リウマチの膠原病の漢方で肩や肘の痛み。鎖骨や膝痛も改善


痛み、しびれを楽にしよう!第4話





山形県東根市神町中央通り 土屋薬局 薬剤師、国際中医師 土屋幸太郎


痛み、しびれを中国漢方で専門的に勉強している薬剤師の土屋幸太郎です。

土屋薬局での痛み、しびれの漢方相談の取り組みをご紹介します。

ご家族の方などで痛み、しびれでお悩み、お困りのの場合には、土屋薬局へどうぞご紹介してください。

皆様に痛み、しびれから解放される喜びを味わって頂きたいです。



「リウマチの漢方療法の紹介」
リウマチなどの膠原病(こうげんびょう)に 悩んでいる方は多いようです。
 
リウマチは 病気の原因がはっきりしていないので、完治させる治療法がないのが実状です。

今回の 「“痛み、しびれ”を楽にしよう!第4話」では、リウマチ性疾患に対する 漢方療法を紹介します。





ケース4 男性66歳、農業、リウマチ歴1年半




Aさんは、小柄で痩せている男性です。


長年、農業に従事して、お米を作っています。

昨年の10月29日に来店されました。


リウマチは、一昨年の2月から始まりまったそうです。

両手の指と手背が痛く、指が曲げずらく硬い感じがし、朝のこわばりがひどいです。

リウマチになった きっかけは、カゼをひいて、お腹の調子を崩したことが原因だそうです。


その他には、車の運転席から畑に落ちて、左肩を打ったので、肩や首にも痛みがあります。


右膝も痛く、過去に2回水を抜いています。

正座は痛くて出来ません。


体は 寒がりで、夜は3回トイレに起きます。

随伴症状として、胃炎があり、胃にポリープが見つかっています。


現在、県立病院から外用薬として ボルタレン座薬(鎮痛座薬)、内服ではアザルフィジン(抗リウマチ薬)、フェロミア(鉄剤)、アプレース(胃粘膜改善剤)、ロルカム(鎮痛消炎剤)、が処方されています。





リウマチは全身性の自己免疫疾患。30〜40歳代の女性に多い


 

