ココログ版ダイジェストVOL7

2004.12.03〜2004.12.28
(05/03/08)


ココログ版ダイジェスト7号をお送りします。

「雪降り前のオータム・イン・ヒガシネ」「山形の初雪のニュースです」「ココログプラスにしました」「雲に隠れる岩木山」「冬将軍来る(山形のカナダ)」の5点をお届けします。

今、この原稿を書いているのは3月8日ですが、
雪が降る前の冬が来る緊張感など懐かしく思いました。

今日は春雨が降っていますし、だいぶ日が長くなりました。

2004.12.03

雪降り前のオータム・イン・ヒガシネ

こんにちわ、土屋です。

我が家では、今日から庭師さんが数人で来て、雪が降る前の雪囲いの準備をしています。

雪が降る地方のかたでしたら、意味が分かると思いますが、積雪の重さで庭木が折れたり、潰れないように、長い板で上から円錐状に木を囲ったりすることです。

今日から始めて、明日には終わる予定ですが、毎年造園屋さんが来るたびに、そろそろ冬だなあと実感します。

そういえば、昨日もお隣の村山市の造園屋さんが足腰の痛みを楽にして「人は足腰から衰える」ことを予防する独歩丸を購入されたのですが、今は忙しいと言っていました。

年末まで仕事のスケジュールが一杯で、後は「冬眠」に入るのだそうです。

冬眠の目覚めは、もちろん春です。

雪解けですから、庭の雪囲いを外す仕事が待っています。

雪囲いを外しているのを我々が見ると、今度は「春が来たんだな〜」と実感します。

そういう分けで、今回は冬が来る前の季節を実感する雪国名物の「雪囲い」の話でした。

(もう一つは、車のタイヤ交換もあります。ノーマルタイヤから、スタッドレスの冬タイヤに換えます。これも雪降り前の一仕事です。え?我が家の状況ですって?もちろん、すべての車のタイヤ交換は終わっております。これで、いつ雪が降っても大丈夫です)

さて、最近はメールやお電話で「山形では雪が降っていますか?」と聞かれることが多いですので、今日の「雪降り前のオータム・イン・ヒガシネ」の模様をお届けしましょう。

「おらだちの野川から眺める月山と葉山連邦」

「月山の冠雪―来るべき冬」

「冬よ僕に来い、僕に来い。僕は冬の力、冬は僕の餌食(えじき)だ(高村光太郎先生の「冬が来た」の一説より引用)」

「鳥たちの冬の餌になる柿を背景に見える若木山」





2004.12.17

山形の初雪のニュースです。

本日、2回目の更新です。

ただ今、お客様から電話で妊娠したようだとのことで、
流産を防止する安胎法の説明をさせて頂きました。

嬉しい漢方相談は、こちらも気分がいいです。
今日は4人目の嬉しいお話でした。良かったです。


さて、今日のニュースでは山形の平野部の米沢市や酒田市で初雪となったそうです。

山形新聞ニュースより

「山形、酒田などで初雪・観測史上最も遅く 」

「ようやく降りました―。山形地方気象台は16日午後11時半、山形で初雪を観測した。平年より30日、去年より23日も遅い記録。これは、1891(明治24)年に観測を開始して以来、最も遅い初雪で、1911(明治44)年と20(大正9)年に記録した12月6日より10日も遅かった。」…2004年12月17日 金曜日より(山新さん引用させて頂きました。ありがとうございます)


私の住んでいる東根市の平野部では、まだ初雪を見ていませんが、そろそろ冬将軍の到来を実感するニュースでした。

スキー場の人たちや除雪作業の土木屋さんなど、降雪がないと困る人たちもいらっしゃいますので、「雪が降るときには、雪を」の世界でしょうか。

さて、今日の我が家の3階から見る若木山と
奥羽山脈を紹介しましょう。


「冬にそなえる若木山(おさなぎやま)」

2004年12月17日(金)午後4時7分の撮影です。

ピン!と緊張した空気を実感します。

冬の寒そうな、心が引き締まるような山並みが好きです。

夏や秋や春とは違う荒涼とした景色に魅力を感じます。

さあ、冬に備えよう。「冬よ、僕に来い」





2004.12.18

ココログプラスにしました。

こんばんわ。土屋です。

今日は、土屋薬局がある東根市でもチラチラと雪が降りました。

積もりはしませんでしが、ぐっと寒さが厳しくなってきています。

さて、今日の一日の出来事としましては、ココログベーシックからココログプラスにバージョンアップしました。

スタイルやデザインや今までのままですが(色など変えようと思いましたが、しっくりくるデザインが無かったのでこのままにしました)、日付などが記事の上に載っていますので、今までよりも見やすくなったのではないでしょうか。

