9月の嬉しいお便り

高プロラクチン血症の漢方相談で妊娠されました〜卵胞の反応を良くする方法、基礎体温が整っての妊娠




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「卵の反応を良くする方法」
「陽性反応おめでとうございます〜流産を制す〜」
「妊娠9ヶ月です。嬉しいお知らせです〜基礎体温が整っての妊娠」

山形県東根市神町 土屋薬局 薬剤師・不妊カウンセラー、国際中医専門員A級(中国政府認定)・
NPO法人日本不妊カウンセリング学会会員 土屋幸太郎


2004年9月度の嬉しいお話の一部をココログ版で紹介させて頂いています。

今回のお話は、「高プロラクチン血症の漢方相談でご懐妊されました」「2回の流産を乗り越えて」
「卵胞の反応を良くする方法」「陽性反応おめでとうございます〜流産を制す〜」
「セカンド不妊克服です。おめでとうございます」
「妊娠9ヶ月です。嬉しいお知らせです〜基礎体温が整っての妊娠」の5つです。



高プロラクチン血症の漢方相談で妊娠されました。


先ほど、嬉しいお電話がありました。

昨日に陽性反応がでたそうです。

お客様のお話では、「こんなに早く妊娠して良いのかしら!」
というものでした。


初相談日は、今年(平成16年)の6月29日です。

昭和51年生まれで、27歳です。身長は、161cmで体重は55kgです。

結婚6年目で、一人お子様がいらっしゃいますが、
なかなか2人目ができないそうです。

ご主人様は、26歳で大工さんをしています。検査は問題ありません。ガッチリしているそうです。

さて、奥様は 高プロラクチン血症で、83mg/mlです。

3ヶ月前からカバサールを1錠服用しています。

生理後5日目からは、5日間クロミッドを1錠服用していて、
誘発剤によるタイミング療法中です。

初潮は11歳。28日周期で、生理は5日間です。
最近は、6月12日から6月16日まで生理がありました。

基礎体温は2層になっています。

生理の1週間前からは下腹部痛があります。
胸の張りはありません。

生理痛はありますが、鎮痛剤を服用するほどでもありません。

排卵痛や不正出血などもありません。

食欲はあります。便通もお小水も問題ないです。
寒がり、冷え性はありません。


当店からは、「養血調経の漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」をお勧めしました。


脳下垂体から分泌される プロラクチンというホルモンには、
乳汁の分泌を促す働きがあります。

授乳中には 月経がこないことでも分かるように、
このホルモンには、排卵や月経を抑える作用があります。

プロラクチンが大量に分泌された状態を 「高プロラクチン血症」といい、
不妊の原因のひとつとなっています。

黄体期に胸が張りやすく、乳汁分泌などの症状が表れることもあります。

東洋医学では、古くから麦芽を断乳(授乳をやめること)に使ってきた経験から、
高プロクチン血症の患者さんに応用したところ、
かなりの率でホルモンの状態が 改善することがわかってきました。


その「麦芽を炒ったもの」と、「養血調経の漢方薬」を併用しますと、
かなりの確立で、チャンスが広がりますので、
妊娠しやすくなってきます。

私の友人も、「養血調経の漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」で授かっていまして、
今日の午前中に ニコニコして、来店してきました。(*^_^*)


さて、話は戻しますと、翌月の7月15日には、
生理が12日にきて、生理痛がなかったそうで、
少し経血量が少なかったそうです。
(お医者さんからは、心配いらないと言われています)

ご主人様の「種」も丈夫にしたほうが良いので、
「食用アリ製剤」を、ご主人様も服用していくことになりました。

さて、その後7月26日に「養血調経の漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」同じ処方で、
継続していきました。

