ダイエットの基本ライフスタイル20か条…体質別の漢方薬



中医ダイエットシステムの紹介


肥満の本当の意味


肥満とは、体に余分な体脂肪が付いてしまった状態を指します。

体重が多くとも、筋肉質で体脂肪率が低ければ、肥満とは言いません。
(全盛期の千代の富士を思い出してください)

逆に、標準体重内でも、体脂肪が高い人は肥満となります。


最近、見た目にはほっそりと痩せているのに、
体脂肪が多く、肥満と判定される人も増えてきています。


「隠れ肥満」といい、若い女性に多く見受けられます。


ダイエットの目標は、体脂肪だけを落として、
筋肉は落とさないようにすることです。


肥満の判定には、体格指数であるBMI(ボディ・マス・インデックス)法
国際的に使用されています。

日本肥満学会では、BMI22の体重がもっとも理想的であるとし、
BMI20〜24が許容範囲であるとしています。


しかし、BMIにも欠点がありまして、
体重と身長のみで判定しますので、体脂肪量が反映されていないのです。


ですから、現在では体脂肪率とBMIを組み合わせて肥満度を判定することが
もっとも望ましいとされています。



厳密なカロリー計算でもリバウンド


ダイエットが難しい理由の一つに、
一旦痩せても元に戻ってしまったり、
以前よりも返って太ってしまう、リバウンドが挙げられます。


リバウンドの怖さは、痩せる太るを繰り返すほど、
太りやすく痩せにくい体質を 作り出すことにあります。


いわゆる「ヨーヨー現象」です。

間違ったダイエット法を繰り返しますと、
脂肪はほとんど落ちないまま、筋肉だけが減っていきます。


そして、リバウンドすると、
筋肉が減ったところに、体脂肪だけが増えてしまいますから、
ブヨブヨの「ヨーヨー現象」となる分けです。


ダイエット前と同じ体重だから、まだ安心と思ってはいけません。

体の中身の成分が変わってしまっています。


つまり、体脂肪が増えて、大切な「筋肉」が無くなっているのです。

筋肉が減っていれば、基礎代謝の熱量も少なくなりますから、
悪循環の連鎖が続くことになります。



太った理由の一つは栄養失調



なぜ、ダイエットには挫折リバウンドがつきものなのでしょうか?


太った原因として、食べ過ぎ、カロリー摂取過剰、甘いものの取り過ぎ、飲酒、
過食、夜食、外食などが挙げられます。


単純に考えますとカロリーオーバーで、
「消費カロリーよりも、摂取カロリーが多かったから」ということになりますが、
もう一つ大きな理由があります。



それは、以外にも栄養失調なのです。


カロリーは十分過ぎるのに、ビタミン・ミネラルなどの必須栄養素が不足しているのです。


栄養失調は、脳の食欲中枢を狂わせます。

食事の満足感がなくなり、過食しやすくなるために、
ますます太るという悪循環に陥るのです。


多くの人が挑戦するダイエットは、
「食べない、食べる量を減らす、穀類・油制限、低カロリー食品、単品ダイエット…」
共通していることは、食事制限ばかりです。


カロリーを減らすことばかりに重点を置いて、
脳の栄養失調を解消することはあまり考慮されていません。



減食してもやせない


食欲中枢が狂う以外にも、栄養失調はダイエットの大敵となります。


栄養失調だと、炭水化物、脂肪、たんぱく質が熱になって燃える際に
必要な微量栄養素(ビタミン・ミネラル)が不足します。


エネルギー代謝効率が悪くなるので、効率的に痩せません。


また、「飢餓」に対する防御システムである、ホメオシスタスが強力に働きます。

@エネルギーの吸収率をアップさせ、A体の消費エネルギーを節約することで、
一定の体重、体脂肪を保つように働いてしまうのです。


食べる量を減らしても、思うようにやせない理由がここにあります。



ダイエットの挫折は、意思が弱いからではない


「絶対に間食をしてはいけない」 「ケーキを食べてはいけない」
などタブーがばかりのダイエット。


ダイエットは、食べたいものを我慢するものであり、
空腹との戦いだと思っている人が多いようです。


そして、ダイエットは意思の力を使ってやるものなので、
ダイエットの失敗は、意思が弱いからと言われます。


意思の力が続く限り、食べ物からの誘惑に耐えられますが、
意思の力が薄れたときには、過食してしまいます。


また、無理なダイエットではストレスになり、
ストレスは逆に食べすぎを招きます。



カロリー計算は不要!


