不正出血と漢方薬について〜高プロラクチン血症で妊娠
〜卵巣嚢腫と冷え性の話題




山形県東根市神町 土屋薬局 薬剤師・不妊カウンセラー、国際中医専門員A級(中国政府認定)・
NPO法人日本不妊カウンセリング学会会員 土屋幸太郎


不正出血と漢方薬について〜高プロラクチン血症のかたのご懐妊〜卵巣嚢腫と冷え性の話題


2004年12月のココログ版ダイジェストです。

今回は「不正出血と漢方薬について」「嬉しいお知らせです(高プロラクチンの方ののご懐妊」
「今日の嬉しいお知らせです」「ココログプラスにしました」「突発性難聴が治った話です」
「卵巣嚢腫と冷え性の話題(生理時の養生法)」をお届けします。



不正出血と漢方薬について

こんにちわ。土屋です。

土屋薬局では、不正出血のご相談も多いですので、
今回は「不正出血対策の漢方薬」を紹介させて頂きます。


30歳の女性の方で、OLをされています。

1年前からほぼ毎月に排卵期に不正出血するようになりました。

不正出血は、毎月3〜4日で終わりますが、数ヶ月前は10日間くらい続いてしまいました。

また生理の前には、1週間くらい前から胃腸の調子が悪くなりやすいです。

2日くらいまでは、軟便気味になりやすいそうです。


ここで、排卵期の不正出血の説明をします。

排卵期には、卵巣から放出されるホルモン(エストロゲン)が一時的に減少し、
それに伴って子宮内膜から少量の出血が起こる場合があります。

ストレスなどが加わることで、ホルモンの減少する量が多くなれば、
出血量もさらに増えてくるようになります。

また、排卵という現象自体が、卵が卵巣の表面を破って出てくるものであるため、
この時に起こる出血が卵管、子宮を伝わって流れ出てくるとも言われており、
以上のような理由から排卵期において、少量の出血が見られることは、
不思議なことではありません。

検査の結果、ホルモンバランスの崩れということであれば、心配は要らないことが多いのですが、
排卵期の不正出血が毎回続くような場合には、やはり不妊の原因になりやすいですので、
解消できたほうが安心です。


中国漢方では、長期間に渡る不正出血は「崩漏(ほうろう)」としていますが、
当店からは「当帰を主成分にした漢方薬」と補血剤をお勧めさせて頂きました。

1日2回、朝食前(起床後すぐ)と寝る30分前の服用です。


漢方を始めて2ヶ月を過ぎたあたりから、排卵期の不正出血が改善されました。

たまに不正出血があるときもありますが、現在までにはだいぶ良くなっています。

結婚されていますので「老化を予防する漢方薬」もお勧めしましています。

更なる不正出血対策と早いご懐妊を目指して3種類をお勧めしている状況です。



では、「当帰を主成分にした漢方薬」と「補血剤」の説明をしましょう。


「当帰を主成分にした漢方薬」は、婦人の聖薬と呼ばれる「当帰(とうき)」を中心とした「養血調経」の効能があり、
生理のリズムを整えて生理不順の解消に役立ちます。

当帰には、「補血活血」の効果がありますので、血液を養いながら血行を改善していきます。


また「当帰を主成分にした漢方薬」には、「阿膠(あきょう)」が配合されています。

阿膠は補血剤、止血剤の代表です。

つまり「当帰を主成分にした漢方薬」には、当帰の「補血活血」と阿膠の「補血止血」の効能がありますので、
月経時の出血が止まらないなどの不正出血状態を解消しながら、
貧血状態も解消するという優れた処方になります。

婦人病を治す基本の方剤が「当帰を主成分にした漢方薬」になります。


「補血剤」は、脾胃という消化器官を丈夫にして、体の「元気」を生み出すと同時に、
「血(けつ)」も一緒に補うという優れた処方です。

胃腸が弱い場合には、「脾不統血(ひふとうけつ)」と言って、血液を保てなくなり、
婦人の慢性の不正出血に限らず、各種の出血の病気になりやすいのです。
(鼻血や歯槽膿漏、紫斑病などもそうです)