ココログプラスにして良かったなあと思ったことは、「アクセス解析」が出来ることです。

初めて「アクセス解析」というものを見たのですが、
検索した用語などやブックマークからお読み頂いたのかが分かるのですね。

ちょっとビックリでした。

「ココログ版土屋薬局 中国漢方通信」は、今日の3時間ぐらいのデーターでは「ブックマーク率」が47lでした。

固定の読者のみなさまがいることで、恥ずかしいやら、緊張するやらで、「更新する意欲」が沸いてきました。

これからもがんばりますので、どうぞよろしくお願い致します。


さて、今日は土曜日でしたので漢方相談が一日忙しかったです。


女性のかたのご相談が多かったです。

ダイエット関連のご相談が2つ(ホルモンの関係と妊娠時の便秘と肥満)。

突発性難聴の漢方相談のかた。慢性の耳鳴りのかた

子宮内膜症のかた(生理痛がだいぶ軽減しています。良かった、良かったです)

足腰を丈夫にして、痛みを軽減する漢方相談。

体外受精へ成功するための体づくりの漢方相談。
(当店が得意とする相談で、良い結果がでています)

流産後のプロラクチンの乱れ(高プロラクチン血症)、乳汁が止まらないご相談。

卵巣嚢腫のご相談。

などでした。

電話相談なども多かったです。

当店がお役にたてれば幸いです。

店内は暖房が効いていますので、暖かい環境のもと3つ目の綿の誕生です。

自然って不思議ですね。観察していて楽しいです。




2004.12.22

雲に隠れる岩木山

津軽を旅した記録の、本年最後の更新です。

今年の10月10日に津軽を訪れたときの模様は「津軽路シリーズ」でお楽しみ下さい。


私は温泉ファンが興じて津軽に憧れを持ちました。

仕事も忙しいですので、私の人生においては津軽を訪れる機会が無いだろうと思っていたのですが、「念ずれば…」の世界でして、今ではすっかりと津軽好きのリピーターとなっています。

ダイナミックな自然が好きです。

ああ、東北に生まれて良かったなあと思う瞬間を紹介しましょう。

台風が去った翌日の板柳町で「桃のようなりんご」を見た後に、
鶴田町、五所川原市と走りぬけ、101号線で岩木川を渡ります。

この岩木山を撮影した場所は、101号線沿いでちょうど
森田村に入ったあたりだったと思います。

残念ながら岩木山の山頂は雲に隠れていますが、
雲の間からは「チンダル現象」となった光がキラキラと舞い降りてきます。


漢方コラムの「ヤドリギ(桑寄生)〜ヤドリギの下で甘いキスを〜」の中でも「岩木山のヤドリギ」の画像がありますが、この画像は湯段からの撮影でちょうど森田村とは反対方向になります。

雲には隠れていますが、反対側から見ると印象が少し変わってきますね。


「岩木山にはりんごの花がよく似合う」と言われますが、
この場合のりんごの花は、御所温泉や新岡温泉、百沢温泉などがある
岩木町付近のことを指すのでしょうね。

ともかくりんごの花ではなくて、田んぼであったとしても
岩木山が背景にあると景色が引き締まってきます。

森田村から、39号線に入り鰺ヶ沢を抜けてぐるっと岩木山を廻ると岩木町です。

岩木山神社が静かに鎮座しています。

台風が去った後の雨に濡れた石畳をゆっくりと歩きます。

空気が静かに揺れているようにも思えました。






2004.12.28

「冬将軍来る(山形のカナダ)」

こんばんわ、土屋です。

山形は今、暗闇に包まれています。
(4時50分です)

さて、今日は雪が降った後の山並みを紹介しましょう。


「冬将軍来る(山形のカナダ)」

15時34分の撮影です。

冬の早い夕焼けが山並みを照らします。

先ほどアップした「卵巣嚢腫と冷え性の話題(生理時の養生法)」でも触れていますが、
何(ふー)先生を東京からお迎えしまして漢方相談会を先日開催しました。

そのときに、お昼を何(ふー)先生と一緒に食事をしました。

豚カツで有名な「三男坊(さんばんぼう)」という山形空港沿いのお店です。

さて、私の運転する車の車窓から景色を眺めていた先生の感想はこうです。

「桃などの果樹畑の雰囲気や、四方見渡すとどこでも山並みが見えること、
また高層ビルが無いことなどは、かつて暮らしていたカナダに似ています」とのことでした。

何先生は、カナダのバンクーバーで1993年から4年間に渡り、
中医学の普及活動をしていました。

ズーズー弁で有名なダニエル・カールさんの著書にも、
自分の暮らしていたアメリカと同じ感じで、
いつでもどこでも山が見えるので山形が好きになった、、という一説があります。

私も平野部よりも、山並みを眺めていると心が落ち着きます。


アメリカはたった一度だけ、カナダは一回も行ったことはありませんが、
地球上には海外にもこの風景と似ているところがあると思うと夢が広がりますね。


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