膝痛の漢方「膝の痛み」絶対解消大辞典


膝の痛みのイラスト


膝痛、変形性膝関節症の漢方体験談。

近年、高齢化や生活環境の欧米化により膝痛で悩む人が増えています。

膝痛の豊富な漢方体験の山形の土屋薬局まで漢方相談お寄せください。

介護、認知症、寝たきり、ロコモの予防にも!山形県東根市 土屋薬局


「健康」12月号特別付録 「膝痛の漢方「膝の痛み」絶対解消大辞典」より、漢方薬部門の代表として山形県東根市神町の土屋薬局が取材を受けたページを紹介します。(土屋薬局の薬剤師 土屋幸太郎が取材を受けました)








「膝痛とは。膝痛とは生活習慣病が招きます。いわば現代病だった」

歳をとることで恐れているのは介護、認知症、寝たきりなどの問題です。

膝痛とも大いに関連があります。

「寝たきり」になる原因の第四位はリウマチや関節炎で膝痛もここに含まれます。

膝痛は放置しておくと大変なことにつながりやすいのです。


膝痛はまた日常生活が不便になりがちですから、お友達との外出を避けたり、家に閉じこもりがちになります。

好きだった旅行にも行けなくなるし、お茶の稽古やフラメンコなどの踊りやスポーツ、ジョギング、ランニングもできなくなってきます。


気持ちが滅入ってきます。

こうした生活や趣味の場での孤立はやがては認知症への恐れがでてくるのです。


膝の痛み漢方で解消辞典の雑誌膝の痛み漢方薬で解消辞典の付録




「膝痛が増加した原因は?」


一つは平均寿命が延びたこと。

長生きしたぶんだけ膝痛に悩む高齢者が増えています。


二つめは生活の欧米化です。

飽食や運動不足で歩かなくなって肥満が増加傾向です。

肥満は膝痛の大敵です。


膝の負担で症状が悪化するばかりか、どんどん運動する機会もなくなってきます。

膝痛は現代病の一種とも言えます。


正座や畳、ぞうきんがけ、和式トイレのような和風の生活も膝の痛み予防に効果的。


さあ膝痛を軽減して、お友達とお茶に行ったり家族で旅行に行く人生の楽しみを積極的に見つけていきましょう!