そして、今日のお電話で 昨日に陽性反応が出たとのことでしたので、
早い良い結果となりましたので、私たちも とても嬉しく思っています。

ただし、子宮の中で少量の出血があり、
5lくらいの確立で流産しやすいとのことで、
お医者さんから止血剤が処方されたそうです。

今後は、漢方では「養血調経の漢方薬」を
流産予防に服用して頂き、「麦芽を炒ったもの」はお休みします。

どうもおめでとうございました。

H16・9・1 午後2時半






2度の流産を乗り越えて


今日は、今現在は嬉しい話が合計3つあるのですが、
その中から一つ紹介させて頂きます。

31歳の女性のかたです。

結婚1年7ヶ月で、ご主人様は33歳です。

過去に2回の流産経験があります。

昨年の秋と今年の7月で、どちらも5週目で流れているそうです。
(初回の相談日が、昨年の9月13日です)

周期は 28〜30日で、血液検査は正常です。
便秘は3日に1回です。

もう一度流産されましたら、不育症の検査をしていくそうです。

過去の流産では、流産したときにはお腹が痛くなったそうです。
やや冷たいものを食べると、下痢をするときがあります。


さて、当店からは 養血調経の漢方薬の「養血調経の漢方薬」
と胃腸を丈夫にする香砂六君子湯をお勧めしました。


女性は、毎月生理で一定の血液を消耗しますので、
慢性的に血液が不足しがちです。

いざ「妊娠、出産、授乳」のときにも、大量の血液が必要とされます。

妊娠中は、受精卵や胎児に絶えず十分な栄養を与えるのは「血(けつ)」の働きだと考えています。

せっかくの授かりものを流産から守るためにも、妊娠後だけでなく、
日頃から、「血」の働きを高めるように努力する必要があります。

「血」がなければ、生理もこないので、妊娠できません。

「養血調経の漢方薬」は、子宮、卵巣の働きや性ホルモンのバランスを良くするだけでなく、
健康な体づくりを助け、血行を改善して体調を整え、精神的に安定させる働きをします。


初相談日が9月13日で、その後の 9月30日のコメントでは、「服用後、10日後に生理がきました。

初日、二日目に生理痛があって、鎮痛剤を1日1錠服用しているそうです。

血塊は少ないです。生理前のイライラや胸の張りはありませんでした。」とのことで、
以前の漢方薬を服用する前は、
PMSの月経前緊張症がひどかったそうです。


12月2日には、以下のようなコメントを頂きました。

@生理痛は、鎮痛剤を服用しなくても良かった。
(いつもは 絶対に1回は、鎮痛剤は服用している)

A生理の3日前に、ものすぐお腹が張った。
胃のだるさがあった。便秘がち。

B今日は、高温期に入っているが、便秘がつらい。

C手足が立っているときにつらい。血行不良かもしれない。

D生理は5日間(以前は7日間あった)。経血量には変化ありません。

E生理中の血塊は減りました。

F排卵痛や不正出血はありませんでした。排卵期のおりものは、3日間は感じました。


漢方薬は、「養血調経の漢方薬」と星火健胃錠を引き続き続行していきます。


翌年の、つまり今年の1月に生理痛がつらくなかったとまた嬉しいコメントを頂いていたのですが、
1月18日には待望の妊娠陽性反応がでました。!

1月30日には、心音が聞こえまして、6週3日目でした。
つわりがでてきました。

その後、本日の9月8日にまたお電話を頂きましたが、出産予定日は 9月15日だそうです。

どうもどうもおめでとうございました。






卵の反応を良くする方法


今日の仕事もひと段落しました。

土曜日ということもありますが、
新しいお客様も多くて忙しかったです。

午前中には、隣県のN県からメールの漢方相談表を一度お送りして頂き、
当店から返信させて頂いたお客様が車で3〜4時間かけて来店されました。


体外受精のときに卵巣がうまく反応しない。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)があるとのことでした。

