寒証タイプ◇■

・寒がり
・顔色は青白い
・手足の先が冷える
・胃腸が弱く下痢しやすい
・尿の量が無色透明

→おすすめの漢方薬
「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」など

https://tutiya.la.coocan.jp/cosmopolitan.htm#l2


■◇熱証タイプ◇■
・暑がり
・赤ら顔
・ノドが乾きやすく、冷たい飲み物が好き
・尿の量は少なく、色が濃い

→おすすめの漢方薬
「瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅう)」など

https://tutiya.la.coocan.jp/colm7.htm


◇食べ物や調理法で改善
食物の五つの性質を利用する


食べ物には、「酸・苦・甘・辛・鹹(かん)(塩辛い)」の五味があり、
この五味は、それぞれ五臓と関係があります。

食べ物にはこの他に、五つの性質である「寒・涼・熱・温・平」を持っています。

簡単に言うと、食べ物には体を温める性質の物と
冷やす性質の物があるというわけです。


「寒」は体を冷やし、鎮痛や消炎作用があり、
「熱」は体を温め、興奮作用を持っています。


「涼と温」は「寒と熱」ほど強力な作用はありませんが、
いずれも字が表すような性質があります。

「平」は寒熱」のどちらでもない穏やかな性質です。


つまり、ふだんの生活の中で、寒証タイプの人は体を温める食物をとり、
熱証タイプの人は、体を冷やす食べ物でも、煮たり、炒めたり、
火を通して調理することでその食べ物の性質を緩和することができます。


例えば、秋はナスがおいしい季節ですが、ナスは「涼」の食べ物。

でも焼きナスにしたり、「温」のショウガやネギを薬味に加えて食べると、
ナスの「涼」の性質が緩和されるというわけです。

しかし、熱証タイプだからといって体を冷やす物ばかり食べていると、
逆に体を壊す原因にもなります。


“過ぎたるは及ばざるごとし”というわけです。

ふだんの食生活で大切なのは、やはり偏りのないバランス。


同じ素材でも組み合わせや調理法の工夫で、
自分に合った食生活を送ることができます。

食べ物の性質と自分の体質をきちんと把握して、
陰陽の調和がとれた健やかな体づくりを目指してみて下さい。


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◆□食物の漢方的性質□◆


【温熱性の食べ物】→体が冷めている時に食べる
・にんにく ・にら ・かぼちゃ ・みかん ・くり ・黒砂糖 ・うなぎ
・牛肉 ・羊肉 ・とり肉 ・焼いたニンニク

【平性の食べ物】→冷ますことも、温めることもせず、偏らないもの
・イモ類 ・きくらげ ・たまご ・豚肉 ・リンゴ ・ぶどう ・ごま
・とうもろこし ・いちじく

【寒涼性の食べ物】→体が熱い時に食べる
・ナス ・キュウリ ・レモン ・トマト ・カキ ・バナナ ・昆布
・大根 ・ほうれん草 ・スイカ


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中医学では、『五つ』が基本!


「五臓」、「五色」、「五味」などというように、中医学では「五」が
キーナンバーとなっていることを、知っていますか?


物事のすべてを陰と陽で説明する「陰陽説」とともに、
自然界のあらゆる物事を
「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水 (すい)」の
五つの要素の相互関連で説明しようとする「五行説」が、
中医学の理論を支えています。

これらは中国古代の自然科学です。

五行の「五」は“気”のありさまを指し、
「行」は“巡る”という意味をもっています。

陰陽説と五行説が結びついて
「陰陽五行説(いんようごぎょうがくせつ)」となり、
健康を守る医療に応用されるようになりました。

陰陽説では、陰と陽のバランスを考えますが、
五行説においても、互いに助け合う「相生(そうせい)」という力と、
相手を抑制する「相克(そうこく)」という力のバランスを重視します。

相反する「相生」と「相克」のバランスがとれているときが、
健康な状態です。


※中国漢方には症状によって、この他にも様々な処薬があります。
詳しくは、当店へご相談下さい。



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●● 5.編集後記 「木賊(とくさ)に泊まりました」
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月に一度は、温泉宿を選んで泊まり、
プチ湯治をして現世から逃れようと、
毎月密かに決行しております。

さて、先週に泊まった宿は、
木賊温泉 井筒屋旅館です。


木賊は、「とくさ」って発音します。


私の敬愛する福島県会津地方の一番と奥、
もう隣は尾瀬か山越えで新潟かの、
素晴らしいところに位置しています。

井筒屋さんの泊まったら、
「奥会津」とポスターにありましたが、
木賊は自然が豊かなところです。


まだ紅葉の時期は行ったことがないのですが、
それ以外の季節では、今回も含めまして、
「冬、春、夏」と3シーズンをそれぞれ、
日帰りで7〜8回くらいは訪れています。

それくらいに好きなところです。


私の「心の聖地」と言っても過言ではありません。


温泉ファンとしては、井筒屋さんには、
全国でも珍しい「足元湧出温泉」があります。

これは、温泉が足元から
ポンプアップせずに自噴してくるという、
奇跡的な状況なのです。


お湯が生まれたばかりのバージン・オイルと言うのでしょうか、
とにかく鮮度が良く、生きているのです。

温泉は、鮮度が命です。


さて、川沿いの井筒屋さんの隣には、
こちらも温泉ファンには名高い
「河原の共同浴場」があります。

こちらは、一般のかたは200円で、
宿泊者は無料で入れる有難い共同浴場です。


ここも「足元湧出温泉」です。

地底から、温泉が沸いています。


いつものシーズンは、温泉ファンでない人も多数いて、
混んでいて、しかも「お腹が妊婦さんのような」
しかも「ビールのロング缶」を飲みながら、
敬愛なる温泉に酔いながら入っているオジサンたちとか、
バスタオルで温泉に入りながら「冬のソナタ」などの
ドラマの話題をするオバサマたちが占領することが多いのですが、

私が木賊を訪れた先週の土日は、

「おおゆき」でした。


いつもの共同浴場は、誰もいませんでした。


土曜の午後に1時間、その日の夜に1時間、
帰る日に30分とその「河原の共同浴場」に行きましたが、
いつも私一人きりで独占でした。


そとは、物凄い豪雪なのに、
温泉は地底から湧き出て、
冷えた体を温めてくれます。

過去、最高に素晴らしいお湯でした。


木賊に感謝、素晴らしいもてなしの井筒屋さんに感謝、
温泉に感謝・感激です。

また行こうと心に決めて帰路につきました。


途中、日光街道を走りながら、
湯野上温泉あたりまでは良かったのですが、
会津若松市などの都市部に入ると、
急に木賊の大雪の中、
お父さんとお兄ちゃんと弟でお客さんの
駐車場の周りを雪かきしている姿とか、
大雪の中を頭を真っ白にして玄関に到着した私に
白いタオルを差し出してくれた若女将さんのやさしい心遣い、
すごくおいしかった料理などが頭の中にフラッシュバックして、
「ああ〜帰りたくないよ〜」と思ってしまいました。


やはり名湯でも、心遣いなどの
前回のメールマガジンで言うと、
「センターピン理論」では、
「ホスピタリティ」がないと
駄目なんだな〜と思いました。

(公言できませんが、ぜんぜん「もてなし」の無い
旅館もありますよ。
その場合には、二度と泊まりませんし、
頭の中では思い出が消去されるのです。
良かった旅館は、その旅館を友人たちに
誉めて自慢して、お勧めするのです)


私自身の仕事の薬局でも、
「ホスピタリティー」をもっと持たねばと思った、
木賊の思い出でした。

ああ、また行きたいです(笑)





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