一口に膝の痛みといっても原因は種類は様々あると言われています。

慢性関節リウマチや半月板損傷で起こる場合もあれば、疲労や外傷からくることもあります。





膝の痛みのイラスト


「膝の痛みチェックリスト」


ここからスタート



〇半月板損傷→スポーツや事故でヒザを怪我したことがある


なりやすい年代 特になし

おもな症状

動作の途中で膝がガクンと崩れる

膝に何かが詰まったようになり、膝が伸ばせない

膝を曲げるとギシギシ音をたてる。

片膝だけ痛む。


半月板損傷は半月板という膝関節の中にある軟骨が割れることによって生じる膝痛です。

病気ではなくて外傷の範疇にはいります。

場所は膝の上と膝の下の骨のあいだで、膝の内側と外側にあたります。


座っていて急に立ち上がったときや、歩いていて何かにつまづいたとき。

スポーツなどで膝に無理な負担がかかったときに損傷となります。


中にははっきりした原因がなくて徐々に膝が痛むことがあります。

ここは変形性膝関節症と似ています。


膝を動かし時にボキッと音がしたり、何かが膝に詰まった感じになります。

一定の角度以上に膝が伸ばせなくなるロッキングという症状になることもあります。



膝の痛みのイラスト


〇慢性関節リウマチ

なりやすい年代、性別

20〜40代が主

女性に多い


おもな症状

朝のこわばりがある

手の指や手首といった小さな関節から痛み始める

全身の関節が痛み、強い腫れや熱感がある

安静にしても痛い

体重が減少したり、疲れやすくなる


変形性膝関節症と違うことは多発性の慢性関節炎ということです。

膝だけでなくて2つ以上の関節が同時に炎症を起こします。

手の指や手首、ひじといった末端の関節から病気が進行します。

最初から膝関節から始まることはあまり多くありません。


全身性の痛みですから痛みの程度は強く、じっとしていても痛みを感じます。

これに対して変形性膝関節症の大半のかたは、じっとしていれば痛みは感じません。

慢性関節リウマチの原因は体の免疫系のトラブルです。

何らかの原因で自分の体も攻撃するようになると関節に炎症がおこりリウマチになってしまうのです。


〇変形性膝関節症→朝に起きた時や立ち上がったときに痛む


なりやすい年代、性別

50歳以上

女性に多い

肥満


おもな症状

朝などの歩き始めに膝が痛い

しゃがんだり、正座やあぐらができない

脚がO脚に変形する

膝に水がたまる

膝の内側が特に痛む

膝に力が加わるとコリコリと音がする・



膝の痛みのイラスト


<膝の痛みの生活注意点。膝痛の養生法とは>

ふだんから日常生活では以下のことに気を付けます。


<膝の養生法全般>

肥満、太り過ぎない

草むしりなどのしゃがみこむ作業を長時間続けない

膝に負担をかけないように足の筋肉を鍛える→自転車、プールで水中歩行

冷房などで冷やさないこと


<膝痛対策>

湿布や消炎鎮痛剤の外用剤を使う

O脚、がに股の人は足の外側が高くなるように靴の中に中敷きを入れる。

サポーターをする。


<膝痛がとても辛いかた>

医師の診断と適切なアドバイスを受けてください。

変形性膝関節症の進行を食い止めることが大事です。





コラム 変形性膝関節症とは?



コラム 変形性膝関節症


中高年に多く見受けられる膝痛です。

膝痛の約8〜9割を占めています。

膝が痛くなる原因の筆頭です。


一言でいえば膝関節の軟骨がすり減ってしまう病気です。

膝関節の軟骨の厚さは3〜4ミリほどあり、関節の骨と骨の接触する部分を覆っています。

このクッションのために骨同士が接触することなく、膝関節の摩擦が少なくなっているのです。


軟骨そのものには神経はありません。

膝関節がすり減ったとしても軟骨に痛みが生じるわけではありませんが、膝の骨には神経があるので、軟骨がすり減ったことにより骨と骨が直接に接触するようになり、強い痛みを感じるようになります。


また軟骨がすり減ることでで生じた摩耗物質(膝の軟骨のかけら)も関節への刺激となりますので、炎を引き起こし更なる悪化とつながっていきます。


変形性膝関節症は進行していくと膝関節が変形してくることにより名付けられています。


脚がO脚に変形します。

膝の外側よりも内側に体重がかかりやすく、内側の軟骨ばかりすり減ってしまうからです。


50代以降の女の方や肥満の人に変形性膝関節症の発症率が多いことが分かっています。

肥満の人は体重が重いので膝に負担がかかりやすいこと。

また女性の方は関節を支える筋肉量が足りないので膝痛の発症の要因となりやすいです。

膝を支える筋力の低下は膝軟骨のすり減りにつながり、変形性膝関節症になりやすいです。





土屋薬局が膝痛の漢方で雑誌・健康に取材を受けたページを紹介します。膝の痛み漢方で解消辞典!




土屋薬局が膝痛の漢方で雑誌・健康に取材を受けたページを紹介します。膝の痛み漢方で解消辞典!


