朱鷺草(トキソウ)
<2006年3月13日撮影 土屋薬局店内 朱鷺草(トキソウ)
毎年、この季節の当店では、早春を祝うかのように朱鷺草(トキソウ)が咲きます。
冬の雪降る中でも、新しい命が宿った球根たちが成長を続け、春にぱっと花開きます。
店内も、華やいだ雰囲気に包まれます。
いい感じの店舗、店内でしょう?
竹?みたいなものも、新装開店の数年前に、双寶(そうほう)の社長の高崎さんから贈られたものが、立派に成長してきています。
緑が多い店内は、居心地がいいものです。
久々に、愛器の一眼レフも、そろそろ「お花の季節」のようで、マクロレンズで接写できて嬉しいですし、これからの春の季節の移り変わりにも心もときめきます。
昨夜から降り積もった春の雪も、まさに「春雪(しゅんせつ)」であります。
ふわーっと撒き散らしたような、そんな明るい印象です。
我が家の庭です。
春雪に広がる、青空に春を感じます。
早春の日中線記念館
<2006年3月12日 16時09分撮影 日中線記念館>
先日、会津若松「田季野」という古民家で郷土料理を堪能した翌日に、会津好きな私は、ぐるっと奥会津を巡って、「日中線記念館」にも帰り道に立ち寄ってきました。
(「田季野」は、とてもおいしかったです。田島の古民家をわざわざ、会津若松まで運んで来たんだそうです。昔は「陣場(じんば)」だったとのことで、殿様も参勤交代で訪れた由緒ある素晴らしい建築でした。今度は、「渋川問屋」にも行ってみたいです)
さて、私の心の中では「日中線記念館」がとても気になる存在で、ここは米沢から121号線の大峠トンネルを越えて喜多方の北方に位置するところでありますが、なんとなくふらっと立ち寄ってしまいます。
「塔のへつり」を見たり、金山町沿いの只見川を見たり、つげ義春よろしく「会津玉梨温泉」に入って、温泉を楽しんだりした後の撮影です。
では、行ってみましょう!
「早春の日中線記念館」
<日中線記念館のラッセル車>
春が来たと喜ぶ心も、冬に耐える厳しさを味わうここは喜多方、日中線記念館です。
早春の雪が、春雪がチラチラと降っています。
肌に当たる風は、まだ冷たく、手もかじかんできます。
<止まったままの踏切>
輝くことのないシグナルは、互いに見詰め合ったまま静かに雪の中、眠りについています。
威風堂々のラッセル車キ100とオハフ61です。
まるで心象風景のように写ってくるから不思議です。
私の心の胸の内も、何かに耐えているかもしれませんし、将来に楽しい夢を見ているかもしれません。
列車という「物」でありながら、「心」も感じるようです。
<雪景色の日中線記念館>
いつか花咲く季節も撮影したいです。
チロリアン風の建物と杉の大木が映える雪景色。
<日中線記念館と桜の大木の雪景色>
日中線記念館の周りには、時間も忘れそうな静寂を感じます。
まだ春は遠い、ここ日中線記念館を紹介させて頂きました。