37歳の女性が、2人目を希望するも卵巣嚢腫があり妊娠に至らず、漢方相談を開始。血虚・気滞の体質を整えるため、「当帰を主成分とした漢方薬」「血行を良くする漢方薬」「麦芽を炒ったもの」を継続。周期の乱れや生理前の症状が改善し、約1年の取り組みの末、妊娠6週目に!
流産予防の漢方も併用しながら、元気な赤ちゃんの誕生を目指します。
漢方による不妊サポートの実例を紹介します。
昨日の夕方6時ごろに、息を弾ませたお電話がありました。
妊娠6週目とのことで、ご主人様のことも奥様のこともよく知っているだけに私も とても嬉しく思いました。
37歳のかたです。
5歳の娘さんがいまして、2人目がほしいとのことで、昨年の5月31日からのご相談でした。
最初のころは、お父さんに冠元顆粒をとのことでしたが、奥様に卵巣嚢腫があったので、父親の冠元顆粒を試しに服用してみたところ、卵巣嚢腫が消えたので 漢方で何とかならいですか?とのことでした。
舌は、淡いピンク色で、少し血虚(けっきょ)気味です。
漢方では、血(けつ)の不足と認識します。
舌の先は、(舌尖といいますが)、紅い色をしていて、これは心熱(しんねつ)や心肝火旺(しんかんかおう)と呼ばれ、ストレスが長期間体にこもっていて、熱などの炎症がある感じを受けます。
苔は、やや白い苔が多いです。
少し浮腫みやすいかもしれません。
初潮は、12歳で、28日周期で、生理は3~4日間です。
生理前に胸が痛くなりやすいです。
4~5日前から、その症状が起こるそうです。
生理痛は腰が重くなります。
血塊は少し生理に混ざりますが、以前ほどではないそうです。
不正出血はありません。
排卵日前後のおりものにも変化はありません。
肩こり。
食欲はあります。胃もたれや胸やけはありません。
便は、1~2日に一度です。お小水は正常です。
寒がりで、手足はいつも冷たい感じです。
以上のような情報から、当店では、「当帰を主成分とした漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」をお勧めしました。
年があけまして、今年の1月を最後にして、しばらくお休みがありましたが、また再度漢方を服用して頑張りたいとのことで、6月18日の再度の相談です。
生理の1週間~10日前に、胸の張りとムカつきがあります。
生理が始まる頃になると、すっかりと治ります。
生理の周期が26~35日で、生理の周期は一定にはなりません。
チャートでは、「気滞(きたい)」タイプになるそうです。
「当帰を主成分とした漢方薬」
「血行を良くして子宮や卵巣に良い漢方薬」
「麦芽を炒ったもの」
とくに、生理期間中には、淤血(おけつ)を解消するために、古血(ふるち)をスッキリさせることを目標にしました。
翌月の7月27日には、生理は21日周期できたが、胸の張りやムカつきはなかったそうです。
引き続き、「継続は力なり」で、「当帰を主成分とした漢方薬」と「血行を良くする漢方薬」と「麦芽を炒ったもの」を継続して、同じように服用していきます。
~~~~~~~
そして、昨日のお電話の9月14日で、「妊娠しました!」という喜びの声になりました。
流産防止の為に安胎も兼ねる漢方薬をお勧めしました。
どうもおめでとうございました。
当店スタッフ一同、喜んでいます。