6〜8分裂までするのだから、卵さえきちんと採取できれば、
今度はうまくいくでしょうとのことで、
漢方薬で病院での成功率を高める併用方法を検討しました。

実際に、お顔を拝見しまして、舌ベロもチェックしまして(「舌診」と言います)、
漢方薬の方向性も決めました。

舌ベロの状態などが、PCOSのかたに多い特徴を持っていました。
舌は、色はやや薄いピンク色で、苔は やや白くてちょっと厚めです。


卵がうまく出てこないPCOSの、一つの原因としましては、
@淤血(おけつ) A痰湿(たんしつ)などの邪気(じゃき)が
卵巣に集まっているからだと中医学では認識しています。

舌の苔がやや白くて厚いのは、痰湿(たんしつ)という邪気が体にあることの「証明」です。
痰湿の邪気を追い払う方針をとります。

同時に舌の色が薄いことは、血虚(けっきょ)と呼び、血が足りなければ生理がこないですから、
補血(ほけつ)して生理を整えることも原則になります。

補血すると卵に効果的です。

通常の「精」を補う補腎作用の「鹿茸が配合された漢方薬」、
「血(けつ)」を補う養血調経の「養血調経の漢方薬」などとともに、
補腎化痰作用のあるものを併用したほうが、かなり効果が上がります。


昨年は、当店では PCOSのお客様、2人とも妊娠されていますが、
お二人ともにその原則を守っていきました。


今日、ご来店頂きましたお客様には、上記のことを踏まえまして、
「養血調経の漢方薬」に「鹿茸が配合された漢方薬」、
そして化痰補腎作用のあるチャガをお勧めました。


一般的な原則としましては、@補血 A補腎の方法が体外受精のときのセオリーになりますが、
PCOSの方の場合には、痰湿(たんしつ)が絡んでいるケースがありますので、
キノコ類のチャガで痰湿を化痰(かたん)していけば、
もっと排卵に関しまして有効ですし効果的です。


そういうことを説明しまして、お車を見送りましたが(無事にご到着されたでしょうか?)、
私もうまく成功してほしいと心から祈念しております。

前向きにがんばっていきましょうね。


今日の彼岸花は、昨日よりも少し角度がついています。

自然って不思議ですね。

彼岸花、咲くのが楽しみです。





妊娠6週目です。おめでとうございます。


昨日の夕方6時ごろに、息を弾ませたお電話がありました。

妊娠6週目とのことで、ご主人様のことも
奥様のこともよく知っているだけに
私も とても嬉しく思いました。

37歳のかたです。

5歳の娘さんがいまして、2人目がほしいとのことで、
昨年の5月31日からのご相談でした。

最初のころは、お父さんに「血行を良くする漢方薬」をとのことでしたが、
奥様に卵巣嚢腫があったので、父親の「血行を良くする漢方薬」を試しに服用してみたところ、
卵巣嚢腫が消えたので 「漢方で何とかならいですか?」とのことでした。


舌は、淡いピンク色で、少し血虚(けっきょ)気味です。
漢方では、血(けつ)の不足と認識します。

舌の先は、(舌尖といいますが)、紅い色をしていて、
これは心熱(しんねつ)や心肝火旺(しんかんかおう)と呼ばれ、
ストレスが長期間体にこもっていて、熱などの炎症がある感じを受けます。

苔は、やや白い苔が多いです。
少し浮腫みやすいかもしれません。

初潮は、12歳で、28日周期で、生理は3〜4日間です。

生理前に胸が痛くなりやすいです。
4〜5日前から、その症状が起こるそうです。

生理痛は腰が重くなります。

血塊は少し生理に混ざりますが、以前ほどではないそうです。

不正出血はありません。

排卵日前後のおりものにも変化はありません。

肩こり。

食欲はあります。胃もたれや胸やけはありません。
便は、1〜2日に一度です。お小水は正常です。

寒がりで、手足はいつも冷たい感じです。


以上のような情報から、当店では、
「養血調経の漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」をお勧めしました。