脾胃の力が不足すると、「気」を保てなくなるので出血が起こるという分けです。

また、言い換えますと「気」の「摂血(せっけつ)」機能が弱まれば、
「気」の「バリア力」が不足しますので、大事な血液が漏れていくのです。

補血剤は、不正出血を改善しながら、血も補っていくという素晴らしい処方です。


少々、長い説明になりましたが、上記の理由により
婦人病改善の基本方剤の「当帰を主成分にした漢方薬」と「補血剤」をお勧めさせて頂きました。






嬉しいお知らせです。(高プロラクチン血症のかたの妊娠)

こんにちわ。土屋です。

山形は、12月に入ってからも平野部では初雪が観測されずに
暖かい日が続いております。

今日の嬉しいお知らせです。

「9月に元気な男の子を出産しました。
今となっては、妊娠できないんじゃないかとすごく悩んでいたことが
うそのように思えます。毎日、育児を楽しんでいます。
悩んでいたときに、まわりに相談できる人がいなかったので、
色々と資料を送って頂いたり、
連絡を頂きまして、気持ちが楽になりました。ありがとうございました」


B子さんは、30歳です。

潜在性高プロラクチン血症と診断されまして、カバサールを週に1回服用しています。

半年間服用するようにと言われています。

足だけ冷たくて、毎年しもやけになりやすいです。

食欲は正常で、たまに便秘になりやすいです。

今現在は、葉酸と亜鉛のサプリメントを服用しています。


B子さんには漢方薬2種類をお勧めさせて頂きました。


脳下垂体から分泌される プロラクチンというホルモンには、
乳汁の分泌を促す働きがあります。

授乳中には 月経がこないことでも分かるように、
このホルモンには、排卵や月経を抑える作用があります。

プロラクチンが大量に分泌された状態を 「高プロラクチン血症」といい、
不妊の原因のひとつとなっています。

黄体期に胸が張りやすく、乳汁分泌などの症状が表れることもあります。


東洋医学では、古くか漢方薬を断乳(授乳をやめること)に使ってきた経験から、
高プロクチン血症の患者さんに応用したところ、かなりの率でホルモンの状態が
改善することがわかってきました。

かなりの確立で、チャンスが広がりますので、
妊娠しやすくなってきます。


さて、B子さんは漢方薬2種類を服用しまして、3ヵ月後に嬉しいことですが、妊娠できました。


「毎日欠かさず服用しています。そのお陰か、信じられないのですが妊娠できました。
5週目と産婦人科で言われました。ありがとうございました。
ただ心配なのが、生理痛のような軽い痛みがあります。
先生からは流産しやすいので気をつけるように言われました」


そのような経過で嬉しい報告を頂いて喜んでいるところです。

冬のサクランボの木です(12月9日撮影)

春を夢見て、力を貯えています。



今日の嬉しい話です。

こんにちわ。土屋です。

今日の嬉しい報告です。

今日も、3人のかたの嬉しい報告がありました。

2人のかたは妊娠されていました。

(一人のかたはだんな様の精子が驚異的に良くなり、人工授精2回目の段階で妊娠でした)
(もう一人のかたはプロラクチンが50くらいの高めの人が妊娠しました)
また1人のかたは無排卵だったのですが、半年振りに排卵して高温期がしっかりとあって生理がきました。

ということで、業務に励んでいるところです。

メモ書きのようなアップで恥ずかしいのですが、経過報告をさせて頂きました。

希望がもてるコラムになりましたら幸いです。



ココログプラスにしました。

こんばんわ。土屋です。

今日は、土屋薬局がある東根市でもチラチラと雪が降りました。

積もりはしませんでしが、ぐっと寒さが厳しくなってきています。

さて、今日の一日の出来事としましては、ココログベーシックから
ココログプラスにバージョンアップしました。

スタイルやデザインや今までのままですが(色など変えようと思いましたが、
しっくりくるデザインが無かったのでこのままにしました)、
日付などが記事の上に載っていますので、今までよりも見やすくなったのではないでしょうか。