リウマチの原因は、はっきりとは分かっていませんが、「免疫(めんえき)」の異常によって起こる「自己免疫疾患(じこえめんえきしっかん)」の一つとされています。
 

免疫(めんえき)とは、体内に入ってきた病原菌などの外敵に対して、抗体(こうたい―外敵を攻撃する物質)をつくり、その働きによって体を守る防御システムです。


これは文字どおり 「疫病(やくびょう)から免(まぬが)れる」 という意味になります。

この免疫のシステムに 何らかの異常が生じると、自分の体を攻撃するようになります。

こうして起こるのが 自己免疫疾患です。



自己免疫疾患である リウマチは女性に多く見られる疾患で、男女比は 約1対4〜5くらいで、女性に多い病気です。


あらゆる年代で発症しますが、働き盛りの年代で発症することが多く、発病のピークは30〜40歳代になります。

仕事や育児で多忙な年代だけに、関節症状などにより、生活に支障が生じることも少なくありません。


現在、約50〜100万人の患者さんがいると推定されており、リウマチ疾患は増加する傾向にあります。





リウマチの症状


「朝のこわばり」

起床時に手足の関節や全身の動きが、ぎこちなく感じます。


「複数の関節が痛む」

リウマチは全身の病気なので、痛みなどの症状が複数(3つ以上)の関節に出ます。

“左右対称”に痛みが出るのが特徴で、体の左側と右側の同じ関節に 症状が出ます。


「手足が痛み、腫れる」

関節の炎症により、手足に痛みや腫れが生じます。

症状は小さい関節から始まり、次第に大きな関節にも及びます。

「指→手首→肘→肩」という具合に進行していきます。


「全身の疲労感、食欲不振」

病気が進行してくると、全身の疲労感や食欲不振などを伴います。

貧血になったり、骨が弱くなったりすることもあります。





リウマチの痛みが起こる仕組み



関節を包んでいる 関節包(かんせつほう)の内側には、「滑膜(かつまく)」という組織があります。

滑膜では、関節包を満たす 「関節液」をつくっています。


「関節液」は 潤滑油の働きをし、関節がスームズに動くようになっています。
 

ところが リウマチになると、関節に炎症が起こり、そのため痛みが生じます。


炎症が続くと、次第に滑膜が増殖し、関節液が増えて 関節に水が溜まってしまいます。

関節液には 軟骨を溶かす酵素が含まれていますので、関節面の軟骨が失われていきます。


さらに増殖した滑膜によって 骨も破壊され、関節の動きも悪くなり、ひどい場合には関節が変形していきます。
 




リウマチの薬物療法 



リウマチに治療で使われる薬は、現れている症状を抑える 「対症療法薬」と、原因に働きかけると考えられる 「抗リウマチ薬」とに分けられます。


対症療法薬…リウマチの代表的な症状である “炎症による関節の痛み”を抑える薬で、「非ステロイド抗炎症薬」と 「ステロイド薬」があります。


「非ステロイド抗炎症薬」は、炎症を抑え痛みを軽減します。
リウマチの症状が軽い場合に用いられます。

「ステロイド薬」…副腎皮質ホルモン薬のことで、優れた抗炎症作用をもっていますが、副作用があるので慎重し使用します。


抗リウマチ薬…免疫の異常を調整します。





中国漢方で考えるリウマチ疾患…通じざればすなわち痛む




中国漢方では リウマチは、「痺証(ひしょう)」に 相当すると考えています。

「痺(ひ)」とは “塞(ふさ) がる” “通じない”という意味があります。


つまり 「痺証(ひしょう)」とは 神経(気)の流れや、血液の流れが阻害され、“痛み”“しびれ”が 生じている状態を示すことになります。


本来、私たちの体は神経や 血液の流れが スムーズに巡っているのが正常です。

ところが、神経や血液の流れが悪くなれば、体のあちこちで 不都合が生じるので “痛み” “しびれ”が発生してきます。


“痛み” “しびれ”は、血液の供給不足や、神経の伝達を絶たれた結果、生じる悲鳴と言えます。






「痺証(ひしょう)」が発生する原因…@体質 A環境



@体質…

カゼをひきやすい、元気がなく疲れやすい、冷え性など虚弱体質の方や、
老化による体の衰えは 病気に対する抵抗力がありません。

過労が続いたり カゼをひいた時や、食事の不摂生が続くと “痛み”や“しびれ”が発症します。

これ以外にも、妊娠・出産、ストレスなども関係しています。


A環境…

長期間にわたる居住地・生活環境など、気候風土の影響が考えられます。

例えば 日当たりが悪く、寒冷で 湿気の多い土地に住んでいる場合は、
体の元気が消耗して 「痺証(ひしょう)」になりやすいのです。


「痺証(ひしょう)」は 基本的には、@体質と A環境の 2つの要因が複雑に絡み合って起きると 中国漢方では考えています。





「リウマチの漢方薬はいかなる症例にも程度の差はあれ、リウマチに確実に効くので非常に便利に感じている。」



臨床第一線の著名な 張朧英(ちょうろうえい)先生の文章をご紹介します。

「リウマチの漢方薬はいかなる症例にも程度の差はあれ、確実に効くので非常に便利に感じている。」


「筆者は、以前、リウマチ及びその近似疾患に、羌活勝湿湯(きょうかつしょうしつとう)、羌活除湿湯(きょうかつじょしつとう)、身痛逐淤湯(しんつうちくおとう)、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)エキス、疏経活血湯(そけいかっけつとう)エキス、ヨクイニン湯エキス等、いろいろ試してみたが、よく効く時もあれば、ぜんぜん効かない場合もあり、どちらかというと効かない場合のほうが多かった。


なかなか的確な 弁証(べんしょう)が難しかった。


しかし、このリウマチの漢方薬は、いかなる症例にも程度の差はあれ、確実に効くので非常に便利に感じている。

今までに 数百例に使っているが 副作用(軽い胃腸障害を含めて)は全くなく、老人子供でも安心して使える。」


「漢方の臨床 35号 12、27〜34、(1988)」より引用させて頂きました。
ありがとうございます。






リウマチの漢方薬の漢方構成成分は、大きく分けて二つあります。




一つには、体の抵抗力を増し、病気に打ち勝つ力をつけることです。

“だるい”“疲れやすい” といった症状改善に効果的です。
 

2点目は、リウマチを悪化させる “風、寒さ、湿気” などの悪天候から、体を守る働きがあることです。


補腎薬は 同時に 「基礎体力」を上げていますので、これらの悪影響を及ぼす生活環境にも 打ち負けないようになります。

これらの総合的な働きにより、リウマチに応用されます。






Aさんのリウマチの原因は?


