『土屋薬局 中国漢方通信 メールマガジン vol.30』
〜★『冬を元気に過ごすための風邪対策』の巻★ 〜
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最新の中国漢方情報とスタッフの日常や近況を綴っております。
● 目次
1.「風邪は万病の本」
2.〜〜なっちゃんのつぶやき〜 『○○代は、楽しく過ごせますように』
3.「ハッチ日記 13」「でんちゃとちんかんちぇんは、くっつかないのぉー」
4.『とってもためになる!中国漢方セミナー30』
★『冬を元気に過ごすための風邪対策』の
5.編集後記 「父親へ捧げる家族愛」
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●● 1.「風邪は万病の本」
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今回の「とってもためになる!中国漢方セミナー」は
風邪の中医学的な解説と薬膳的な方法と盛りだくさんです。
私も、今先ほど読んでいて、なるほどなあ〜と思っていました。
最近は常識になりつつありますが、
「風邪は薬が治す」のではなくて、
あくまでも自分自身が持っている「自然治癒力」で治すものですから、
風邪をひいたら、「それチャンス!」とばかりに、
いかにして治癒に持っていくか、勉強の場にすれば素晴らしいと思います。
風邪がきっかけて、死ぬ人もいますし、
リウマチになる人とか、よからぬ病気になる場合もありますので、
「風邪は万病の本」ですね。
中国漢方では、「風邪(ふうじゃ)」は、
「六経の首」「百病の長」などと呼ばれ、
他の邪気も一緒に連れてくる悪い奴だと考えています。
風邪(ふうじゃ)とは、風(かぜ、ふう)の特徴を持っていますので、
動きがすばっしこく、また容易に人体を襲侵(しんしゅう)しやすいのです。
とくに、風邪(かぜ)の初期症状である、
頭痛や発熱、鼻水、喉の痛みと人体の丈夫に症状が集中しているのは、
これは「風邪(ふうじゃ)」が「陽(よう)」の性質を持ち、
風(かぜ)のように軽やかに舞い上がり、
人体の丈夫を侵すからです。
その風邪(ふうじゃ)の子分たちとしては、
たとえば、後から説明にでてくる、
「寒邪(かんじゃ)」と「熱邪(ねつじゃ)」、「湿邪(しつじゃ)」がいます。
「風邪」+「寒邪」=「風寒(ふうかん)」
「風邪」+「熱邪」=「風熱(ふうねつ)」
「風邪」+「寒邪」=「風寒(ふうかん)」
となります。
中医学(中国漢方)って、簡単でしょ?
あとは、「風寒」だと寒さの性質がありますので、
特徴は「背中がゾクゾクする」。
「風熱」は、熱の特徴で、「熱がある、のどが痛い」。
「風湿」は、湿邪の特徴で「お腹の調子が悪く下痢軟便」です。
<https://tutiya.la.coocan.jp/kanpotusin23.htm>
「かぜ早く治そう!」
<https://tutiya.la.coocan.jp/magajin4.htm>
「季節で変わるカゼの特徴を知って予防対策」
こちらのコラムなども参考になれば幸いです。
(編集長 薬剤師、国際中医師 土屋幸太郎)
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● 2.〜〜なっちゃんのつぶやき〜『○○代は、楽しく過ごせますように』
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なっちゃんのつぶやき
師走の風がひとしお身にしみる季節となりました。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
先日は、私(なっちゃん)の○○歳の誕生日でした。
今更、誕生会などというものはありませんが、
花束やケーキなど、知人の方々に頂き、
嬉しい○○代のスタートとなりました。
ショートケーキも、アイスケーキも、
今日から痩せようと決心した私の心を簡単に崩れさせ・・・・。
とても美味しかったです♪♪
お花もすっごく綺麗で・・・。
ただ、私の家には、
あんな大きな花束を飾る花瓶はないということに気づきましたが。。。。
この場をお借りして、お礼をさせていただきます。
ありがとうございました(#^.^#)
今月いっぱい、プレゼントは受け付けておりますので、
どうぞ、ご遠慮なくお届け下さい。
私の周りの皆様には、又、多々ご迷惑をおかけすると思いますが、
これからもよろしくお願い致します。
○○代は、楽しく過ごせますように!!!
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●● 3「ハッチ日記13「でんちゃとちんかんちぇんは、くっつかないのぉー」
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ハッチ日記 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
月日が経つのは早いもので、もう12月ですね。
この時期の私の最大の悩みは ”大掃除”。
毎年毎年繰り返されるのに、いまだに学習できていない私。。。
でも、今年はちょっとだけ頑張らなきゃ!