ココログプラスにして良かったなあと思ったことは、「アクセス解析」が出来ることです。

初めて「アクセス解析」というものを見たのですが、
検索した用語などやブックマークからお読み頂いたのかが分かるのですね。

ちょっとビックリでした。

「ココログ版土屋薬局 中国漢方通信」は、今日の3時間ぐらいのデーターでは「ブックマーク率」が47lでした。

固定の読者のみなさまがいることで、恥ずかしいやら、緊張するやらで、
「更新する意欲」が沸いてきました。

これからもがんばりますので、どうぞよろしくお願い致します。


さて、今日は土曜日でしたので漢方相談が一日忙しかったです。


女性のかたのご相談が多かったです。

ダイエット関連のご相談が2つ(ホルモンの関係と妊娠時の便秘と肥満)。

突発性難聴の漢方相談のかた。慢性の耳鳴りのかた

子宮内膜症のかた(生理痛がだいぶ軽減しています。良かった、良かったです)

足腰を丈夫にして、痛みを軽減する漢方相談。

体外受精へ成功するための体づくりの漢方相談。
(当店が得意とする相談で、良い結果がでています)

流産後のプロラクチンの乱れ(高プロラクチン血症)、乳汁が止まらないご相談。

卵巣嚢腫のご相談。

などでした。

電話相談なども多かったです。

当店がお役にたてれば幸いです。

店内は暖房が効いていますので、暖かい環境のもと3つ目の綿の誕生です。

自然って不思議ですね。観察していて楽しいです。




突発性難聴が治った話です。

つい最近、嬉しいお話がありましたのでご紹介させて頂きます。


67歳の女性のお客様です。

突発性難聴のご相談で来店されました。

入院せずに通院で治療をしました。

ホルモン剤の点滴を2日間したあとに、メチコバールを服用中です。

今は耳鳴りがつらいです。

MRIで脳の検査もしましたが正常でした。

テレビの雑音のようなザーッという音です。

右耳は、左耳から比べますといくらか聴力が落ちています。

周囲の雑音があれば気になりませんが、
静かな環境になりますと耳鳴りが気になります。

眠るときにも気になります。

ですから、入眠するときに時間がかかるそうです。

肩こりや眼精疲労もあります。

食欲はあります。

お通じやお小水は問題ございません。

寒がりですが、冷え性はありません。

舌ベロは、やや淡く少し暗い感じがします。
苔は白い苔が少し多いようです。


さて、当店からは耳鳴丸と「ストレスを緩和する漢方薬」をお勧めしました。

耳鳴丸は1回9丸、「ストレスを緩和する漢方薬」は1回2錠の服用です。

1日2回、食前や食間などの空腹時にぬるま湯(白湯)で服用します。

(「不快な耳鳴りを何とかしたい!」と「耳鳴りと漢方」も参考になりましたら幸いです)


耳鳴丸は、肝腎を丈夫しますので「若返りケア」にもなり、
高齢者に多いタイプの耳鳴りや突発性難聴に効果のある漢方薬になります。

老化は、目や耳、足腰、血管などさまざまなところに起こります。

漢方の良い面でいえばアンチエイジング効果がありますので、
耳鳴りを改善するには「体の中からの若返り」を利用すれば良いわけです。


「ストレスを緩和する漢方薬」は、養血安神・清熱除煩の効能があります。

五臓の心(しん)や肝(かん)の血液不足を解消し、
血(けつ)の寧静・安静作用によりリラックスして眠れるようになってきます。

寝つきが悪い、眠りが浅い、多夢、動悸、めまい、いらいら、のぼせ、
夜に寝汗をかく、口渇などの症状に応用されます。

突発性難聴のような急性の耳鳴りなどは、
ストレスやイライラなどの肝気の上昇も関係しますので、
耳鳴丸のような補腎薬に「ストレスを緩和する漢方薬」を併用することも効果的です。

(土屋薬局メールマガジン「秋の夜長の不眠」でも、ちょっと解説していますので参考にしてください)

「ストレスを緩和する漢方薬」は不眠や入眠障害対策としてお勧めですし、
また耳鳴りがひどくて眠りづらい、精神的に不安や緊張が解けないときに
耳鳴丸と一緒に併用すれば良い効果を上げていきます。

