夏を乗り切る血液サラサラ健康法


高血圧、糖尿病、高脂血症の漢方、漢方薬

山形県東根市神町中央通り  鞄y屋薬局 薬剤師・国際中医専門員A級 土屋幸太郎






夏におこりやすい心臓・脳血管病

厚生労働省が 毎年発表している死亡率によると、
三大生活習慣病―がん、心臓病、脳血管障害だけで、死因の六割を占めています。


がんについては 残念ながら 未だに確実と言える予防法がありませんが、
心臓病、脳血管障害などの血管・血液の病気なら 予防できます。


心臓病・脳血管障害の死亡率を合計しますと がんの死亡率よりも多いので、
普段から 血液の流れを良くすることは、長生きの秘訣となりそうです。


今回は 夏におこりやすい 心臓・脳血管障害のテーマで、
話しを 進めていきたいと思います。




夏は血液の流れにご注意を!


心筋梗塞や 脳卒中などの心臓・脳血管障害は、冬の寒い時期に起こると思われています。


しかし 一年間の四季を通してみると、
実は 夏場に一番起こりやすいのです。


何故でしょうか?


私たちの身体は 一定の体温を保つために、発汗作用を備えています。


もし 汗をかくことが出来なかったら、
体温が高くなり過ぎて 死んでしまいます。


汗をかくことは、身体の熱を 逃がしてあげるのに必要なのです。


しかし 汗をかきすぎたり、水分補給が充分でないと、
血液の流れが悪くなってしまいます。


これは 私たちの血液の90パーセント以上が、
水分で 占められているからです。


発汗により 体内の水分量が減れば、
血液の量も減少して 血管が詰まりやすくなるのです。


血管が詰まれば、心臓と脳は 新鮮な酸素と栄養を受け取れることができずに、
心筋梗塞や脳卒中が起こるのです。


とくに 高血圧、(血中コレステロール値が高い)、糖尿病、肥満の方は
血管がもろく、詰まりやすいので 夏場は注意が必要です。


普段からの生活習慣に 気を付けましょう。



とくに年配の方は水分補給に気をつけてください


最近、国立公衆衛生院と 環境庁の合同報告がなされました。


この報告は 過去19年間にわたる全国の死亡率と 気温のデータを分析したもので、
65歳以上の老人は 気温が33度以上になると 死亡率が高くなるというものです。


その死因は 脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの 血管・血液の病気が多いのです。


この理由として 調査にあたった国立公衆衛生院の内藤先生は
「年をとるとのどの渇きを感じにくくなり、水分の補給が遅れて脱水症状を起こしやすい。
汗をかいて水分が減ると 血液の濃度も高くなって、細かい血管が詰まりやすくなるため」
と説明しています。


ですから 「茶飲み友達」といわれるように、
夏場は汗をかいたら 水分を補給することが大事です。


また 睡眠中の発汗による 水分不足により、
午前6時〜9時の時間帯に 脳梗塞・心筋梗塞が起こりやすいので、
就寝前と起床後は コップ一杯の水を飲む習慣をつけると 良いでしょう。


夜トイレに何度も起きる場合も、水分制限はせず、
むしろトイレのたびに 水分を補給する気持ちでいて下さい。




中国漢方で考える血液の増水対策


血液の流れを 川の水に例えてみると、
汗をかいて 血管が詰まりやすくなった状態は、
暑さで干上がった川に 似ています。


川の水が足りなければ、舟を漕いでも舟は進みません。


中国漢方では このような血行障害の対策として、
身体の水分を増やして 血液の流れを良くします。


川の水を増水して 船の運行を良くすることと似ているので、
「増水行船法」と言います。


「増水行船法」には、「日中補血シンポジウムに参加して」で紹介しました
補血活血法(貧血を治し、血行を改善)、
補腎活血法(足腰を丈夫にし、老化を防ぐ)、
益気養陰活血法(元気をつけて、身体に潤いを与える)などあり、
今回は夏バテにぴったりの 益気養陰活血法を 紹介したいと思います。