さて 前述のAさんは、長年に渡り農業をしてきましたので、屋外の作業により、山形の厳しい “風、寒さ、湿気” などの影響を受けていると考えられます。


66歳の年齢からは、体力が消耗して抵抗力がなくなっていることも推定されます。

山形の厳しい自然環境と、体質の虚弱が リウマチになりやすい状態を招いたのでしょう。


そこに、2月の雪降りで寒い時にカゼをひいてしまったので、カゼという「ストレス」が体にかかり、体のバランスが乱れ(免疫の異状) ―リウマチが 発症してしまったのでしょう。
 




独歩顆粒でリウマチのつらい症状を和らげ、体質改善を行なう



Aさんの つらいリウマチの症状を改善するには、“風、寒さ、湿気”などの、リウマチを悪化させる天候から体を守りながら、免疫力(病気を治す力)を上げていく必要があります。


この2つの問題を解消できる便利な漢方薬が独歩顆粒です。





タオルが絞れるようになり、正座もできるようになった!


Aさんには、さっそく独歩顆粒を服用してもらいました。

10月から服用を始めて、12月12日には肩や肘の痛みが解消してきました。


以前は、就寝中に鎖骨や膝が痛くなっていましたが、それもなくなったそうです。

その後も根気よく服用を続け、半年過ぎた4月には 多少指がこわばりますが、タオルがしぼれるようになりました。


お陰で 仕事も順調にいくようになりましたし、膝の痛みも解消し、正座ができるようになりました。


その後のAさんの状態は良好で、鎮痛剤の服用を中止でき、再発防止のリウマチ体質改善剤(抗リウマチ薬)だけですんでいます。





リウマチや膠原病でお悩みの方は、土屋薬局に遠慮なくご相談下さい



リウマチや 膠原病(こうげんびょう)などの自己免疫疾患は、中国漢方の知恵を取り入れながら、病院での治療を行なうと、かなり効果が上がる場合があります。

今回はリウマチの漢方薬を紹介しましたが、その人の体質に合った方法がありますので、遠慮なくご相談下さい。

漢方相談お待ちしております。




リウマチによる膠原病で不妊症。漢方薬でリウマチが良くなり妊活2ヶ月で妊娠出産!

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

2010年8月5日のメールマガジンより。

山形は朝晩はしのぎやすく、だいぶ涼しくなってきました。



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●●  1.巻頭コラム 『生活習慣を改善し、前向きな気持ちで日々の生活を送れば…』
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Kさまより掲載許可を頂きましたので、コラムを作成させて頂きました。

Kさまは、当初からリウマチによる膠原病とのことでご相談でした。

リウマチの膠原病の漢方薬を服用しつつ、症状が緩和されて漢方薬で妊活。

ご懐妊、ご出産となりましたので嬉しい限りです。


○平成18年8月29日


Kさま 33歳 

関節リウマチによる膠原病、自己免疫疾患です。

膝が痛みます。膝痛です。

関節が痛むこと、だるさに悩んでいます。

平成14年から整形外科に通院中です。

体調が悪い時にはメカブやサトイモなど粘り気のあるものを食べると全身に蕁麻疹がでます。

汗をかきやすいです。

めまいは少しあります。

腸にガスが溜まっているようでお腹が張ります。

下痢しやすいです。

周期→30日

実家のお母さんもリウマチで痛がっています。


土屋薬局からはリウマチの漢方薬をお勧めしました。

このリウマチの漢方薬は女性のかたの体質改善にもとても役立つものです。

免疫力が向上します。


その後は、きちんと継続していきました。


○平成19年1月19日


リウマチの漢方薬を服用したり、もろみ酢を飲んだり、ロキソニン、プレドニンなどを服用したりしていますが、炎症がでるときには38℃くらいの熱になります。


同じリウマチの漢方薬に胃腸が丈夫になる漢方もご紹介


そして


○平成22年6月25日


こんばんは。以前にリウマチの漢方薬を土屋薬局さんから購入していた者です。

おかげさまで膠原病の自己免疫疾患のリウマチがよくなり2009年3月には赤ちゃんを出産!