肝臓の経絡は耳の周りを通りますので、
肝臓強化や肝臓の緊張を弱めることが、突発性難聴の解消に役立つのですね。


難しい解説が続きましたが、このお客様のコメントです。

「先日耳鳴りがひどくて耳鳴丸と「ストレスを緩和する漢方薬」を頂きました。
半月くらいで薄皮を剥ぐようによくなってきました。
今はまったく普通になり薬は忘れています。
服薬中、のど風邪に罹りましたが、耳鳴りのぶり返しが無かったですので感謝しています」


お店に先日来店されたときには、完全に治っているとのことでした。

1ヶ月間治療をしていても残っていたつらい症状が治り、聴力も戻ったそうです。

耳鳴丸はもう服用しなくても大丈夫だそうです。

ただし、入眠することが大変なことが続いていますので、
引き続き「ストレスを緩和する漢方薬」をお続けして頂くことになりました。

私自身、良かったなあと思っています。




卵巣嚢腫と冷え性の話題(生理時の養生法)

昨日の23日(祝日)は、当店では中医師の何(ふー)先生をお迎えしまして、
漢方相談会を行いました。

大変と好評のうちに終わることができまして、ほっとしているところです。

相談会で多かった内容は、卵巣のトラブルのことでした。

12日〜20日まで中国出張だった上海出身の何先生がおっしゃるには、
中国では子宮内膜症や卵巣発育不良(先天性)の疾患が多く見受けられるそうです。

日本では、卵巣疾患が多いようだとおっしゃっていました。

その要因としましては、中医学的に考察すれば、
足元を冷やすような生活や冷え性と関連があるらしいです。

足の裏のツボには、湧泉があります。

湧泉は、ちょうど土踏まずのところにあり腎の経絡のツボです。

はだしなどで足元を冷やしていると、
湧泉から寒邪(かんじゃ)という寒さの邪気が入ります。

湧泉を入り口とした腎の経絡のは、卵巣と結びついています。

私たちはふだん何気なしに、冷え性で足元が冷えるとしか認識しませんが、
上記の理由により「卵巣が冷える」こととなります。

「卵巣が冷えること」は、たとえて言うと川と同じで氷のようになりますから、
血行不良、血液循環が悪くなり、淤血(おけつ)を招きます。

卵巣の淤血(おけつ)は、すなわち卵巣のトラブルとなり、
「炎症」や「腫れ」を引き起こします。

これが卵巣嚢腫やチョコレート嚢腫、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などの原因でもあるそうです。


もう一度まとめますと、

足元が冷える→湧泉から寒邪が侵入→卵巣の冷え→淤血→炎症と腫れ→卵巣嚢腫

となります。

キーワードは、

@冷え A淤血 B卵巣のトラブル(炎症と腫れ)

です。


中国漢方の対策としては、血行を良くする漢方薬やチャガなどが効果的です。
(「卵の反応を良くする方法」も参考にしてください)


血行を良くする漢方薬は、血液循環を良くして、冷え性と腫れ(炎症)に効きます。

「@冷え A淤血 B卵巣のトラブル(炎症と腫れ)」すべてに作用があるので、おススメだそうです。


何先生は、さらに話を続けます。

日本人の小さい頃からの生活習慣も関係しているでしょう。

たとえば保育園で、どんなに寒くても裸足(はだし)で一日過ごさせることは、
体が丈夫な子や丈夫で無い子と体質に差があるのですから、
良くないことです。

(当店のスタッフも、昔から保育園や小学校などで、
裸足(はだし)を奨励していることにやはり疑問を持っていたそうです)

中国では、足が冷えることは女性に一番と良くないと考えています。

ひどいと関節炎などの原因にもなります。

とくに生理のときには、足元や体は冷やさないようにします。

女子高生などのミニスカートは、生理のときにも足元を冷やしてしまいます。

将来の卵巣や不妊症の病気をつくることにも、繋がりかねません。

(実際に、当店でも「冷やさないようにしてください、
とくに生理中は気をつけてください」とおススメすることがありますが、
生理痛が生活習慣を変えただけでも楽になる人がいらっしゃいます。)