「養血調経の漢方薬」は毎日の服用で、「麦芽を炒ったもの」は月経期はお休みです。


年があけまして、今年の1月を最後にして、
しばらくお休みがありましたが、
また再度漢方を服用して頑張りたいとのことで、
6月18日の再度の相談です。

生理の1週間〜10日前に、胸の張りとムカつきがあります。

生理が始まる頃になると、すっかりと治ります。

生理の周期が26〜35日で、生理の周期は一定にはなりません。

チャートでは、「気滞(きたい)」タイプになるそうです。


「養血調経の漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」に、
「血行を良くする漢方薬」の併用をお勧めしました。

とくに、生理期間中には、淤血(おけつ)を解消するために、
「養血調経の漢方薬」と「血行を良くする漢方薬」は一緒にブレンドして混ぜまして、
1日3回を目安に服用することをお勧めしました。

翌月の7月27日には、生理は21日周期できたが、胸の張りやムカつきはなかったそうです。

引き続き、「継続は力なり」で、「養血調経の漢方薬」と
「血行を良くする漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」を継続して、
同じように服用していきます。

〜〜〜〜〜〜〜

そして、昨日のお電話の9月14日で、「妊娠しました!」という喜びの声になりました。


「養血調経の漢方薬」は、安胎効果があり、「流産を制す」漢方薬になりますので、
引き続いて服用して頂きまして、「血行を良くする漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」は
もう服用しないで卒業することとなりました。


どうもおめでとうございました。

当店スタッフ一同、喜んでいます。

今日の昼休みの散歩シリーズです。

私の好きな大森山と奥羽山脈。

月山です。

遥か遠くに眺められます。





陽性反応おめでとうございます。「流産を制す」


今日は 隣県からのお客様や山形市などのお客様たちが来店され、
がんばらなくてはと思った次第です。

最近は 土曜日の休みの日に、遠方から来店される人が多くなってきているようです。


さて、今日の午前中には 友人から電話がきて、「先輩のお見舞いに行こう!」とのことでしたので、
私は昼休みを利用して、友人の車に乗って病院に行きました。

お見舞いの品といえば、「バナナ」。

私は東京に住んでいるときに、盲腸になったのですが、(そのときは、たしか「牧田総合病院」でしたが)、山形の同郷出身の友人たちがお見舞いに来てくれたのですが、Oくんという眼鏡が似合うまるで「大江千里」の彼は、私の病室にニコニコして入ってくるなり 「バナナだよ〜」とお見舞いをくれたことが未だに忘れられません。

病院近くのマックス・バリューで、意気揚々とバナナなどの果物を購入し、友人と4階の外科のナースステーションに意気揚々と「○○さんはいますか?」と尋ねたところ、「昨日退院されましたよ」と言われ、多少のショックを受けながら、先輩の家まで 気を取り直して、お見舞いをもっていきました。


久しぶりにお会いする先輩は、体重が6キロ痩せたものの、
元気そうで私たちもとても良かったなあ、、と思い、
お互い仕事で忙しい二人は帰路に着いたのでした。

健康が一番ですね。

(もちろん、バナナは好評でした。。アンデス・メロンには負けたけど)


あと、私的な話ですが、明日と明後日は「大阪」に行ってきます。

山形から、伊丹空港まで空を飛びます。

日本中医薬研究会の「全国大会」が大阪の、ホテルニューオータニであるのです。

(ああ困った、というか、まだ全然明日の準備をしていないです)

