『土屋薬局 中国漢方通信 メールマガジン vol.1』

★「乾燥の秋は、潤いがポイント」の巻★

ご購読ありがとうございます。

当メールマガジンは、「まぐまぐ」のメンバーに登録を頂いた方にのみ、
送信しております。

配信停止のご希望は、こちらから解除お願いします。

----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは『まぐまぐ!』 https://www.mag2.com/ を利用して
発行しています。配信中止はこちら https://www.mag2.com/m/0000139327.htm
発行者Webサイト: https://tutiya.la.coocan.jp/mail-maga.htm
----------------------------------------------------------------------


 // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●●  1.編集長コラム 創刊記念号挨拶
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「土屋薬局 中国漢方通信」のメールマガジン第一号
発刊します。

インターネットにおいて、1999年より、
ホームページを運営しておりますが、
メールマガジンには正直、
興味を持っていませんでした。

しかし、近年の社会を取り巻く環境の変化、
通信の急速な普及により、
当店でもネットを経由した漢方相談が多くなって
きております。


まずは1ヶ月に2回のメールマガジンの配布として
中医学の「季節の養生法」を紹介していきたいと
スタッフ一同考えております。

メールマガジンのお客様として考えているのは、
中医学や漢方に興味がある方や、
従来からのお客様たちです。

敷居が高くなく、親しみやすい、そして分かりやすく
お役立ちになるメールマガジンになれば幸いです。

では、創刊号 行ってみましょう。

(土屋幸太郎)


 // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●● 2.〜〜なっちゃんのつぶやき〜〜
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


山形も、秋の気配を感じるようになりました。
秋と言えば、芋煮会。

仲間と近くの河原で、サトイモと、牛肉とコンニャク、ゴボウ、
舞茸を大鍋に入れて、しょう油、酒、砂糖で味付けして、
(汁だくさんのおつゆ)
サトイモが柔らかくなるのを、待ちます。
(最後にネギを入れることもお忘れなく)

柔らかくなるまでは、ビール、缶チュウハイを、ぐいぐい飲み、
おしゃべりを楽しみます。

子供は、走り回ったり、バドミントンしたり・・・。

芋煮会とは、別名、「子供連れ、昼から大人は大宴会」ですね。

とても、楽しいのです。

しかし、仲間とワイワイというのは、実は、時期があることに
最近、気がつきました。

子供のスポ少での集まり、子供会など、
子供が大きくなってしまうと、そんな宴会にお呼ばれすることもなくなるのですね〜。

寂しくなりました。 

そのうち、子供の送り迎えになるのかなぁ・・・・。


 // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●● 3.新入社員の山形感想記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


早いもので、ここ山形にやってきて6ヶ月目を迎えました。

さくらんぼ畑に咲き競う、真っ白い花に鮮烈な印象を受けたのは4月のこと。

だんだんと実が色づき始め、真っ赤に色付いたさくらんぼは、
まるで宝石のようでした。

日々変化するさくらんぼ畑の中を出勤できるなんて幸せですよね。

もちろん採れたて新鮮なさくらんぼは、と〜ってもおいしかったです。

今は、りんごにラフランス!!

四季折々に表情を変えるこの東根が大好きになりました。
(食いしん坊なだけかな??)

福島県の県南に位置する、山と水田に囲まれた小さな村に育った私ですが、
いつの間にか現代に流され、ストレス社会の影響を受けていました。

ここ東根は、どこかしら故郷を思わせる優しさで私を迎え入れてくれました。

人の温かさに触れて、私自身解凍されつつある今日この頃です。
(なになに?蒸発の間違いじゃないかって?)

確かに今年の夏は暑かった!

初めて味わう盆地の夏は、想像以上に暑かった。

しかし、夏の疲れはどこへやら、私の心は、おいしい秋にLet' Go!