まずは、ずーと出しっぱなしだった、
ハッチの遊ばなくなった”おもちゃ”から片付けなければっ。
++++++++++
2歳7ヶ月を迎える前日に、ハッチ語に進化あり。
今までは朝の挨拶は 「おちゃお」 だったのが、
「おはよ」に変わってしまいました。
私は 「おちゃお」 が気に入っていたのにな。。。
そして、私の呼び名も変化。
「まま」 「ままちゃん」 「○○ちゃん(私の名前)」
これらを状況に合わせて、使い分けしています。
ついこの間、言葉を話し始めたばかりなのに。驚きっ!!
でも、名前で呼ばれるなんて想像もしていなかったから、
嬉しいような、くすぐったいような気持ちなのです。。。
++++++++++
ある日ふみきりを渡っているときに、こんなことを言っていました。
私 「新幹線こなかったねー。」
ハッチ 「ちんかんちぇんね、いま、ごはんたべちぇるの。」
私 「新幹線はどんなごはんを食べているの?」
ハッチ 「ちんかんちぇんは、ちゃんどいっち(サンドイッチ)をたべててーー、
でんちゃは、おにぎりをたべちぇるのーー。」
私 「なんでハッチは知ってるのぉ?」
ハッチ 「ちってるのよぉ〜!ちってるのよぉ〜!」
(かなり得意気の表情で。)
かなり物知り(?)なハッチなのです。
最近のハッチの疑問。
「でんちゃとちんかんちぇんは、くっつかないのぉーーー?」
(電車と新幹線は連結しないの?)
「”ちゅばちゃ”は”まっーーーくすぅー”と”やまびと”としか、
くっつかないのぉ?」
(”山形新幹線のつばさ”は”マックスやまびこ”と
”やまびこ”としか、連結しないの?)
一日に何回でも聞いてきます。
本人にとっては、かなり重要問題の様子。
新幹線の連結に感心をよせる2歳児。
恐るべし。
<山形新幹線”つばさ”について>
山形新幹線は「ミニ新幹線」と呼ばれ、
ほかの新幹線の車両よりも小さくつくられていて、
福島駅〜新庄駅間は在来線を走ります。
在来線を新幹線が走るなんて、なかなかスゴイ光景です!
東北新幹線の上では”やまびこ”と連結して走ります。
++++++++++
こんな『乗り物大好きハッチ』のために、実はJRの時刻表を持ち歩いています。
12月10日にダイヤ改正がありますね。
早速新しい時刻表を駅にもらいに行かなければっっ!
”つばさ” は1往復増発になるので、
ハッチにとっては ”つばさ” に出会うチャンスが増えて嬉しいかぎり。
これからは寒さが厳しくなるから、
あったかくして電車・新幹線を見なくちゃな。。。
と思っているハッチママでした☆
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●● 4.『とってもためになる!中国漢方セミナー30』
★『冬を元気に過ごすための風邪対策』の巻★
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とってもためになる中国漢方セミナーNO30
『冬を元気に過ごすための風邪対策』の巻
たかが風邪と考えている人もいるようですが、風邪は万病のもと。
日頃から風邪に負けない養生法を心がけることが大切です。
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◇冬は「寒邪(かんじゃ)」の季節
カゼは万病の水先案内人
中医学では気象の状態が、
病気を引き起こす外因「外邪(がいじゃ)」と考えられています。
気象の変化を「風・寒・暑・湿・燥・火(熱)」という六つの現象
「六気(ろっき)」としてとらえ、
この六気が病気の原因となる場合を特に「六淫(ろくいん)」と呼び、
それぞれ風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)と表しています。
例えば、夏は暑邪による夏バテ、
燥邪の秋は乾燥に弱い呼吸器系の病など、
季節によって起こりやすい症状があります。
特に日本のように四季の変化がはっきりしている場合は、
自然の影響を受けやすくなります。
ただし、病気の原因となる外邪は単独で人体を侵すことは少なく、
風寒や風熱などのように、複数の外邪が一緒になって
侵入するケースが一般的です。
冬は特に寒邪の影響が出やすい季節ですが、
寒邪は寒さによって体を冷やし、
血行や代謝を停滞させたりして、人体の陽気を奪います。
つまり、冬は体力や免疫力を低下させ、
外邪が侵入しやすい状態にさせる季節なのです。
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◇寒気の「風寒型」と熱っぽい「風熱型」
症状や体質で変わるカゼのタイプ
カゼは「風邪」と書くように、風邪(ふうじゃ)とも関係があります。
風邪は、体内に侵入する案内役のようなもので、寒邪や熱邪、
湿邪を引き連れて病気の原因を作ります。
カゼの場合も症状が感性のものか、熱性のものかによって、
大きく「風寒型(ふうかんがた)」と「風熱型(ふうねつがた)」に分かれます。
また、日本人に多く見られる胃腸が虚弱な
「脾虚証(ひきょしょう)」があります。
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□風寒型
寒気が強い性質のカゼで、発汗の有無で実証と虚証に分かれる。
・主な症状
寒気がする、頭痛、鼻水や痰は水っぽい、手足の冷え、
温かい物を欲しがる、筋肉のこわばりなど。
○「風寒実証(ふうかんじつしょう)」
もともと丈夫で体力のある人は、防御作用が働いて毛穴が閉まるので、
発汗がありません。
このタイプの人は、体を温めて冷えを取り除き、
発汗させて風寒邪を追い払うことが大切です。