もし、このコラムをお読みのかたで、
日本中医薬研究会の会員店さんにお世話になっているとしましたら、
「先生、大阪はどうでしたか?」と聞いてみてください。


「何で知っているのですか?」とビックリされるかもしれません。。

大阪では、李教授の講演を聞いて、勉強してきます。

実力をアップさせますので、楽しみにしていてくださいね。



前書きが長くなりましたが、今日の嬉しいお話です。

24歳のかたです。

結婚1年半。流産の経験はありません。

ご主人は同じ24歳です。検査は問題ありません。

初潮は、15歳で、生理の周期は 33〜42日周期で生理不順気味です。

生理は、5〜7日間あります。

婦人科でホルモン検査が終わりましたが、
とくに問題はないそうです。

仕事には行けますが、生理痛はつらいときがあります。
下腹部痛と腰痛になるそうです。

生理には、レバー状の塊があります。

経血量は変化ありません。

生理の1週間前から、胸の張りやイライラもあります。

排卵日前後に不正出血があるときがあります。
おりものは、排卵日前後に2〜3日間は感じるそうです。


食欲あります。胃もたれ、胸焼けありません。

便は正常で、お小水は近いほうです。

手足は冷える感じです。

舌ベロは、歯型が付いていて、やや紫色です。
苔は白い感じです。

(脾気虚と淤血という「証」があることが分かります)


漢方薬では、「養血調経の漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」をお勧めしました。

今年の2月3日が最初のご相談です。


その後、3月には、「服用したら体が温かくなった。

生理痛は、鎮痛剤を服用しなくても良くなった。不正出血はない」とのことで、
なかなか良い傾向でした。

ただし生理前の胸の張りなどはあったそうです。

病院では、注射を打ってタイミング療法をしています。

タイミング療法に漢方薬を併用することは、妊娠する確立が10〜15lくらい上がりますし、
同時に子宮内膜が薄くなるなどの副作用の軽減がすごく期待できます。


その後、生理期間中には、「血行を良くする漢方薬」を1回1包を「養血調経の漢方薬」と一緒に溶かして、
血液をサラサラにして、古くなった子宮内膜を追い出し、その周期の子宮内膜を良い状態にして、
妊娠しやすくすることを目指しました。


「麦芽を炒ったもの」ももろちん継続中です。

「麦芽を炒ったもの」は、生理中と妊娠したらお休みです。


さて、根気よく2月から「継続は力なり」で服用していましたお客様が 
今日の9月18日に来店しまして、「妊娠しました。」とのことで、私もすごく嬉しく思いました。

良かった、良かったです。


9月15日に陽性で、赤ちゃんは「4ミリ」だったそうです。

お医者さんからは大丈夫と言われていますが、
たまにお腹がキリキリすることがあるそうです。

食欲はあまりなく、夜になんとか食べられる状態だそうです。

便秘で、2〜3日に1回の排便。お小水は近くなった。

冷え性はなく、夜も眠れるとのことでした。

舌は、紫暗で、苔は 白い苔がやや多く見えます。

(淤血と痰湿があり、胃腸が弱いことが分かります)


「麦芽を炒ったもの」と「血行を良くする漢方薬」はお休みします。(今日から)

「養血調経の漢方薬」に香砂六君子湯をを併用します。。


不妊症とは、ある意味 不育症でもあり、よくよくお話をお聞きしますと
流産を繰り返しているお客様も多く「流産を制する」ことも大切なことになります。

ですから、陽性反応でおめでとうござます。。で終わるのではなくて、
せめて安定期に入るまで健康な母体を目指して 
お母さんと赤ちゃんがどちらも健康ですくすくと育つことが理想的です。


ということで、今日のおめでたい話でした。

おめでとうございました。


今日の「彼岸花」です。

明日は大阪です。大阪は、久しぶりですから楽しみです。

(午後8時半作成完了。。いろいろあった一日でした。)




セカンド不妊克服です。おめでとうございます。


本日、2回目のココログ版土屋薬局 中国漢方通信の更新です。

基本的には、お店のなかでの嬉しいお話を みなさまと共に共有して、
一緒に嬉しさを分かち合おうということがコンセプトですので、
その法則では1日に2回の更新も「あり」になります。

最近は、業務が多忙のためにDMを発送できていませんが、
(DMとは郵便物などで情報を載せたものを同封することです)、
以前にお送りしていたときには、「嬉しいお知らせ」が
「とても励みになります」「私もがんばります」ととっても好評でしたので、
このココログ版もお役にたてば、、、と密かに期待しています。