以上のことから、ダイエットを成功させる必須条件は、


@意思の力を使わないで食欲を満足させるダイエット

A体に必要な栄養素を満たすダイエット

ということになります。


基本は、「食べる」こと。
カロリーを減らすことでも、食べる量を減らすことでもありません。


しっかりと食べて体にとって必要な栄養素を満たすことで、
食欲中枢が正常に働くようにすることが大切なのです。



ダイエットの目的


@健康的に美しくやせる


やせるためのダイエットではなくて、積極的に健康な体をつくるためのダイエット。

ダイエットすることで、便秘や生理不順、肩こり、疲れやすい、肌荒れといった不調を解消し、
より美しくなることを目指します。


A体脂肪だけを落とす


体重を落とすことが目的ではありません。

体脂肪を落とすためのダイエットをしましょう。



B快適な体重(体脂肪)をキープする


リバウンドを防ぐダイエット。

ダイエットの目的は一次的にやせることではありません。

理想の体型をずっと維持してこそ「ダイエット」に成功したと言えます。




太る原因を見つけ、解決する


ダイエットを成功させる最大の秘訣は、「太る原因」を見つけ、解決していくことです。


「太る原因」を解決することなく、ただ体重を減らすだけの方法では、
リバウンドをしやすくなります。


「太る原因」は、人それぞれに異なります。


食事、運動、休養、性格、体格、体質などが影響しています。


「ダイエット成功のためのライフスタイル」
は、「太る原因」の中でも、
肥満者に共通の部分、多くの人にみられる要因を ピックアップし、解決するための提案です。





以下↓の「やせるための基本ライフスタイル20か条」は、
実行しますとダイエットにとても効果があります。

どうぞ参考にしてくださいね。



やせるための基本ライフスタイル20か条
ご飯(主食)をしっかりと食べる。
主食は玄米、分つき米、胚芽米、ライ麦パン、そばなど
(精製度の低い穀類)を食べる。
おめざめ食に果物を食べる。
昼食または夕食前に、野菜ジュースを飲む。
1日3皿以上、野菜料理を食べる。
海藻、きのこ、こんにゃくを毎日たっぷりと食べる
1日1回、ご飯+味噌汁+大豆+漬物の組み合わせで食べる。
魚料理を週に4回以上食べる。
調理にはオリーブオイル、キャノーラ油を使う。
10 お菓子は量を決めてデザートとして食べる。
11 カロリーある飲み物は、飲まない。
12 食材は旬のもの、調味料は良質のものを使う。
13 家の中で食事をする場所を1ヶ所に決める。
14 食べるときに集中する。
15 一口ごとに20回噛む。
16 噛んでいる間は箸を置く。
17 寝る3時間前には食べない。
18 20分間続けてウオーキングする(週に3回以上)
19 寝る前に筋力トレーニングとストレッチする。
20 1日1回リラックスタイムを設ける。
1〜12 食事について
13〜16 食事の作法
17〜20 生活習慣


土屋薬局では、お客様の「一人一人」の体質に合わせたダイエット方法を提案しています↓
中医ダイエットシステムで用いる中成薬・ハーブ類の例
気虚タイプ 気滞タイプ 湿熱タイプ 淤血タイプ 意味
中成薬 星火健胃錠
補中益気丸
牛車腎気丸
海馬補腎丸
星火逍遥丸
開気丸
星火温胆湯
潟火利湿顆粒
勝湿顆粒
冠元顆粒 体質改善
ハーブティー シベリア霊芝
西洋人参
シベリア人参 晶三仙
五行草
田七人参
サプリメント ミネラル: 食用アリ(イーパオ)
脂溶性ビタミン類: 紅沙棘
水溶性ビタミン類: 心沙棘、沙棘精
脳の満足
ダイエット茶 三爽茶 ○体脂肪↓
○サイズ↓
○体重↓
食事・運動 ○体脂肪より体脂肪
○カロリーよりも栄養バランス
健美を手に入れて、維持していく。


日本中医薬研究会でも、「正しく、安全なダイエット法」を中医学の薬剤師の先生方が提案しています。

インターネットでも、土屋薬局のダイエット理論と漢方薬は、だから安心ですね。


たとえ効き目が無かったとしても、土屋薬局では「一人一人の体質」を判断しますので、
健康を害したりすることはありません。




気虚タイプ、気滞タイプ、湿熱タイプ、淤血タイプと
一人一人の体質を見極めて、
健康と美をつくるダイエットを提案していきます!





三爽茶の成分の「柳茶(りゅうちゃ)」は、羊が食べると痩せるという
チベットの伝承があります。

ですから、中医ダイエットの「イメージーキャラクター」は、
「羊子先生」なのです。

この子は、「気滞タイプ」の「イライラちゃん」です。

星火逍遥丸というストレスを解消する漢方薬と
三爽茶などを併用していきます。




日本中医薬研究会の第8回全国大会の模様です。

凄い盛り上がりと熱気ですね。



春だからダイエット!」 「気になるお腹ひっこめ!三爽茶」も、どうぞ参考にしてください。


ダイエットの強い味方!

国際中医師・薬剤師によるダイエット相談はこちらです↓


ご相談は、漢方相談室のフォーム
ファックス(0237−48−1477)お電話でお願いします。


“ダイエット”のご相談は、 薬剤師による相談ですから安心です。土屋薬局