主な処方は「葛根湯(かっこんとう)」で、
咳が強い時は「麻杏止咳錠(まきょうしがいじょう)」、
痰や鼻水が多い時は、「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」
が使われます。
○「風寒虚証(ふうかんきょしょう)」
高齢者や虚弱体質の人は抵抗力がなく、
毛穴を閉じる力が低下しているので、発汗をともなう場合が多い。
虚証の人は、過剰な発汗で体力を消耗しないようにすることが大切です。
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□風熱型
熱っぽい性質のカゼ
○「風熱証(ふうねつしょう)」
寒気はほとんどなく熱っぽい、喉が赤く腫れて痛む、
粘りのある黄色い痰や鼻水、喉や鼻の乾燥、冷たい物を欲しがるなど。
風熱証の人は、体の熱を冷ます清熱解毒作用のある
「天津感冒片(てんしんかんぼうへん)」がよく使われます。
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□その他のカゼ
○「脾虚証」
ふだんから胃腸が弱く、カゼの時も腹痛や下痢、吐き気など。
胃腸症状が強い人は、余分な水分が胃腸機能を低下させる
「脾胃湿困(ひいしつこん)」ですから、
水分代謝を改善する「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」などが用いられます。
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◇室内や乾燥を避けてウイルス防止
うがいや食事で予防する生活を
寒くてもカゼをひかない人や、
一年中カゼをひいている人がいるように、
免疫力や抵抗力のある体質をつくることが、カゼを防ぐことになります。
冬は暖房などで室内でも乾燥しやすくなっています。
こうした環境や乾燥した呼吸器の粘膜は、カゼのウィルスが
増殖しやすい温床になってしまいます。
室内では加湿器を使ったり、やかんにお湯を沸かすなどして、
適度な湿度を与えるようにしてください。
そして、基本のうがい。
中国の一般家庭では外出から帰った時に、
抗ウイルス作用のある板藍根を用いたお茶を飲んだり、
うがいに使ってカゼを予防しています。
最近日本でも、板藍根のエキスを顆粒にした
「板藍茶(ばんらんちゃ)」が発売されているので、
利用してみてください。
カゼのウイルスの寒邪などは、まず、鼻や喉の粘膜に侵入します。
カボチャやニンジン、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるカロチンは、
体内で免疫力を高め、粘膜を丈夫にするビタミンAに変化します。
予防のためにも、ふだんから緑黄色野菜をたっぷり取る献立を工夫しましょう。
他に、冬は寒さで体が冷えやすい時期ですから、
体を冷やす生野菜や冷たい飲み物はできるだけひかえて、
鍋物や煮物など、温かい野菜を中心にして、寒さに強い体づくりをします。
また、冬はエネルギーを蓄える季節。
冬に無理なダイエットをしても効果が上がらないだけでなく、
病気の原因になります。
寒気のカゼには、ネギやショウガなど体を温めて発汗を促す食べ物を。
熱っぽいカゼには、梨や大根おろしが喉の痛みを和らげ、
喉を潤してくれます。
発汗や下痢などで体力を消耗している時は、
消化の良い食べ物を心がける他、お茶や果汁などで水分を補給しましょう。
胃腸の弱い人は、ふだんから鶏肉や大豆食品、カボチャなどの
胃腸を丈夫にする食べ物を取るようにします。
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◆カゼの回復期
どんなに重いカゼ、長びいたカゼでも、やがて回復期を迎えます。
ふだんは体力に自信がある人でも、病気と闘ったことで疲れて、
体力も気力も低下しているのが普通です。
この時期には消化しやすく、栄養価のある食べ物をとって、
体力の回復をはかりたいものです。
また、カゼをひくと胃の消化力も深まるので、
胃にやさしい消化のよいメニューから始めることも大切です。
日本でも病後の人には、重湯やお粥から食事をスタートさせるように、
カゼの回復期にもそうした配慮が必要です。
回復期の食養生の基本は、
「消耗した気陰(気虚と陰虚を併せもつ状態)を補う」こと。
そのためには、吸収がよく良質なたんぱく質やビタミンCやB群、
ミネラルなどを十分に補給するようにします。
食材としては、気虚タイプと陰虚タイプの人に向くものと同様で、
いも、鶏肉、エビ、うなぎ、豆などです。
とくにおすすめなのが豆。
大豆、小豆、そら豆、グリーンピース、枝豆、きぬさやなどの豆は、
たんぱく質や脂質、ミネラルなどをほどよく含みます。
各種栄養素のバランスがよいところも回復期の食材に向いています。
柔らかく煮ることで消化もよくなります。
※中国漢方には症状によって、この他にも様々な処薬があります。
詳しくは、当店へご相談下さい。
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●● 5.編集後記 「父親へ捧げる家族愛」
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最近、私がたまたま本屋で購入して感動した本。
それは、グッドウィルグループ会長、日本経団連理事、
そうです、介護の「コムスン」で有名な折口雅博さんの自著伝です。
一時時期、ディスコのジュリアナやベルファーレの経営者だった彼が、
何故に?福祉の世界へ、介護の世界へ飛び込むのか?
