先日、9日(土)に東京から何(ふ〜)先生に来て頂きまして、
漢方相談会と私たちの勉強会を開きました。
勉強会のメモをココログで公開整頓させてください。
何先生 上海で研修してきた。
今回の収穫
1)不妊症には、三稜(さんりょう)、莪朮(がじゅつ)をけっこう使っていた。
2)子宮筋腫→清熱解毒剤の白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)をよく使う。
炎症があるので、活血(かっけつ)と同時に清熱解毒(せいねつげどく)。
3)ガン
薬局には、患者さんがいっぱいた。
特徴は清熱解毒剤を使っていたこと。(多用していたこと)
すべての処方に、霊芝顆粒(れいしかりゅう)。
黄耆(おうぎ)、麦門冬(ばくもんどう)、党参(とうじん)などの気を補うものをプラス。
たとえば、日本の製品でいえば衛益顆粒(えいえきかりゅう)や麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)。
白花蛇舌草もよく使う。
4)専門が強い薬局が人気がある。
中国でも専門が無いと生き残れなくなった。
たとえば、
1)婦人科
2)男性科
3)ガン
4)皮膚科
これらは、中医学が強い分野。
中国で、西洋医でホルモン療法
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副作用や治療がうまくいかないので
↓
漢方に来る。
日本と同じ複雑な症状。
ほとんどの人が何らかの炎症がある。
処方に清熱解毒剤を組む必要がある。
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白花蛇舌草など。
炎症を念頭においてから、処方を組んでいく。
中国のほうが、日本より婦人科の検査では、
菌の検査が詳しいかもしれない。
腫れることは、炎症である。
1)菌がいるとき 2)腫れているとき 3)熱があるとき
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チャガ(シベリアの天然霊芝)と白花蛇舌草など。