慢性的な膝の痛みも副作用なく治せる奇跡の漢方薬 「独活寄生湯(どっかつきせいとう)」

膝痛の慢性的な痛みも副作用なく治せる奇跡の漢方薬 「独活寄生湯(どっかつきせいとう」



膝痛の慢性的な痛みも副作用なく治せる奇跡の漢方薬 「独活寄生湯(どっかつきせいとう」



私の薬局がある山形県は、ご存知のように豪雪地帯で冬は厳しい寒さに見舞われます。

寒さというのは膝などの関節痛の大敵。

ですから、膝痛の人にとって、山形は過酷な地といえるでしょう。


また、農作業に従事している人が多いのも特徴です。

つらい肉体労働が足腰を酷使し、膝痛などにもなりやすいと思われます。

これらの理由で、山形県は全国でも特に膝痛の多い地域です。

私の薬局にも、膝痛の悩みを持った患者さんが漢方相談に多く訪れます。


そんな人には、私は迷わず膝痛の漢方薬として「独活寄生湯」をすすめています。


膝の痛みが漢方薬で治せる





鎮痛と筋骨を強めるダブルの作用で膝痛を撃退


独活寄生湯とは、652年に中国で開発された、16種類の生薬が配合された膝痛や足腰の痛み、神経痛の漢方薬です。


日本に「独歩顆粒」という名前で輸入されたのは5年前なのでなじみが薄いのですが、中国では国家も認めているすばらしい漢方薬なのです。

その漢方の特徴としては、


1)まず漢方薬のなかでも副作用の心配が少ないこと

漢方薬は全体的に比較的副作用が少なめです。


2)次に膝痛など痛みに対して漢方の中で効果が高いこと

3)コラーゲンなどほかの栄養補助食品さサプリメントなどとも併用可能な漢方薬であること


そして、これが最も重要なのですが


4)膝痛、膝の痛みに強くなれるように体を丈夫にしていくことです。
 

それでは、この独活寄生湯という漢方薬が膝痛に効くメカニズムについて、お話しして行きましょう。



膝の痛みのイラスト

鎮痛と筋骨を強めるダブルの作用で膝痛を撃退する



独活寄生湯は大きく分けて2つの漢方生薬グループの作用で、膝痛を改善していきます。


まず、膝痛に鎮痛効果と抵抗力をつける作用です。


これは、独活寄生湯に含まれる「独活(どっかつ)」(ウドの根茎)「桑寄生(そうきせい)」(ヤドリギ)などの漢方生薬の効果です。

これらは血行を促進し、水分代謝をよくする働きがあります。

そのため、膝の周りの血流がよくなり、膝に栄養分が行き渡りやすくなるのです。



そしてもう一つは筋骨を強める作用です。


ここでは「牛膝(ごしつ)」「杜仲(とちゅう)」などの漢方生薬が効果を発揮します。

筋骨とは、文字どおり筋肉や骨のことです。膝の周りの筋肉や、すり減った軟骨などを補修することで、膝の痛みを根本的に治療していくのです。


ただし、これらの独活や牛膝などを単独で飲んでも、上記の効果は得られません。

やはり、これらの生薬が複合的に働くことによって、膝痛に良いと思われます。


独活寄生湯は、慢性のリウマチや、慢性的な膝の痛みなどにも応用される漢方薬です。


独歩顆粒をお湯に溶かして服用しているときに写真を撮影して記事にしてみました。


独歩顆粒の写真

<2012年11月20日撮影 土屋薬局店内>

これが新発売された独歩顆粒です。

独りでも元気に歩ける、いつまでも独りで歩ける。

そんな願いを込めています。


独歩顆粒のパッケージ

銀色の光り輝くパッケージに包まれています。

独歩顆粒をお湯に溶かします

1包を湯飲み茶わんに入れまして、お湯割りしてみます。

独歩顆粒の粉

けっこう、しっかりとした量がある独歩顆粒です。


独歩顆粒をお湯に溶かします

ジャーっとお湯で割ると、風味があるいい漢方の香りがしてきました。

独歩顆粒のお湯割りの出来上がり

一言でいえば「甘辛い」味です。


過去に独活寄生湯(どっかつきせいとう)といえば、煎じても飲みづらい味と言われていましたが、
それが独歩丸になり誰でも飲めると喜んでいた過去が懐かしくなるほど、よくできた漢方製剤です。

生姜(しょうきょう)や細辛(さいしん)の辛さに、当帰(とうき)や党参(とうじん)、茯苓(ふくりょう)などの甘さもあり、
桂皮(けいひ)と いっってシナモンも配合されていますので、薬性全体としては、
滋養強壮てきな「甘味」に、痛み、しびれの原因となる風寒湿の邪気を追い出す「辛味」もあるという絶妙な方剤となっています。

