夏バテ・夏の疲れを漢方で解消しましょう!


山形県東根市神町中央通り 鞄y屋薬局 薬剤師・国際中医師A級 土屋幸太郎

夏バテ・夏の疲れの原因は?


夏は 海に山にレジャーで楽しいものです。

残暑を迎え だんだん涼しくなってくるこの時期は、
秋に向けて身体の調子を整えましょう。

いつまでも夏バテや、夏の疲れを引きずってはいけません。

私の友人で、毎年夏場になると 体調を崩している人がいます。

よく話しを聞いてみると、大きく分けて三つのパターンに分けられるようです。

今回はA子さん、B君、C君の苦労話の紹介と、その対策法を皆さんと一緒に考えてみましょう。




会社の冷房で苦労しているA子さん


A子さんの場合…A子さんは会社員です。

A子さんは 一年中冷え性に悩まされています。

職場は 男性社員のネクタイ、上着に合わせて、夏は強い冷房がかかっています。

ですから働いている時は、身体が冷えて我慢できません。

外に出れば 暑い日差しが降り注いできます。

身体が冷えたり、のぼせたりを繰り返すと 自律神経が乱れてきます。

また私たちは汗をかくことによって 体温調節をしているので、冷房により身体のリズムも乱れます。
 

冷え性対策法:


@ A子さんに限らず 女性の方は冷え性が多いので、職場の冷房には十分注意して下さい。

長袖シャツを着るとか、職場ではカーディガンを羽織る、
足元の冷えを予防するためにタオルケットを利用するなどして 冷房から身体を守りましょう。

また職場の冷房温度も検討して、クーラーを合理的に使用しましょう。

席替えをすることも良いかもしれませんね。

A 普段あまり汗をかかないのも、身体によくありません。

適度に運動をして、適度に汗をかくことも必要です。


中国漢方の知恵―冷え性対策法


中国漢方では、冷房された冷たい空気を 寒邪(かんじゃ)と言います。

(ちなみに夏の暑さは 暑邪(しょじゃ)と言います)

本来、寒邪(かんじゃ)は 冬の寒い季節にしか起こらないのですが、
冷房の発達した現代は 夏場の冷房も寒邪となるのです。

寒邪は 毛穴を引き締める働きがあるので、自然発汗が少なくなり、
体温調節機能が乱れてくるのです。

そうすると身体が いつもだるく、寝ても疲れが取れません。


また冷房に弱い方は、からだを守る防衛軍団の 「気」が普通の人より弱いと考えられます。

言い換えると からだを守る 「気」が弱いことは、病気に対する抵抗力がないのです。

抵抗力がないと 「ふだんから風邪を引きやすい、疲れ易く元気が無い、息切れ、汗をかきやすいなど」の症状が目立ちます。


中国漢方では、職場の強い冷房の影響(寒邪)から 身体を守り、同時に抵抗力を付ける方法を考えます。


これにはイスクラ独歩顆粒がピッタリです。


独歩顆粒は 冷房などの冷たい空気から身体を守り、
風邪を引きやすいなどの抵抗力不足を解消します。

今から独歩顆粒を服用していけば、秋・冬の寒い季節のトラブル解消にもなるでしょう。





また普段から冷え性に悩まされている女性の方は、
イスクラ婦宝当帰膠の服用も効果的です。


婦宝当帰膠は冷え性の体質改善ばかりでなく、美容にも効果的です。

婦宝当帰膠を きちんと服用していれば、女性本来の美しさも引き出されます。






暑い所で働くので、体調を崩しやすい汗かきのB君


B君の場合…B君は、仕事場が屋外のことが多いので 汗をよくかきます。

B君のように 長時間高温環境で働く人は、汗をよくかくので 脱水症状になりやすいです。

またB君のように暑い所で働いていなくても、
虚弱体質タイプやお年寄りの方は 夏場は十分に注意して下さい。


汗をかくと 血管が詰まりやすくなります。

適度な水分補給を 心がけることがポイントです。

B君は 以前に無理がたたって、熱中症になってしまったことがあります。

熱中症とは 高い気温にさらされたことによる、様々な身体の異常のことです。

日射病も熱中症の一つです。



中国漢方の知恵―熱中症対策法


中国漢方では 汗をかきすぎると、からだの潤いと供に からだの元気が失われると考えています。

からだの潤いと元気が失われた状態は、からだの細胞もカラカラに乾いています。


乾いた身体に 潤いと元気を与える方法を、
中国漢方では 益気養陰法(えっきよういんほう)といって 生脈散(しょうみゃくさん)を用います。


日本では 生脈散(しょうみゃくさん)は、麦味参(ばくみさん)顆粒の名前で輸入されています。

麦味参顆粒は、乾いた からだに潤いと元気を与えます。


生脈散と名前にあるように 脈を生じる働きがあるので、
汗をかく夏場の健康管理―血管の詰まりを 予防することができます。

ふだん高血圧や、心臓に持病を持っていて 夏場の血管の詰まりが心配という方は、
麦味参顆粒に冠元顆粒を併用すればよいでしょう。




また中国では 健康食品として人気があるのは、西洋人参(せいようにんじん)です。

西洋人参は、麦味参顆粒と同じように、からだに潤いと元気を与えます。

ただし西洋人参は単味ですので、健康維持に用いるのがよいでしょう。

西洋人参は神経を沈静化させ、疲れた身体ののぼせを取ります。

ですから、疲れやすく、精神的なストレスがたまっている方の健康食品としてお勧めです。







胃腸が弱いC君の夏物語
 

C君は胃腸が弱いのに、ふだんから冷たい物に目がありません。

夏場は日中に ジュースとアイスクリーム、夜は晩酌によく冷えたビールは欠かせません。

時には 氷を入れてオンザロック!で飲んだりもします。


そのため お腹が冷えて ご飯が食べられなくなります。

また軟便気味になったり、下痢したりすることもあります。



中国漢方の知恵―夏を乗り切る胃腸対策法



夏バテ・夏の疲れを治すには、胃腸を丈夫にし 食欲を出すことが一番です。

冷たい物を食べ過ぎて 下痢している方には、勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)を お勧めします。



勝湿顆粒は、悪心・嘔吐・下痢・腹痛などの 消化器症状がみられるときに 用いられます。

また葛根湯のように、風邪を治す成分も配合されていますので、
胃腸障害を伴う風邪にもよく用いられています。


中国では 勝湿顆粒は 非常に有名で、旅行先で下痢したときや、
お腹にくる風邪には必ず使用されます。



また勝湿顆粒は胃腸を丈夫にするだけではなく、
身体の乱れたバランスを調整する働きがあります。

アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・メニエール症候群・小児の下痢・腸炎・肝炎などにも
臨床応用されています。




夏バテ・夏の疲れで 食欲不振になっている方には、晶三仙が効果的です。


晶三仙は 甘酸っぱい味で 食欲不振を治す働きがあり、
食事三十分前に服用すると ご飯がおいしく食べられます。

晶三仙には 消化促進作用のほかに、血行促進・コレステロール改善作用などもありますので、
生活習慣病にも よく用いられています。



ふだんから胃腸が弱く、食欲不振、消化不良、げっぷやオナラなどのガス症状、お腹が張りやすい、
胃痛、口が粘る、軟便、下痢などのトラブルに悩まされている方は、
イスクラ健胃顆粒を 長期的に服用して下さい。

健康の基本である胃腸が丈夫になり、見違えるようになります。





夏バテ、夏のストレス、疲労などで体調を崩していませんか?

季節の健康法なら、土屋薬局にお任せください。

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