00/08/13
水があって初めて生物がいる。
「世界初の宇宙飛行士 ガガーリンが言った、“地球は青かった” という言葉は、あまりに有名です。
地球の表面は、70%が水であり、この水があってこそ、私たち生物が存在でき、
水が凍ったり溶けたりして、地球全体のエネルギー循環がうまく行われています。
ですから私たちは、青く豊かな地球の水をぜひ守っていく必要があります」
(「今日の健康 3月号 1998」の 「水とからだ」 加藤暎一先生 (元慶応大学医学部教授)の健康談話室より)
今回は、「水が出た日」 の最終回です。
お盆を前に、井戸掘り事業は終わってしまいました。
30度を越える炎天下のなか、地中を深く掘る日々のプレイバックです。
8月9日の記録ですが、もう一段落がついたので、
井戸掘りマシーンは撤去してあります。
あれほど大掛かりなもので、地中深く掘っていたのですが、
いざ井戸だけになると、あっけないものを感じます。
ここから、延々と青いホースが続いていきます。
今日は、井戸水を汲み上げてみました。
外気温が34度を越えていますので、井戸水はひんやりと汗をかきます。
この井戸水を飲んだのですが、とてもおいしいのです。
水は 「軟水」と「硬水」に分類されますが、
やはり山形の水は 「軟水」でした。
味はまろやか、きめも細かい感じで、のどをサラっと通り抜けていきます。
グラスを変えてみました。
なかなか素敵でしょう。
おいしい水でお客様を迎えたいものです。
「一杯の水」といえども、そこには大勢の人の苦労があり、
感謝しながら飲まなくてはならないと、
つくづく実感しました。