こうして私は毎日、独歩顆粒を自分で飲んでみて効き目を確かめています。


イスクラ独歩顆粒

効能効果:疲れやすく、下肢が冷えやすいものの次の諸症:腰痛、関節痛、下肢のしびれ、痛み

用法用量:成人(15歳以上)1回1包、1日2回、食間または空腹時に服用してください。


独歩顆粒30包(15日分) 4800円(税抜き)
独歩顆粒60包(30日分) 8000円(税抜き)






打撲や捻挫などによる急性の膝の痛みに効果がある漢方薬も存在します。




これに対して打撲や捻挫などによる急性の膝の痛みに効果がある漢方薬も存在します。

それが「疎経活血湯(そけいかっけつとう)」です。


血流改善作用が強く、膝の筋肉に血流を集めることで治療していきます。

私は主にスポーツなどで膝を痛めた人にすすめています。


慢性的な膝の痛みは独活寄生湯、急性の膝の痛みには疎経活血湯、と漢方薬の使い方を覚えて、膝の痛みを軽減し、膝の痛みを感じずに楽しく歩くすばらしさを実感してください。


疏経活血湯は、当店では「散通楽楽丸」として販売しております。


1回9丸を1日2回 食前、食間に服用します。


<特徴>

散痛楽楽丸は、無理な動作やくしゃみなどで突如襲われる腰痛や筋肉痛によく奏効し、特に神経痛などは、昼間より夜間にかけて痛みが激しくなるタイプに効きます。

日常生活では身体を冷やさないように気をつけ、本剤を服用する前後には冷たい飲食物の摂取を避け、また温かいお湯で服用されるなどの心がけが痛みを和らげるのに役立ちます。

<効能・効果>

関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛

<用法・用量>

次の量を、1日3回食前又は食間に服用して下さい。
(食間とは、食後2〜3時間をさします)
大人(15歳以上):1回10丸 1日3回    
15歳未満7歳以上:1回 7丸 1日3回 
7歳未満:服用しないでください


散痛楽楽丸

疏経活血湯は、当店では「散通楽楽丸」として販売しております。
450丸 5000円(15日分) (税抜き))


散痛楽楽丸散痛楽楽丸










土屋薬局の漢方薬の膝痛の体験談

土屋薬局の漢方薬で膝痛(膝の痛み)、解消コラム
 

当店のお客様の 山形県東根市の工藤よし子さん(75歳・農業)の実際の膝の痛みの漢方体験談で、本当の話です。


膝の痛み解消コラム


独活寄生湯を飲んでわずか2週間で30代からの40年来の膝の痛みが消えた。いまでは正座もラクラクできます。


☆「昨日よりは今日は膝の痛みが少ない」という感じで、日に日に膝の痛みがとれていくのが実感できるんです。

そして驚くことに、2週間後には まったく膝の痛みがなくなっていました。



私と膝痛のつきあいは とても長く、30才のころには すでに膝痛になっていました。

農業をしているので肉体労働が多いせいもあり、腰のあたりから くるぶしまで全部 痛むんです。

そのなかでも特に痛かったのが 膝周りでした。


特に冬はつらく、常にさすってないとダメなんです。

痛みがおさまっている時期もあるのですが、ひどいときには、トイレに行くときでさえも松葉杖を使っていました。


5〜6年前には膝痛で接骨院へも行きました。

電気治療が主だったのですが 一時的に治るだけなので、効果はいまひとつ。

国内旅行が大好きなのですが、みんなに迷惑がかかるので、足が遠のいてしまいがちでした。


そんなわけで、3年前の10月に行きつけの土屋薬局で、膝に効くものを尋ねたところ「独活寄生湯」を勧められたのです。


私は これを1日2回、食間の午前10時と午後3時ごろに、飲みました。

畑仕事の合間に飲む、という感じでしたね。


するとどうでしょう!