では、行ってみましょう。

今日の嬉しいお便り。


「19週目です。おめでとうございます」


30歳のかたです。Nさんとします。

昨年の4月13日が初めての相談日です。

平成8年に結婚されまして、
その年には一人目のお子様が生まれました。

その後、なかなか2人目ができません。

続発性不妊症です。

「セカンド不妊」という言葉があるように、
二番目の子供が欲しいと思ったときに妊娠できずに悩んでいる方は、多いようです。


理由の一つに、第一子の妊娠、出産、産後そのものに原因がある場合があります。

母体は妊娠中、胎児を養い、出産では体力を消耗します。

出血、産後の悪露(産後、子宮や膣内に残っている血液や分泌物の固まり)排出、
子宮復旧と続き、さらに「授乳、育児」と母体にとっては負担の連続です。

そのために産後は、
ホルモンの働きが低下したり血行が悪くなります。

つまり、第一子の出産による身体の消耗が、
第二子の妊娠がしにくい体にしてしまう場合もあります。


さて、話を戻ります。

Nさんは、器質的な疾患はありません。

少しプロラクチンが高いです。19くらいだそうです。

テルロンを服用しますが、吐き気などの副作用があります。

昨年には体外受精をしました。

今は、婦人科はお休みしています。

初潮は、13歳で、周期は30日。生理は5日間です。
4月2日から生理が始まっています。

たまにレバー状の血塊がでます。

PMSなどの生理前のつらさはありませんが、
排卵日が分かりにくいそうです。

たまに頭痛です。

食欲はあります。胃もたれ、胸焼けはありません。

便通、お小水ともに正常です。

若干、寒がりです。

ご主人様は、37歳で、ダンプの運転手さんです。

当店からは、「養血調経の漢方薬」とオリヂンPをお勧めしました。

子宮内膜や、卵胞が育つことにも、
この2つの組み合わせは有効です。


6月19日。

生理前後、とくに生理前に頭痛があります。

まだ母乳がでます。

生理前の胸の張りがあります。

プロラクチンのせいかもしれません。

「養血調経の漢方薬」とオリヂンPに、
「麦芽を炒ったもの」の併用をお勧めしました。


7月14日

まだ母乳がでます。

生理前にはお腹の痛みがあります。

排卵日前後にも下腹部痛があります。(排卵痛ですね)


8月9日

母乳がでます。生理前には、お腹が痛みます。

以前テルロンを服用していたときには、
母乳は治まっていたそうです。


9月2日

妊娠反応がでました。

しかし出血があったので子宮外妊娠かもしれないとのことでした。


9月30日

まことに残念ながら子宮外妊娠だったので、
2週間入院していたそうです。

体力は回復してきたそうです。

基礎体温は、低いままです。

次の生理を待っている状況です。

早く回復して頂きたいです。


12月4日

10月と11月に生理がきました。

子宮卵管造影をしましたが、良いとのことです。

「養血調経の漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」、
「プラセンタ製剤」をしっかりと服用していきます。

これらの漢方薬は、流産後の建て直しと次の妊娠を目指すという
「一石二鳥」の漢方になります。

「養血調経の漢方薬」を服用していると体調が良く、頭痛もないし、
冷え性もないそうです。

風邪を引きやすかったのですが、漢方を服用しているせいか今年は風邪もひいていません。


平成16年1月7日

今回は生理が長いそうです。8日間。

手足も冬季のせいか、冷えます。

食欲はあります。お通じやお小水もいいです。

引き続き、「養血調経の漢方薬」などは継続です。「継続は力なり」です。


3月4日

今回は、生理が5日間でした。不正出血はありません。

生理痛もなく、経血量も変化はありません。


4月14日

「養血調経の漢方薬」、「プラセンタ製剤」、「麦芽を炒ったもの」に、
今回から「老化を予防する漢方薬」併用をお勧めしました。

お乳は、まだ出るそうです。

〜〜〜

6月16日

待望に、待ちに待った妊娠です。

陽性反応です!