===食いしん坊新入社員でした。===


 // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●● 4.『とってもためになる!中国漢方セミナー』
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


★「乾燥の秋は、潤いがポイント」の巻★

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
食べ物のおいしい過ごしやすい季節になってきましたが、
秋は夏の疲れが残って体調を崩しやすい時期でもあります。

高温多湿の夏と違って、秋は乾燥の季節ですから、
体の中からの潤いを与える生活を心がけたいものです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


≪今回は、乾燥から体を守る秋の養生法をご紹介します。≫


中医学では、人間のバイオリズムも移り変わる
自然のサイクルにコントロールされ、自然とのバランスを
保つことで健康を維持していると考えられています。

つまり、暑さや寒さ、湿度や乾燥といった気象状況が変わる
季節の影響を受けて、体も微妙に変化し、
その季節によって起きやすい病気があるということです。

中医学の基礎となっている中国の自然哲学「五行説」によると、
秋は「燥邪(そうじゃ)」の季節。

「燥邪」とは、乾燥による人体に対する悪影響を意味します。

この「燥邪」のダメージを最も受けやすいのが「肺」を
中心とする呼吸器です。

五行説の秋にあたる配当表を見てみると、
乾燥によってさまざまな症状が出やすい部位として、
「肺、大腸、鼻、皮毛」があげられています。

中医学で言う「肺」は、西洋医学の肺臓だけを指すのではなく、
気道で肺とつながっている鼻やのど、気管支、皮膚呼吸をしている
皮膚なども含めた広い意味での呼吸器系を指します。

「肺」は呼吸だけでなく、
体液や代謝や体温調節機能、免疫機能などの一部も担っています。

健康な人の肺は、陰液(体液や血液など)によって潤されているため、
燥邪の影響を受けにくく、水分代謝や体温調節といった各機能が
バランスよく果たせるようになっています。

しかし、酷暑などで残暑が長引くと、夏バテなどで消化機能が低下して
充分な栄養がとれなかったり、
ストレスや寝不足などで免疫力が低下していたりすると、
乾燥による様々な症状が現れやすくなります。

「燥邪」の影響で、肺の潤いが不足すると、
血液もネバネバして血行不良になったり、
ドライアイや便秘など、呼吸器系だけでなく
体全体に影響を与えることになります。


〜のどや口の渇き、肌の乾燥、足腰のだるさ〜

体液を補給(補陰)する働きのある
「八仙丸(はっせんがん)」がお勧めです。


〜目のかすみやドライアイ、手足のほてり、イライラ〜

熱がこもりやすい体質の人に現れやすい症状には、
熱を冷ましながら潤いを与える
「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」がいいでしょう。

https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin2.htm


〜女性によく見られる髪の毛のパサつきや肌荒れ、冷え性、貧血〜

血液が不足したり、質が悪かったりする血虚(けっきょ)タイプの人が多いの
で、血を補う作用のある「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」が
おすすめです。

https://tutiya.la.coocan.jp/cosmopolitan.htm#l2


〜顔色が悪かったり、肩こり〜
血行を促進する「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」をあわせてみましょう。

https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin7.htm#l1


〜疲れやすい、倦怠感、息切れ、体力の低下〜

体液を補充しながら代謝や循環も促進する
「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」がおすすめです。

https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin15.htm


ただし、その人の体質によって処方する中成薬も変わりますから、
必ず当店までご相談下さい。

以上のような症状が見られたら、体が乾燥シグナルを出している証拠です。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
病気にならないうちに、早めに改善して体の中から潤いを
補給するようにしましょう。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 // ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●● 

土屋薬局 中国漢方通信 メールマガジン創刊記念号
マガジンID:0000139327

「土屋薬局 中国漢方通信」
https://tutiya.la.coocan.jp/

「ココログ版土屋薬局 中国漢方通信」
https://tutiya.cocolog-nifty.com/

メールマガジンに関するお問い合わせ、ご意見、ご感想は。

jdy00248@spa.nifty.com

―――――――――――――――――――――――――
毎月2回 5日、15日発行の予定です。

今後とも「土屋薬局 中国漢方通信」を
よろしくお願い申し上げます。土屋薬局

〒999−3763
山形県東根市神町中央1−10−7
土屋薬局 

―――――――――――――――――――――――――
Copyright(C)2004 All rights reserved by 土屋薬局
画像、コンテンツの著作権は、土屋薬局に帰属します。
これらの無断使用、無断転載を禁じます。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前のページに戻ります。