「昨日よりは今日は痛みが少ない」という感じで、日に日に膝の痛みがとれていくのが実感できるんです。

そして驚くことに、2週間後には まったく膝の痛みがなくなっていました。


それからは もちろん杖もいらなくなりましたし、畑仕事もラクラク。

若いころの足の力が戻ったようです。

曲げるのさえ苦痛だったのに、正座もできるようになったんですよ。


旅行にも常備薬として 常に持って行きます。

3年間 毎日飲んでいますが、痛みの再発はありません。

これからも生きている限りは、ずっと続けていくつもりです。





また、独活寄生湯という漢方薬は、膝の痛み(膝痛)だけではなく、漢方の本場 中国では


  1. 腰痛、足の痛み、膝痛、大腿部の痛み
  2. 坐骨神経痛
  3. 関節炎
  4. 五十肩
  5. 骨粗鬆症
  6. 脳梗塞後遺症
  7. 痛風
  8. リウマチ性疾患(リウマチ性心臓病など)
  9. 小児麻痺症
  10. 萎縮性関節炎
  11. 慢性関節リウマチ(リウマチ様関節炎)
  12. 神経痛
  13. 脊椎疾患
  14. 手術後結節痛
  15. 膠原病の神経痛、関節痛
  16. 打撲傷
  17. ガングリオン
  18. 産後の腰痛
  19. カゼ、鼻炎
  20. 帯状疱疹後遺症
  21. ばね指


などにも、幅広く応用されていますので、膝痛ばかりでなく 体調不良を整える漢方としては最適だといえます。



服用するときは、なるべく 空腹時(食事の30分前、または食後2時間)を選び、ぬるま湯で服用になります。


漢方薬は、お腹が空いたときの方が漢方薬本来の効き目が発揮されやすいのです。

また、膝痛などの体の痛みを治すには、体の「冷え」を解消しなければ なりません。

ですから、ぬるま湯での服用となります。

また、ぬるま湯で服用することは、胃腸の消化吸収を増し、独歩丸の効き目が 良くなるのです。

(独活寄生だから、お
で服用するのですね)



膝の痛みのイラスト




最近の土屋薬局での膝痛の漢方相談のご紹介です。


膝痛の漢方相談体験談 その1) 膝の痛みが良くなり犬の散歩もできるように!

こんにちは。

薬剤師の土屋です。


今年から痺証専門講座が始まりました。


日本中医薬研究会という中医学を学ぶ薬局、薬店の集まりで今までは不妊症専門講座や五官病(眼や喉、口、耳など)の講座がありましたが、待ちに待った「痛み、しびれ」の漢方の講座です。


世間ではインターネットを見てもお分かりのように、子宝やグーグルの検索でも不妊症に特化したホームページやブログが多いのですが、当店、土屋薬局では山形県の東根市という農業が盛んなところにお店を構えていますので地域に根差した漢方相談を心掛けていきたいです。


よって今後とも「痛み」「しびれ」の漢方相談が重要度を増しているのは言うまでもありません。


「痛み」や「しびれ」の漢方相談をすることが土屋薬局のアイデンティティーです!


今月の2月4日に第一回目が開かれました。


北海道や岩手県、北陸など寒い地域の薬局の先生方の参加も多いところがこの会のユニークなところです。


膝痛の症例


1回目の症例発表は、私に白羽の矢が当たりまして膝痛の漢方相談を書かせて頂きました。


65歳の女性の方です。


初回の漢方相談が平成27年12月24日。


その年の10月から膝が痛い。

右の方が痛い。

4時間くらい草むしりをしました。

病院ではヒアルロン酸の注射をしています。

サメ軟骨の健康食品も試しています。


158p、68キロぐらい


降圧剤、高脂血症の薬も処方されています。


膝の軟骨がすり減っています。


「足を曲げてはいけない」と先生に言われました。

コタツでは腰まで痛くなります。

腰痛もあります。

現代医学では、変形性膝関節症


中医学の弁証論治では、肝腎不足、筋骨不利、風寒湿痺


治則は、益気養血、補益肝腎、去風除湿、宣痺止痛


使用した漢方薬:独歩顆粒(これは医薬品)、イーパオ(これは健康食品に属するもの)


注意事項:寒さから体を守る、疲労を溜めないようにする。

経過:平成28年1月20日 お陰様で痛み、膝の痛みが良くなった。

生きている感じがします。

犬を飼っていますが、犬の散歩もできるようになりました!