お陰さまで無事に妊娠出産できました。

現在子育て中です。

産後も痛みは少なかったのですが、最近やや痛みが増している感じでもう一度漢方をやってみたいと思っています。



○平成22年6月29日


全く問題ございませんのでコラム使ってくださいませ。

今考えてみると、やはりリウマチの漢方薬を飲んでいたころに急に体調が良くなり、検査値も上向きになって薬を減らし、産婦人科で不妊症治療のタイミング法を試みる気持ちになれたんだと思います。

病院で排卵日を測定してもらうようになって妊活2ヶ月で妊娠できたのは本当に幸せなことだと思います。

リウマチは最近では自然療法等で治る病気だといわれるようになって来ました。

生活習慣を改善し、前向きな気持ちで日々の生活を送ればもっともっと元気に楽しく生きていけるしリウマチも治る!

そういう考えを持つと、もう半分くらい治ってきているようにも感じる訳です。


最後の文章は、なるほど!と勉強になりました。

今後ともリウマチの症状が寛解したまま、順調にお過ごしになって頂きたいです。

Kさま、このたびはまことにおめでとうございました。


漢方早わかり/リウマチの漢方療法の紹介」こちらも参考になりましたら、幸いです。


薬剤師、不妊カウンセラー 土屋幸太郎


Kさまにお贈りする写真です。

「大石田川前観音からの眺め最上川」

大石田川前観音からの眺め最上川

大石田川前観音からの眺め最上川

<2010年8月8日 大石田川前観音>


大石田川前観音からの眺め最上川

大石田川前観音からの眺め最上川

大石田川前観音からの眺め最上川


大石田川前観音からの最上川眺めです。

雄大な流れのようにお子様が元気に健やかに育っていって頂きたいです。

Kさまご一家のご健康とご多幸を祈念申し上げます。

このたびはおめでとうございました。





リウマチの不妊症。漢方で体質改善。治療を続けながら妊娠出産!

おはようございます。


すっかり春めいてきてそろそろ雪景色もさよならの季節です。

昨日は春雨となり、だいぶ開放的な雰囲気になってきました。

朝の陽射しも夕焼けも春を感じます。


今朝は、山形市の薬草園のニュースで「猫柳」も見頃だと放送していました。


妻は小さいころは猫柳で遊んだことがあるそうです。

私も結婚前の独身時代は一人で青森に行って碇ヶ関の湯ノ沢温泉のなりや温泉手前の猫柳に感動したなあとか、鳴子に向かう山刀伐峠の猫柳も良かったなあとかしみじみ追憶の世界に入ってしまいました。


さて先週の土曜日は、大勢のたくさんのお客様に─土屋薬局の漢方相談─ご利用頂きまして、ありがとうございました。


朝一番のお客様は福島県郡山市から山形県東根市の土屋薬局まで子宝相談に訪れたご夫妻でした。


午後には、ふらっと親子3人でのお客様がいらっしゃいました。


上山市からです。


膠原病、自己免疫疾患のリウマチを患いながらも妊活の漢方相談で子宝に恵まれて、まもなく5ヶ月になろうとする女の子の赤ちゃんを抱いてのご来店には感激しました。

とても可愛くて、めんこかったです。


子宝が龍に乗ってやって来た 土屋薬局 中国漢方通信のロゴです


一番最初の漢方相談は、平成23年8月20日のときでした。


リウマチで妊娠を希望。


リウマトレックスとフォリアミンをお休み。

メドロールの副腎皮質ホルモン剤だけ服用してリウマチを主治医の先生の診察のもとにコントロールされていました。


妊娠された時の漢方は、婦宝当帰膠、天王補心丹、温清飲、加味逍遥散。


漢方相談日は平成25年3月2日のときでした。


その後、昨年の平成25年9月21日。


明日明日で「子宮口が開いている」とのとこでむくみの漢方相談にも身重にも関わらず土屋薬局までご来店。


こちらは薬局ですから、よほどお客様に信頼されていないと妊娠時の大きなお腹のときの漢方相談は滅多に無いのですが、それも無事にクリアされましてこのたびの良き結果、ご出産となりました。


