2000/09/29
前号の続きですが、「さくらんぼタント館」のヒントを出します。
@東根温泉は 「あったまりの湯」 だから、良い気持ちです。
ですから、実は 駅の半分は 「東京温泉」(東京駅にありますね) のように、すぐに温泉に入れるようになっています。
A東根は、さくらんぼで有名な果樹王国です。
「さくらんぼタント館」と名前にあるように、一年中温暖な気候を保って、四季折々のフルーツを栽培しています。
観光客も大喜びです。
B東根には、今まで図書館という公共のものがありませんでした。
なので、いっそ!この機会に図書館を造れば一石二鳥です。
私は、毎日 図書館で将棋の本やスポーツ新聞を読んで楽しんでいます。
本題に入ります。
@ 第一ルート 奥羽本線・下り
さくらんぼ東根 18:52 → 村山 19:03 → 袖崎 19:10 → 大石田 19:15 → 北大石田 19:19
→芦沢 19:23 → 舟形 19:29 → 新庄 19:36
新庄駅に 19:36 に無事に到着。
(この画像は、使い捨てカメラからスキャナーで読み取っていますので、
かなり荒い状態です。見ずらくてすみません。(^^ゞ
左にあるのは在来線のいわゆる鈍行。
右側にあるのが、全国的に有名な 山形新幹線 「つばさ」です。
鈍行と いわゆる 「新幹線」が隣り合っている貴重な一枚です。
新庄駅構内です。
凄い! 駅の中に山車(やたい)が飾ってあります。
新庄の夏は、まつりの熱狂でフィナーレを迎えます。
その歴史は古く、
今から約240年前の江戸中期にまでさかのぼるそうです。
日本一の山車(やたい)パレードです。
このように、さくらんぼ東根駅から、
はるばる新庄駅までやってきました。
奥羽本線下りですね。
もっと、行くと、秋田県の湯沢、横手、大曲、秋田
と旅をしていくことになります。
待ち時間がありましたので、外に出て、新庄駅の写真を撮りました。
どうです。
渋谷文化村 みたい。
東京と変わらない都会的な駅。
A 第ニルート 陸羽西線・下り (奥の細道 最上川ライン) 快速最上川 3号
新庄 20:17 → 古口 20:31 → 余目 20:55 → 酒田 21:06
新庄駅で、41分間待ちました。
東京などの都会で住む人々は、待ち時間などないと思いますが、
田舎では これが当たり前です。
駅にあるコンビニで、お茶と週刊ゴングと週刊プロレス
(山形では金曜日発売です)、SPA、ニューズウイークなどを
買い込んで、これからの寝台列車の旅に備えました。
誰も乗る人がいないだろう!と勝手に想像していたら、
金曜の夜だったせいか、けっこう、この電車に乗りました。
この電車が 「快速最上川 3号」です。
昼間は、雄大な 母なる 最上川沿いを走る車窓が楽しめます。
この日は、夜だったので、正直いって 何も見えませんでした。
この陸羽西線は、道路でいうと 47号線と同じルートを走ります。
斎藤茂吉の歌を一句。
「最上川 逆白波の たつまでに ふぶくゆふべと なりにけるかも」
「白き山」より 1949年
さて、酒田駅に到着です。
新庄からは、49分間で到着です。
想像していたより、早く着きました。
次号は、酒田で途方に暮れる のテーマから、「日本海4号」に乗るまでを
お送りする予定です。
そうです。忘れてました。
新庄は、山形県の最上地方の中心都市です。
画面の左端に位置していますが、
そこから 最上川 3号 は快調に飛ばして、庄内地方の 酒田まで、私を運んでくれたのでした。
私たちは、夏になると海に行きますが、日本海に泳ぎにいきます。
子供のころに母親に連れられて、
この列車で海に行ったのを覚えています。
そのとき、セールスマンらしき人が、
「そう。ボク、日本海で泳ぐの?」
と質問されたのを未だに覚えています。