服用して1週間で膝のチクチクがなくなった。

幸せです。


初めは歩けなかったが歩けるようになりました。

痛くで足が前に出ませんでした。

通常通りに歩けるようになりました。


私、土屋の考察:膝痛、足腰のふんばりには独歩顆粒は素晴らしいと思います。

イーパオも立ち仕事、頑張る人への応援になります。


膝痛のイラスト


そしてなんと、テューターの陶先生が受講者の先生方の住所のある天気も載せてくれました!

東根市の気温降水量

東根市と札幌市の年間の気温差はわずか3℃くらしかないことが判明です。

東根は北の大地と気候が似ているかもしれません。


東根市の平均気温


寒いところは関節痛が起こりやすいですからこれからも体を冷やさないように過ごしていきたいものですね!


土屋薬局では農業県の山形で膝の痛みの漢方相談を数多くしています。

「良くなりました!」と喜ばれている実績がございますので、どうぞ安心してご相談お寄せください。



膝の痛みのイラスト


膝痛の最近の漢方相談 その2) 膝痛。漢方で調子が良くなり、正座もできるまで回復しました。

Tさま 61歳

昨年の5月からのご相談です。

左膝の痛み、膝痛の漢方相談です。


3月に退職してから、農業を始めています。

草取りでひざまずく姿勢がつらいです。


左膝が腫れて、立ったりするのがつらい。

グルコサミンの健康食品は、1年間服用していました。


コレステロールと尿酸の薬を近医から処方されています。

整形外科には、通院していません。



<その後の膝痛の漢方薬服用後の経過です>


○7月…だいぶ良くなっている。

2、3日間農作業しなければ、痛みはまったくありません。


○9月…膝の調子が良い。ただし農作業で、膝を痛めやすい。


○12月


○1月…座れるようになって、正座もできるようになった。

春からの農作業にこれからも漢方薬で体調を整えたい。


<考察>

独歩顆粒は、膝痛にとても良い効き目だったと思います。

農業は「日本の根幹」ですから、農作業に従事しているかたのお役に立つことは、国土を潤すことにもつながりますので、当店でもとても嬉しいです。


冬の最上川沿岸

<2008年1月20日 大石田川前 「冬の最上川沿岸」




膝の痛みのイラスト



膝痛の漢方相談その3) 杖も外れて東南アジアの海外出張にも行けました!