産後は、いままで大丈夫だったけど先週から手首などリウマチの痛みが辛くなってきたとのことで、来月からは4週に1回のリウマチを治す注射を打っていくそうです。


漢方は、痛み痺れに強い漢方と体の根源から丈夫にするものをお勧めさせて頂きました。


「健康なこの子が生まれてきて本当に良かったです」

「漢方をのんでいて良かったです」

「ありがとうございました」


と夫婦で口にされて、赤ちゃんを愛おしくみつめるご主人(ご主人は若くてなかなかいい男です)や喜びに満ち溢れいているお客様をみて、すごくこちらの心にもジーンときました。


坐骨神経痛やリウマチなどの痛みやしびれなどがある方の子宝漢方相談、土屋薬局のストロングポイントだと思います。

今後とも頑張っていきたいです。


(リウマチが進行してしまいますと抱っこや子育て大変になりますから、漢方相談には病院のリウマチの治療に合わせて、免疫力、基礎体力を向上させて寛解にもっていくことが期待されます)

土屋薬局の店内、朱鷺草が満開です!

<2014年3月17日>

土屋薬局の店内、朱鷺草が満開です!


土屋薬局の店内、朱鷺草が満開です!

土屋薬局の店内、朱鷺草が満開です!"


<2017年1月19日追記です>

リウマチのお客さま、家族3人でのご来店でした…その2 職場のストレスも乗り越えて」として新たにコラムを作成させて頂きました。



2016.01.19

漢方で不妊症、リウマチの妊活相談。家族3人でのご来店でした…その2 

こんにちは。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。


今日も暖冬で雪がない山形です。

このまま明日のお斎灯の日も降雪がない状態での炎を見ることになりそうです。

雪降る中、妻と一緒に歩いていきますので、雪がないことは有難いです。


さて以前にもご紹介させて頂きました「リウマチの不妊症。漢方で体質改善。治療を続けながら妊娠出産!」の詳細を書かせてください。


cherry


さて先週の土曜日は、大勢のたくさんのお客様にご利用頂きまして、ありがとうございました。

朝一番のお客様は福島県郡山市からのご夫妻でした。

午後には、ふらっと親子3人でのお客様がいらっしゃいまして、可愛いもう5ヶ月になる女の子の赤ちゃんを抱いてのご来店には感激しました。


一番最初の不妊症、妊活の漢方相談は、平成23年8月20日のときでした。


リウマチで妊娠を希望されているので、リウマトレックスとフォリアミンをお休みされてメドロールだけ服用してコントロールされていました。


妊娠された時の漢方は、婦宝当帰膠、天王補心丹、温清飲、加味逍遥散。

平成25年3月2日のときでした。


その後、昨年の平成25年9月21日には明日明日で子宮口が開いているとのとこでむくみの漢方相談にもいらっしゃって、こちらは薬局なのでよほどお客様に信頼されていないと大きなお腹のときの漢方相談はなかなかないのですが、それも無事にクリアされましてこのたびの良き結果、ご出産となりました。


産後は、いままで大丈夫だったけど先週から手首などリウマチの痛みが辛くなってきたとのことで、来月からは4週に1回の注射を打っていくそうです。

漢方は、痛み痺れに強い漢方と体の根源から丈夫にするものをお勧めさせて頂きました。


「健康なこの子が生まれてきて本当に良かったです」

「漢方をのんでいて良かったです」

「ありがとうございました」

と口にされて、赤ちゃんを愛おしくみつめるご主人(ご主人は若くてなかなかいい男です)や喜びに満ち溢れいているお客様をみて、すごくこちらの心にもジーンときました。


坐骨神経痛やリウマチなどの痛みやしびれなどがある方の子宝漢方相談、土屋薬局のストロングポイントだと思います。

今後とも頑張っていきたいです。


(膠原病、自己免疫疾患の関節リウマチが進行してしまいますと抱っこや子育て大変になりますから、漢方相談には病院のリウマチの治療に合わせて、免疫力、基礎体力を向上させて寛解にもっていくことが期待されます)