基礎体温表では、低温期に炎症や腫れの影響が現れます。

たとえば基礎体温で低温期がギザギザと波が激しかったり、
生理になっても体温が下がらないなどです。

そのような状態は、何か卵巣の炎症や腫れなどのトラブルや、
卵巣の働きが悪くなっていると考えます。

たとえば、排卵期が長いことは、@卵巣の問題 A卵管の問題 などと検討します。


そのほかの生活習慣では、生理が始まる1週間前は夜更かしはダメです。

夜更かしは、生理の量が多くなります。

とくに2日目に経血量が多くなり、塊も多くでやすいです。

子宮筋腫がある人は、生理が来る1週間前は夜更かしはしないほうがいいでしょう。

11時前には寝ることが大切です。

夜の11〜2時には、女性ホルモンがでますので夜更かしがあると難しいです。


などど、ためになる素晴らしい講義を受けました。

山形は、東京よりも生活習慣が良いそうです。

東京では夜更かしする人が多くて、それでは大変です。。

とおっしゃっていました。

今回の話が参考になりましたら幸いです。



「当帰を主成分にした漢方薬」で突発性難聴が治った話です。

こんにちわ、土屋です。

山形では、本日は雪がチラチラと降っています。

やはり12月は雪降りで寒さを感じますね。


さて、本日のココログ版のアップは突発性難聴が治られたかたの紹介です。

一人のお客様は、右耳の突発性難聴で漢方薬では耳鳴丸を服用していまして、
その他にビタミンやイチョウエキスなどを服用していました。

当店からは、「不快な耳鳴りを何とかしたい!」で紹介している
漢方薬の併用をお勧めしました。

1ヶ月間服用しまして、「耳鳴りがなくなった!」そうです。

本当に良かったです。(*^_^*)

なお今後も再発しないように、服用を続けていきます。


さて、メールを読んでいて嬉しく思っていたところ
地元のO市のお客様が先ほど来店されました。

このかたは、お子様が2人いらっしゃる明るいお客様です。

昨年の9月22日が初めてのご相談でした。

7月中旬から左耳が突発性難聴とのことで耳鼻科で治療をしていましたが、
症状は改善されませんでした。

レーザーなどでの治療でしたが、完全には治らないと言われていました。

静かなところで音がしている感じで、朝にひどくなります。

天気は関係ありません。

寒がり、冷え性ですが、生理は順調でとくに問題ありません。

以前に当店からは鼻淵丸を服用していたとのことで、
漢方相談に訪れたのでした。

舌はやや赤味があり、中部には亀裂があります。

苔は、薄くて白いです。

頭痛や肩こりもあるそうです。


通常は、耳のご相談には耳鳴丸などを中心にしてお勧めすることが多いのですが、
こちらのお客様には「当帰を主成分にした漢方薬」だけをお勧めしました。

女性は生涯の間に「生理、妊娠、出産、授乳」つ血液を消耗しますので
「血の道の病」「血の道症」になりやすいのです。

「当帰を主成分にした漢方薬」は
養血調経で体全身のバランスを整えますので、
耳鳴りにも有効な場合があります。

さて、1週間「当帰を主成分にした漢方薬」を服用したところ、頭痛が良くなりまして、
耳は以前よりも調子が良くなったそうです。

その後、10月、11月、12月……と今日に至るまで
「当帰を主成分にした漢方薬」や鼻淵丸(これは鼻の症状改善に)の服用を続けていますが、
すっかりと治られています。

たまに疲れが溜まったときに耳鳴りが気になりますが、
日常生活やお仕事には支障はありません。


女性の体のトラブルには、「血(けつ)をもって本となす」から、
「当帰を主成分にした漢方薬」などで体調を整えることも耳鳴りや突発性難聴が治るきっかけになり、
自然治癒力を引き出しているのだと思います。

参考になりましたら幸いです。

12月26日撮影(東根市)

サンタクロースが夜空に去った後にも、世間の喧騒を他所にひっそりと人から忘れられた柿は、
ただ冬の鳥の餌になるためだけに沈黙しています。

遠くに見えるのは、奥羽山脈。雪化粧で冬の準備をしています。

仙台の「光のページェント」の華々しい光の渦が夢かのように、
この柿の木たちは立っています。

静かな世界が東根には存在しています。





お電話やメールでご予約お願いします。
平日の漢方相談大歓迎です。一人一人に時間をじっくり割いて相談しています。
遠方のかたは、電話やメールでご相談をお寄せください。こちらから。