胎嚢も見えました。

子宮外妊娠でもありませんでした。

前回のこともありますので、
慎重に経過を見ていきましょうとのことです。


安胎効果のある「養血調経の漢方薬」と「プラセンタ製剤」を継続します。


9月22日

そして、今の9月22日です。

19週目です。

もうすぐ6ヶ月です。

安定期に入っています。

お腹が張っているのでウテメリンを処方されています。

しかし、かえって副作用で飲みづらいそうです。

足も最近、冷えてきているそうです。

今まで、漢方を安心してお休みしていましたが、
今日から再び体調を良くするためにも「養血調経の漢方薬」を服用するとのことでした。

Nさん、どうもおめでとうございました。

良かった、良かったです。

今朝、撮影した「綿の実」です。

花が閉じて、変化中です。

これから、本当に「白い綿」が出てくるのか?興味津々です。

綿の花(綿花)」と「最後の綿の花」もご覧になってくださいね。






妊娠9ヶ月です。嬉しいお知らせです。「基礎体温が整っての妊娠」


おはようございます。土屋です。

山形は、台風の影響で早朝から雨が降っています。

少々、寂しい天気ですが(こんなときには、低気圧の影響で体調を崩しやすいですのでご注意を!)、
嬉しいホットなお知らせで体を温めていきましょう!

当店のお客様の嬉しいご報告を今月中旬に頂いておりますので、ご紹介させて頂きます。


「Hさんからの嬉しいお便り」

ご無沙汰しております。

先生、お元気でしょうか?

今年の初めあたりに先生に不妊のことでご相談した者です。

3年前に子宮筋腫の手術をしたことがあり、それからは体を冷やさないようにしたり、
食べ物にも気を遣ったりして体調管理に気をつけてきました。

生理も順調だし(ちゃんと高温期と低音期の二層に分かれている)、原因がわからなかった私。

しかし、先生からいただいた情報で、基礎体温のグラフの形がギザギザに乱れていることに気付かされました。

これでは妊娠しにくいとのこと。


養血調経の漢方薬、鹿茸が配合された漢方薬、麦芽を炒ったものを飲み始めて2ヶ月後、
なんと基礎体温のグラフが乱れることなく水平にきれいに整ったのです!

これには本当に驚きました。

しかも、もっと驚いたことに、その月に妊娠することが出来ました。

もっと早くにお礼のメールをすべきでしたが、仕事のこともありなかなかできずにいました。

すみませんでした。

現在は妊娠9ヶ月、35歳という年齢にもかかわらず、おかげさまで何のトラブルもなく産休に入ったところです。

先生、本当にありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


このお客様は、昨年の10月が始めての漢方相談です。

結婚1年目になります。早く子供がほしいです。

手足や腰が冷えます。お尻の肉にさわると冷たい感じです。

生理前の吐き気や、寝つきが悪くなるなど、30代から感じるようになりました。

3年前に、子宮筋腫の手術後から経血量が減りましたが、
貧血も治り、生理痛も無くなったそうです。

爪が薄く、縦に筋が入ります。

デスクワークの仕事ですから運動不足を感じますし、ほとんど歩く機会がありません。

食生活には気をつけていて、冷たいものや添加物を避けています。(立派ですね。(*^_^*))

周期的に考えれば、生理が終わった後から排卵期までの「卵胞期」は、
妊娠へ向けて準備をする期間ですし、次の高温期への「橋渡し」になりますので、
ここの時期に漢方薬を集めに服用しますと効果的です。


さて、漢方薬を服用しましてからHさんは、
夜のお小水の回数は今まで3〜4回だったのが1回に減りました。

膀胱炎にもならなくなりました。


…と自覚症状全般的に良い方向に向かいまして、基礎体温も整っての妊娠となりましたので、
私たち土屋薬局のスタッフ一同もとても喜んでいます。

おめでとうございました。(*^_^*)