cherry


上記の2014年3月17日の文章の追記していきます。


インターネットで土屋薬局をお知りになりまして当店にご来店されました。


初潮から生理は順調に来ています。

最近はずっと生理がバラバラに来ています。


先月は23日周期で今周期は34日周期でした。


基礎体温は低温期が36・1℃、高温期が36・8℃です。


冷え性で便秘です。

出ない時には週に1回のときもあります。


婦宝当帰膠と健脾散の2つをお勧めしました。



平成23年10月8日 リウマチで妊活の漢方相談


便秘のほうが良くなってきています、

体のほうも冷え性が改善してきました。


同じ漢方処方で継続、婦宝当帰膠と健脾散



平成23年12月30日 リウマチで妊活の漢方相談


婦人科での検査はとくに異常がありませんでした。

両卵管とも通っていました。

今現在、リウマチの体の痛みはありません。


☆卵管造影検査をしたので半年以内に妊娠できるように頑張りたいです!

漢方薬は、婦宝当帰膠と参茸補血丸、炒麦芽の三つに変更しました。

ご主人様は、アリのお陰でありがとうのイーパオ



平成24年4月14日 リウマチで妊活の漢方相談


漢方1ヶ月休んだら手が冷えるようになりました。


今日は周期25日目、高温期です。


ため息がでます。

夢は多いです。


舌ベロの尖がかなり赤みがあって、イチゴ状の赤さです。


これはストレスが強いときになりやすい舌診のサインですから、よくよくお話を聞いてみましたら、お仕事が保育士さんで保育所で働いてるそうです。

保育士さんの不妊の漢方相談の場合には、かなりストレスが多い特殊な環境です。


職場は女性ばかりで、しかも子供が好きなのに自分自身が授からない。

他人のお子様の世話をする。


母性本能が上がって、自分の生理が乱れてしまう。


職場の後輩や同僚はどんどん妊娠してしまう。


お母さんたちも二人目を授かったりしてしまう。


不妊治療に通うにも、職場に言いづらく休みにくくなる。


など相当なプレッシャーになります。


ベビーシッター、小学校教員の先生方も似たような環境に置かれています。


ですから、わたし土屋幸太郎は学校教員の先生方や保育士の先生方、ベビーシッターの先生方の漢方相談は、それらの事情を踏まえて相談させて頂いていますので得意にしております。


さて、漢方薬は


1)婦宝当帰膠

2)天王補心丹

3)温清飲

4)加味逍遥散


このように安神薬を並べてリラックスして、頭のストレスを解消することを目的にしました。



○平成24年7月27日 リウマチで妊活の漢方相談


その後4月の漢方相談後に妊娠が分かりましたが、9週目で残念ながら稽留流産でした。

6月に手術でした。


その後、生理がきません。


以前は1か月ぐらいですぐに生理がきました。


夜、なかなか眠れなくてため息が多いです。

1〜2時の深夜に寝ています。

手足の先が冷えます。


漢方薬は以前と同じです。


1)婦宝当帰膠

2)天王補心丹

3)温清飲

4)加味逍遥散


〜その後、この漢方薬をお続けになられました。



○平成25年2月12日 リウマチで妊活の漢方相談


妊娠検査薬で陽性です!

