山形県東根市神町中央通り 鞄y屋薬局 薬剤師・国際中医専門員A級 土屋幸太郎
〜優れた止血と活血作用〜
田七人参をご存知ですか?
人参といえば、何を思い浮かべますか?
スーパーや八百屋さんで販売されている「赤い人参」を思い浮かべる人が
多いのではないでしょうか?
一方、漢方の世界では「人参」とは、「朝鮮人参」「西洋人参(アメリカ人参)」「田七(でんしち)人参」「シベリア人参(エレウテロコック)」などを指すことが多いです。
日本の江戸時代では、薬用人参はとても貴重なもので、
「家族の病気を治すために、娘さんを売り飛ばしてでも手に入れた」という
極端なエピソードがあるぐらいです。
皆様も中国、韓国などの海外旅行で、朝鮮人参、高麗人参など購入したり、
お土産にもらった経験のある人もいて、おなじみだと思います。
テレビなどでも、コマーシャルで有名なものもあります。
今回は 数ある人参の中でも効き目が抜群で、
ユニークな「田七(でんしち)人参」をご紹介致しましょう!
田七(でんしち)人参は、中国雲南省が名産で、
栽培から収穫まで3〜7年ぐらいかかりますで、
別名「三七(さんしち)人参」と呼ばれることもあります。
すばらしい効き目とある一定の限られた地域でしか採れないことから
「金不換(お金にかえられない)」とも呼ばれていました。
田七人参の有効成分は サポニン、フラボノイド、鉄分、有機ゲルマニウムが主成分fでして、
ビタミン、ミネラル類も豊富です。
カルシウム、カリウム、亜鉛、マグネシウムといった人体に必要な微量成分も
含まれています。
土屋薬局の田七人参にまつわるエピソード1
当店の漢方相談会で毎月ご指導いただいている中医師の揚暁波先生は
雲南省の昂明出身です。
山形県民がさくらんぼを愛するように、楊先生の健康法としては、
お国自慢の田七人参を用いています。
田七人参を鶏と一緒にじっくり煮込んだ「家庭薬膳スープ」で
健康を維持しています。
そのせいか、楊先生のお肌はいつも艶があり、
さすが中医師の先生と感心せずにはいられません。
田七人参は、さまざまな商品がございますが、
土屋薬局では 「田七人参茶」を取り扱っています。
60包で、税込価格 9681円です。
(送料、手数料など無料で発送できますので、
ご希望の場合には、電話やメールなどで気軽にご相談してくださいね)
1回1包です。
田七人参を飲みやすいように、
製薬メーカーさんが 粉末状にしています。
そのまま1包を水などで服用できますが、
田七人参「茶」ですから、白湯(ぬるま湯)に溶かされまして、
漢方のお茶にしたほうが、効き目も 飲み易さもあると思います。
婦宝当帰膠や冠元顆粒など、
他の漢方薬ともブレンドできます。
湯飲み茶碗のお湯に、田七人参茶1包を溶かしましょう。
ちょっと苦味がある、ビター味かもしれません。
この苦味が、止血作用や活血作用の
薬膳的には 「薬味」に相当するのです。
血液をサラサラにして、血行を促す生薬には、
「苦味(くみ)」が多いのです。
田七人参の本物の生薬です。
中国では、「三七(さんしち)」と言うことが多いです。
産地が 「雲南(うんなん)」であるということは、
リンゴでいえば 「津軽の板柳や岩木町」、
サクランボでいえば、「寒河江や東根神町」というもので、
完全に 漢方の一級品の「ブランド」であります。
ですから、雲南省出身の中医師の先生たちは、
よく田七を処方していきます。
漢方にも、「お国漢方相談」があるのです。
漢方相談は、
漢方相談室のフォーム、ファックス(0237−48−1477)、
お電話(0237−47−0033、0237−48−2550)で。
体調に合わせながら
健康をつくる漢方相談をしていくことを誓います。