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中医学、とくに中医学漢方の痺証と中医漢方婦人科に詳しい薬剤師 土屋幸太郎 (国際中医専門員)、不妊カウンセラー(NPO法人不妊カウンセリング学会認定)による親切な相談。じっくり話を聞いて一人一人の体質や年齢、症状に応じて相談しています。どうぞお気軽にお声をかけて下さい。

土屋幸太郎のプロフィールはこちらです。

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<2015年7月30日 土屋薬局店内 漢方勉強会>

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壁面にはお客さまから寄贈された赤ちゃんの写真やお手紙で明るい活気に満ちた店頭です。

ご主人さま、ご実家のお母様と赤ちゃんと家族4人でのご来店でした。

こちらのコラムもぜひご覧になってください。


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こちらも2015年7月30日現在の土屋薬局の外観です。

連日の猛暑、旧国道13号線沿いに当店がございます。

地理的には村山市、河北町、天童市、寒河江市、山形市、仙台市から来店しやすいです。

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<2013年11月4日 郡山市ビッグパレット 薬剤師 土屋幸太郎の漢方相談の風景>

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土屋薬局 中国漢方通信/漢方専門の薬剤師、不妊カウンセラーが相談します。

漢方体験ドットコム…土屋薬局のお客様体験談です。ぜひご覧になってください。

土屋薬局 中国漢方通信メールマガジン…毎月5日と15日の月に2回スタッフと力を合わせて発行しています。約360名の読者の方々がいらっしゃいます。ぜひご購読のご検討を!


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<2015/09/30 送子観音菩薩像を漢方コーナーに移動しました。オーラがでています>

中国の民間の信仰では、送子観音菩薩は日本でいう「子授け観音」として大変に有名です。

中国で不妊治療の名医、老中医は「あの先生はまさに送子観音菩薩です」とも言われたりしています。

当店も私も送子観音菩薩のエピソードにあやかりながら、お客様たちと喜び、悲しみを共有していきたいです。


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漢方のご相談方法は、漢方相談表、またはファックス電話で受け付けています。
お問い合わせは、送信フォームもございます。
詳しい漢方相談の方法はこちらからで説明しています。

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所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
Google mapによる所在地

営業時間 第二、第四日曜日お休みです。

平日 午前9時〜午後7時  土祭日 午前9時〜午後6時

メールアドレス JDY00247@nifty.com

電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651


仙台方面からのご来店の場合には、お車でのご来店、または仙台駅前の旧仙台ホテル跡の複合商業施設のEDEN前のバス停から「山形新庄行き」48ライナーの山形交通のバスをお勧めしています。さくらんぼ東根駅下車です。1時間に1本あります。約1時間15分です。

さくらんぼ東根駅に到着されましたら、当店のスタッフがお迎えにまいりますので、お気軽に前もってご予約のうえご来店頂けたらと思います。

福島県からのご来店のお客様も増えてきています。

郡山市から東根市までは約2時間ぐらいで当店に到着しますし、山形新幹線で息子さんと一緒にさくらんぼ東根駅経由で来店されたお客様もいらっしゃいました。


携帯からは、こちらをクリックしてください。→土屋薬局のグールグルマップ

<新しいグーグルマップ、土屋薬局もペグマンがストリートビューで案内します>







土屋薬局では、婦人病の漢方相談に
積極的に取り組んでいます。

基礎体温表による
周期調整法もマスターしていますので、
安心してご利用してください。

また突発性難聴や耳鳴りの漢方相談も最近比較的
多く寄せられています。

必ず治るわけではありませんが、
良好な成績を得ることが多いですので、
耳鳴りのコラムも参考になりましたら幸いです。



漢方では一人一人の体質に合わせて相談していきますので、詳しくはご相談してください。

漢方相談は、
漢方相談室のフォームファックス(0237−49−1651)
お電話(0237−47−0033、0237−48−2550)で。

体調に合わせながら
健康をつくる漢方相談をしていくことを誓います。

体調に合わせながら
健康をつくる漢方相談をしていくことを誓います。