血液を流す力を蘇らせる


血液が流れるには 血液の水かさが増加することと、
心臓のポンプ力が 正常に働くことが必要です。

もし 心臓のポンプ力が低下したなら、
“低血圧、めまい、動悸、息切れ、むくみ、冷え性、疲れ易い、元気がない”などの
パワー不足の症状が見られます。


これは、心臓は からだ全体に、酸素と栄養を含んだ血液を送る
ポンプのような働きをしているからです。


中国漢方では心臓のポンプ力を 丈夫にすることと、
血液の水かさを 増加させることを 同時に行います。


からだに 潤いと元気がつけば、心臓のポンプ力と血液の流れも良くなってくるのです。


中国では からだに潤いと元気をつけるのに、「生脈散(しょうみゃくさん)」を用います。


生脈散とは 読んで名の通り、疲れた体に脈を生じます。


日本では、麦味参顆粒(60包 8,662円 税込み)の名前で 発売されています。


麦味参顆粒の名前は、生脈散に配合されている
―麦門冬、人参、五味子という三つの生薬の名前から由来しています。



麦味参顆粒60包 

体に「元気」「潤い」を増します。
みずみずしい体に、元気がよみがえります。

1回1包を1日2〜3回、食前、食間に服用します。




航路を整備し、スムーズに血液を流す


もう一度、血液の流れを 川の水に例えてみましょう。


汗をかいて 血管が詰まりやすくなった状態は、暑さで干上がった川に似ています。


中国漢方では 増水行船法で 川の航路の幅を広げ、船の運行を良くします。


これには 麦味参顆粒が最適です。


麦味参顆粒で からだと血液に潤いを与え、心臓のポンプ力を強くし、船の運行を助けます。


もう一つの要点は、いくら川の流れが良くなっても 川底にゴミがごろごろしていたら、
船は川底に引っかかって進みません。


川底の汚れを掃除し、航路を整備する必要があります。


私たちの血管も 動脈硬化でが狭くなっていたり、
内側の壁に コレステロールなどのゴミが沈着していますと、
血液が流れにくくなってしまいます。


状態がひどくなると、血液の塊(血塊)が血流を止めて、脳卒中、心不全が発症します。


幸いにも当店には、冠元顆粒という効き目の明らかな漢方薬があります。


冠元顆粒を服用していると、ドロドロした血液の流れが改善し、
ゴミ一つ落ちていない川のように サラサラと流れていきます。


冠元顆粒は川底のゴミを拾いきれいにする、航路の整備士ですね。


船の運行を阻害するものが無くなれば、スムーズに船は流れていきます。



冠元顆粒90包 

元祖正真正銘「血液サラサラ冠元顆粒」です。
「血液サラサラ」は、すべてこの「冠元顆粒」から始まった。

1回1包を1日2〜3回服用します。

夏場には、下記で紹介させて頂きますが、
「冠元顆粒」「麦味参顆粒」を一緒に服用しますと、
血液や体に潤いが増して、血液がサラサラになりますので、
夏バテや疲労回復、心臓や脳の保護に効果的です。

「冠麦(かんばく)大作戦」ですね。





夏でも血液はサラサラと流れる


麦味参顆粒は 血液の水かさを増やし、心臓の筋肉(心筋)に元気を与え、
心臓のポンプ力を丈夫にします。


夏ばかりでなく、普段から心臓を守る 漢方処方として最適です。


一方、血行促進作用があり 血液の汚れを落とす冠元顆粒は、模範的な航路整備士です。


血管の拡張、血栓の予防、血球の変形能、血液粘度を下げるなどの薬理作用があります。


したがって これらの二つの漢方薬を 適当に組み合わせて用いれば、
夏でも 血液は美しい川の流れのように、サラサラと流れていくことでしょう。





湯飲み茶碗とポットのお湯を用意します。

冠元顆粒1包麦味参顆粒1包を、忘れずに近くに置きます。

これから、冠元顆粒1包と麦味参顆粒1包を
一緒に1包ずつお湯に溶いていきます。




冠元顆粒1包をお湯に溶かしました。

活性酸素を除去する「抗酸化漢方」「サビ防止漢方」の冠元顆粒のお茶になります。

川底にゴミが詰まっていると舟は進みません。

人間の血管にも、コレステロールや中性脂肪、血糖などのヘドロ状態では、
血管が詰まりやすくなります。




冠元顆粒に続き、麦味参顆粒1包を一緒に溶かして、
スプーンでクルクル回して、「冠麦(かんばく)大作戦」の終了です。

高齢者のかた、循環器の心臓や脳に不安がある人、スポーツマン、
健康を維持したい方には、絶対お勧めです。

干上がった川に、水かさが戻りますので、舟が進みやすくなります。

人間の血管も、血液にゆとりができますので、血液がサラサラに流れていきます。


汗や体の潤い不足(体液不足)の人は、血管が詰まりやすくなりますから、
麦味参顆粒で、「元気」と「潤い」をチャージして、心臓ポンプを丈夫にしましょう!







冠元顆粒と麦味参顆粒のちょといいはなし(必読です!)


1960年代後半の中国は、ちょうど文化大革命の嵐が吹き荒れていました。


人々には 大変強いストレスが多くかかり、
狭心症・心筋梗塞などの 病気が多発していました。


当時の毛沢東主席も ひどい慢性気管支炎と 心臓・脳血管障害に罹っていました。


そこで 故・周恩来首相は 全国の医療関係者に協力を呼びかけて、
中国全土で 心臓・脳血管疾患に著効がある 新薬の開発競争を促しました。


数年間かけて研究開発が進み、何千種類もの新薬が 中国全土から北京に持ち込まれました。


その中で もっとも臨床上効果的だったのが、当店で販売している 冠元顆粒だったのです。


冠元顆粒の開発の成功は 中国社会に大きな影響を与ました。


中国芸能界では、冠元顆粒の開発秘話の「丹心譜」という劇が上演され、
大変な人気を呼んだそうです。


それほど画期的な お薬だったのです。


もう一つの麦味参顆粒は、毛沢東主席が 三度目の心筋梗塞を起こして危篤に陥ったときに、
「生脈散(麦味参顆粒)」の静脈注射が打たれたことが、主治医により明らかにされています。


冠元顆粒と 麦味参顆粒は、想像を絶する巨費と 中国全土の英知を集めて開発されたのです。


毛沢東が服用したお薬が すぐに手に入ることは大変ありがたい事で、
私は中国にいつも感謝しています。


多謝!




土屋薬局では、「夏を乗り切る血液サラサラ健康法」をお勧めしています。

血液がサラサラになれば、体の「キレ」も、「疲れ」も
きっと変ってくるはず。

高血圧や糖尿病などの生活習慣病の不安解消にも、
役立ちます。


漢方相談は、
漢方相談室のフォームファックス(0237−48−1477)
お電話(0237−47−0033、0237−48−2550)
で。


体調に合わせながら
健康をつくる漢方相談をしていくことを誓います。