福祉を食い物にするのか?という意見がマスコミに載りましたが、
私もその悪い印象をずっと持ったままでした。
(折口会長ごめんなさい)
その悪い印象で洗脳されていた私が読む気になったのは、
折口さんが、高校が自衛隊関連の高校で、
大学も防衛大学校だったからです。
私の住んでいる町には、陸上自衛隊第六師団がありますので、
小さい頃から自衛隊大好き少年でして、
お客様も自衛隊員、小学校や中学校の友人も自衛隊関連多しの世界で、
しかもしかも大人になると、友人や従兄弟たちは、防衛大学校を卒業し、
幹部になって日本のために働いているとなりますと、
折口さんの経歴だけで「一瞬にしてファン」になりました。
(私の小学校「神町小学校」は、
クラスの三分の一は、「さくらんぼ農家」
クラスの三分の一は、「自衛隊」
残りの三分の一が「サラリーマンとか公務員、自営」など普通の家庭」
と極端だったんです。)
さてさて、そこで、防衛大学校を尊敬している私には、
やはり自衛隊ファンとしての視線から言っても、
折口さんは素晴らしかったのです。
小さい頃は、お父さんの会社は大田区にあり、
当時の甘味料「ズルチン」を作っていて、
当時としては珍しく社長としてアメリカに旅行に行くなどの
裕福な家庭でした。
ところが、アメリカで「ズルチン」が発ガン性があると分かると、
厚生省から発売を禁止され、お父さんの会社は倒産してしまいます。
お父さんは、それから小さな喫茶店を始めました。
折口少年も学校から帰ると、レジ打ちなどをして、
夜はスナックになる店で働いていましたが、
やがてはお父さんとお母さんの仲が険悪になり、
ついには離婚。
家を追われ、父、姉、妹、折口少年の一家は、
埼玉県の3万3千円の3K暮らしになり、
生活保護を受けるまでの惨めな暮らしになりました…
という、まさにハングリーというか、
今、この日本で「折口さんと同年代でステキ」と思ってしまうくらいの
拍手喝采の本です。
皆様も、暇でしたら、読んでみてくださいね。
面白いです。
「プロ経営者の条件 折口雅博」…☆☆☆☆☆(五つ星)
ジュリアナと介護のコムスンをどちらも成功させたことの
「センターピン理論」とか、面白いのです。
私も、土屋薬局における、また薬剤師として、
またまた土屋幸太郎における「センターピン理論」とは何か?を
日々自問自答して、枕元にこの本を置いて寝ている毎日です。
さあ、「夢と志を持ち」既存の常識にとらわれず、
ゼロから1を創る尊さを知る人間に私もなろう!
(この本は、私の個人的な感想では、
「父に捧げる本」でもありますね。
日商岩井に勤務しながら、父親の最後の3ヶ月は、
病院で寝泊りして、介護しながら、見取った折口さんの
父親の会社が倒産してからの苦労を跳ね除ける、
「父親へ捧げる家族愛」の本だと私は思っています。
だから、私はこの本は大好きです。
「経営」の本なんだけど、原点は「家族愛」。
けっして、「こうすれば金はもうかる」の本ではありません。
また、「自分が成功したのは、幸運ではなくて、
「原因」があったから「結果」があったのだ。」と言い切る彼の
まさに「グッドウィル」は素晴らしいです。
そういえば、星薬科大学創設者の星一先生も、
厚生省につぶされたんですよね。
先生のお子様の星新一先生の父親の自伝なども素晴らしいんですよ)
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