秋の風のような気圧の変化を感じる今日一日です。

お盆を過ぎてからは少しずつ秋の足音が聞こえてくるかのようです。


さて「膝の漢方相談」で「お客様の嬉しかった体験談」を紹介させてください。



○平成27年5月13日 膝痛の漢方相談日


70代 男性

膝の痛み10数年

足が曲がっています。

おもに左足のほうが痛いです。


ほかに前立腺肥大症、高血圧症もあります。


寒がり

食欲は正常です。

夜は一度、目を覚まします。

お通じも正常です。


土屋薬局からは独歩顆粒ときれん草、海風籐を中心にした漢方製剤の2つをご紹介させて頂きました。



○平成27年6月20日 膝痛の漢方相談日


膝痛の漢方を服用して歩くのがスムーズになりました。

膝の調子がいいそうです。


漢方薬は同じものをお勧めしていきます。

「継続は力なり」です。



○平成27年8月17日 膝痛の漢方相談日


漢方薬を2ヶ月間服用したら歩くのが楽になりました。

仕事場が東南アジアにもあって、今回は東南アジアの仕事の出張から戻ってきて2〜3日目です。

以前は杖をついて東南アジアの出張に行っていました。

今回は杖なしで歩き回ったので、現地の人も驚いていたそうです。


「東南アジアは湿度が高いせいか、足腰が痛い人が多い」とのことでした。


漢方薬は引き続き「継続は力なり」で同じ2つを続けていきます。


膝の痛みが楽になって杖が外れて東南アジアの海外出張に行けた話でした。



土屋薬局の膝痛の漢方相談その4) 昨年の秋ごろから痛みだした膝も漢方薬で良くなってきました。

膝痛が良くなったお客様からのお礼の葉書

<2015年3月28日撮影>

土屋薬局では、お客様の嬉しいお葉書、ハガキで漢方の相談や補充の希望などをお伺いしています。

今年の正月過ぎに頂戴したお葉書のご紹介です。

膝痛が漢方薬で良くなったことが書かれていました。


「新年のおよろこび、申し上げます。

去年秋頃から痛み出した、ひざも漢方薬で良くなってきました。

ほんとうにありがたい事で感謝しております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


1月6日記



慢性の膝の痛み、変形性膝関節症などでお悩みの方も多いことと思います。


漢方で痛みや痺れの軽減を希望されるかた、とくに膝の痛みの場合には、高齢者だったり、女性の50代くらいからの漢方相談などございます。

中には40代前後の若いスポーツ愛好家からも、ときたま膝痛対策の漢方薬のご相談を受けます。


マラソンだったり、アメフトなど強度の膝への衝撃が原因のようです。


さて、こちらのお客様は独歩顆粒という第二類医薬品の漢方薬と健康食品の食用アリ製剤のイーパオをご愛顧して頂いています。

膝は、筋、骨、関節と集まってきているところで、中国漢方の知恵によれば、肝腎要とも関連性が深いところです。


筋、筋肉→肝臓

骨、ジョイントの関節→腎臓

主には「肝臓」と密接です。


女性に膝痛が多いのは、生涯に渡り、「生理、妊娠、出産、授乳」と血を消耗して肝血不足になることが多く、膝の筋力が弱まってくること。

閉経後、更年期からは五臓の腎臓が弱まるので足腰、膝そのものが傷みやすいです。


仕事では、さくらんぼなど果樹農家、稲作農家など外からの冷たい風に長年当たること。

漁業など海辺の湿地の影響もあなどれません。

サービス業では、お魚屋さんやスーパーのお肉売り場など寒いところ

お坊さんも正座が多いだけに「坊主を辞めなければ膝は治らないでしょう」と医師に言われたかたもいます。


独歩顆粒は、もともとは独歩丸という膝痛によく効き目のあった丸剤の改良型でエキス剤です。


補益肝腎、益気養血で体の長年、長期間にわたる虚証の不足がちを補い、同時に風寒湿が弱まった体に浸入してくる外邪を追い払う扶正きょ邪(ふせいきょじゃ)の名方です。


西暦652年から現在まで愛用されています。

日本でいえば、645年が大化の改新、飛鳥時代に相当しますから、実に驚異的に息の長い漢方が独歩顆粒に相当しますね。

それだけの実績があったからこそ、今まで残ってきたのでしょう。


痛みの程度、具合にもよりますが、独歩顆粒と何かを併用することも可能です!


お葉書のお客様の場合には、健康食品の食用アリ製剤のイーパオの併用で「踏ん張り」が利くようにしました。


昨年に中国南通研修で国家大医師の朱良春先生や呉堅先生から痺証を習い、虫類の漢方応用に刺激を受けた私にはイーパオも大事な健康食品となっております。

アリは隅々まで歩いていくので、経絡の深いところの流れを改善することと、アリは黒い色をしているので補腎作用により足腰に良いとか、アリはジメジメした土の中にいても風邪を引かないし、アリには関節痛がないなど興味深いことが多いです。


漫画家、里中満智子さんのリウマチにも応用して体験した話も有名です。





こちらのコラムも参考にしてください。痛み、しびれに強い土屋薬局!


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頭痛・肩こり・腰痛・リウマチ・神経痛の漢方対策
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 福島県郡山市での「みんなの漢方道場 公開講座」 
膝の痛み、変形性膝関節症
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