00/08/05
私たちの体の50%以上は、「水分」で占められています。
私たちの命を支える大切な存在ですね。
さて、今回は、「井戸を掘った人」の続編の話ですが、その前に 「きょうの健康 3月号 1998」より、
「水とからだ」 加藤暎一先生 (元慶応大学医学部教授)の文章を紹介します。
「生命の営みになくてはならない大切な水」
人は胎児のころ、母親の子宮を満たす 「羊水」 という 「水」の中で育ち、出産時はその羊水とともに誕生します。
死ぬときも 「末期の水」 という言葉があるように、人は生まれたときから死ぬときまで、
「水」と深いかかわりをもっています。
人をはじめとした生物は皆、体内に水分がなくては生きられません。
食べ物なら、数日口に入らなくても生命に問題はありませんが、水分がないと、ただちに命にかかわってきます。
それほど水は、私たちの体になくてはならない、大切なものなのです。
二日前、8月3日に、とうとう井戸水が出ました。(ありがとう、高田技研さん)
では、その模様を写真をおって、紹介していきます。
これが井戸掘りマシーンです。
もの凄い轟音とともに、地中深く掘っていきます。
実は 「80メートル」 も、掘りました。
真中中央から、青いホースが繋がっていますが、そこから 井戸水が流れていくのです。
このような、とてつもなく長いホースを通って、井戸水は、さんさんと流れていく。
見よ!
これが、この水が地中80メートルから、湧き出た水だ!
多少の濁りはありますが、勢いよく、溢れ流れています。
水温 13.5度。
ああ、この水の温度は年間をとおして、変わらない。
たとえ、真冬で豪雪だったとしても。
井戸掘りマシーンの全景。
ゆうに、10メートルは超える高さだ!
私は、ここ一週間は、このマシーンを見上げてきた。
なにか、巨大な生き物が誕生したようであり、
なんだか、とても頼もしい奴だった。
一日も、もう終わろうしています。
作業してくれた皆様、井戸掘りマシーンもお疲れさまでした。