お電話やメールでご予約お願いします。
平日の漢方相談大歓迎です。一人一人に時間をじっくり割いて相談しています。
遠方のかたは、電話やメールでご相談をお寄せください。こちらから。


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中医学、とくに中医学漢方の痺証と中医漢方婦人科に詳しい薬剤師 土屋幸太郎 (国際中医専門員)、不妊カウンセラー(NPO法人不妊カウンセリング学会認定)による親切な相談。じっくり話を聞いて一人一人の体質や年齢、症状に応じて相談しています。どうぞお気軽にお声をかけて下さい。

土屋幸太郎のプロフィールはこちらです。

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<2015年7月30日 土屋薬局店内 漢方勉強会>

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壁面にはお客さまから寄贈された赤ちゃんの写真やお手紙で明るい活気に満ちた店頭です。

ご主人さま、ご実家のお母様と赤ちゃんと家族4人でのご来店でした。

こちらのコラムもぜひご覧になってください。


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こちらも2015年7月30日現在の土屋薬局の外観です。

連日の猛暑、旧国道13号線沿いに当店がございます。

地理的には村山市、河北町、天童市、寒河江市、山形市、仙台市から来店しやすいです。

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<2013年11月4日 郡山市ビッグパレット 薬剤師 土屋幸太郎の漢方相談の風景>

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土屋薬局 中国漢方通信/漢方専門の薬剤師、不妊カウンセラーが相談します。

漢方体験ドットコム…土屋薬局のお客様体験談です。ぜひご覧になってください。

土屋薬局 中国漢方通信メールマガジン…毎月5日と15日の月に2回スタッフと力を合わせて発行しています。約360名の読者の方々がいらっしゃいます。ぜひご購読のご検討を!


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<2015/09/30 送子観音菩薩像を漢方コーナーに移動しました。オーラがでています>

中国の民間の信仰では、送子観音菩薩は日本でいう「子授け観音」として大変に有名です。

中国で不妊治療の名医、老中医は「あの先生はまさに送子観音菩薩です」とも言われたりしています。

当店も私も送子観音菩薩のエピソードにあやかりながら、お客様たちと喜び、悲しみを共有していきたいです。


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漢方のご相談方法は、漢方相談表、またはファックス電話で受け付けています。
お問い合わせは、送信フォームもございます。
詳しい漢方相談の方法はこちらからで説明しています。

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所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
Google mapによる所在地

営業時間 第二、第四日曜日お休みです。

平日 午前9時〜午後7時  土祭日 午前9時〜午後6時

メールアドレス JDY00247@nifty.com

電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651


仙台方面からのご来店の場合には、お車でのご来店、または仙台駅前の旧仙台ホテル跡の複合商業施設のEDEN前のバス停から「山形新庄行き」48ライナーの山形交通のバスをお勧めしています。さくらんぼ東根駅下車です。1時間に1本あります。約1時間15分です。

さくらんぼ東根駅に到着されましたら、当店のスタッフがお迎えにまいりますので、お気軽に前もってご予約のうえご来店頂けたらと思います。

福島県からのご来店のお客様も増えてきています。

郡山市から東根市までは約2時間ぐらいで当店に到着しますし、山形新幹線で息子さんと一緒にさくらんぼ東根駅経由で来店されたお客様もいらっしゃいました。


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土屋薬局では、婦人病の漢方相談に
積極的に取り組んでいます。

基礎体温表による
周期調整法もマスターしていますので、
安心してご利用してください。

漢方では一人一人の体質に合わせて相談していきますので、詳しくはご相談してください。



漢方相談は、
漢方相談室のフォームファックス(0237−49−1651)
お電話(0237−47−0033、0237−48−2550)で。

体調に合わせながら
健康をつくる漢方相談をしていくことを誓います。