来週、病院に行きます。


過去に2回流産しています。

いつもと違う出血がありました。


夜になると寒けがして、手足が冷たくなります。


舌ベロは、舌の尖が赤い色です。

イチゴ状の赤さになっています。


苔は花剥苔といって、地図のような苔がまだらに生えています。


漢方薬は


1)晶三仙

2)参馬補腎丸

3)逍遥丸→イライラに


ご懐妊、妊娠のお祝いに土屋薬局からは犬のマスコットを提供させて頂きました。



○平成25年3月2日 リウマチで妊活の漢方相談


ご主人様が奥さまの代わりにご来店


母子手帳をもらってきました。


引き続き、参馬補腎丸



○平成25年4月17日  リウマチで妊活の漢方相談


同じく参馬補腎丸の継続です。



○平成25年5月25日 リウマチで妊活の漢方相談


9月のご出産の予定です。


いまは妊娠6ヶ月になりました。


子宮筋腫がありますのでもしかしたら、出産が早くなるかもしれません。


漢方薬は


1)参馬補腎丸

2)独歩顆粒→リウマチで手首の痛み、関節の腫れ、痛みに


「漢方を服用していて良かったです」


○平成25年7月2日 リウマチで妊活の漢方相談


ご主人様が仕事帰りに来店

奥さまは順調です。


参馬補腎丸のご購入でした。



○平成25年9月21日 リウマチで妊活の漢方相談


明日明日、出産です。

むくみがひどい

小水も出にくいです。


リウマチは落ち着いています。


当帰芍薬散と婦宝当帰膠の2つで乗り切ります。



○平成26年3月15日 リウマチで妊活の漢方相談


平成25年10月に3400gの女の子をご出産されました!


その日の漢方相談は、再度、リウマチの漢方相談でメドロール1・5錠はずっと続けている。

来月からは4週に1回の注射を打っていく。


とのことで、漢方薬は独歩顆粒を中心にしていくことにしました。


どうもおめでとうございました!


リウマチの漢方子宝相談:家族3人での来店でした!「健康なこの子が生まれてきて本当に良かったです」…今週の漢方相談会のお知らせ 14/03・17

こちらのブログでも少し紹介させて頂いています。


いま、平成27年に私が思うことは、保育士さんの特殊な環境、まいってしまうような職場のストレス解消に妊娠される前の心熱、肝熱を鎮めていくような、天王補心丹や温清飲、加味逍遥散の処方も婦宝当帰膠とともにお役立ちになったのだろうなあと考えています。


小学校教員の先生方や保育士さんの先生方など、ベビーシッターの方も含めましてご職業から漢方相談を検討してくことも可能ですので、遠慮なく土屋薬局にご相談をお寄せください。


女性が多い職場だったり、つねにお子様と触れ合う職場にいる方の不妊のストレスは強烈なものです。

それを緩和しつつ、リラックスして肝を和らげ、体調を良くすることは妊娠しやすい体質改善への一歩です。


また山形の土屋薬局ではリウマチや坐骨神経痛などの痛みやしびれなどがある子宝漢方相談も得意です。

以前に「坐骨神経痛で子宝を諦めていたかたも」と悩まれていたお客さま、しっかりと坐骨神経痛を治してお子様に恵まれました。


リウマチの漢方療法。不妊症、痛みの軽減と妊活で妊娠出産の嬉しい話

こちらの土屋薬局 中国漢方通信のコラムも参考になりましたら、幸いです。



東京増上寺の隣の東照宮

<2016年1月16日>

東京増上寺の隣の東照宮

日光ならぬ本家本元の東照宮がありました!


東京増上寺の隣の東照宮

雪降る山形空港から羽田に降り立ってモノレールで浜松町へ。

会場の田町までは時間に余裕がありましたので、歩いてウオーキングも兼ねて東京見学しながら行きました。


梅の花

境内は梅の香りで充満していました。

白梅、紅梅も実に見事でした。

一足早い春を満喫しました。


紅い梅の花


白い梅の花


次は三田に向かおうとしますと東照宮の境内へ上がる階段で中国人の新婚さんらしきカップルが記念写真を撮っていました。

華やかな一日でした。


新婚カップルの写真撮影


末永いお幸せを!


○土屋薬局の紹介

所在地 山形県東根市神町中央1-10-7
Google mapによる所在地

営業時間 第二、第四日曜日お休みです。

平日 午前8時〜午後7時  土日祭日 午前8時〜午後6時

メールアドレス JDY00247@nifty.com

電話 0237-47-0033 漢方電話相談室 0237-48-2550 Fax 0237-49-1651




痛み、しびれに強い土屋薬局! こちらのコラムも御覧ください。

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