不妊カウンセラーの資格を
持つ薬剤師として
体外受精を何度やっても失敗してしまう。
着床障害がある。
子宮内膜症でチョコレート嚢胞がある。
子宮腺筋症で痛みがつらい。
子宮筋腫に悩んでいる。
なかなかタイミングがうまくいかない。
人工授精が幾度も失敗してしまう。
そのような悩みのときに、漢方を利用しようと思い立つお客様が多いようです。
もちろん自然妊娠を願っているお客様もいらっしゃいます。
「不妊カウンセラー」とは、妊娠にまつわるお悩みを伺い、これからの治療の選択肢などを示す心強い存在で、おもに病院やクリニックなどで活躍しています。
私も「少子化問題」と「こころのケア」を念頭に日本不妊カウンセリング学会に籍を置き、婦人科・不妊治療に関する医学的知識や治療についての知識を地道に探求し続けてきました。薬剤師としても中医学の専門家としても、西洋医学と東洋医学ふたつの見地を活かした相談体制で、多角的なアドバイスができることが強みです。
とくに長く学んできた中医学理論は、基礎体温表や舌ベロなどの状態からお一人おひとりに合わせたきめ細かい対応ができるものです。
不妊にまつわるさまざまなご相談、体質改善、どうぞなんでも遠慮なくご相談ください。
もちろんご主人様とご一緒のご来店も大歓迎です。
忘れられないお客様
漢方相談をしていて今も心に残っているお客様は、他県から通われていたHさまです。
Hさまは、結婚13年目で体外受精も6回目だったのですが、実際にHさまのお気持ちと深く向き合い、不妊の大変さ、心理的なプレッシャーを知りました。
「結婚して以来13年間が不妊との戦い」「不妊とは、まさにゴールの見えないマラソン」というHさまのお言葉が、今も強く心に残っております。
Hさまは通院と併せて土屋薬局の漢方薬もお続けになり、めでたく双子のお子様をご出産されています。
1年に1回くらい家族で来店されていますが、今ではお子様たちもすくすく育って元気に幼稚園に通われています。
現在子育て中のHさまは「私の経験を不妊で悩んでいる人達にも役立てていただきたい」とおっしゃっています。
ですから、お店で私がみなさまのお悩みと向き合っているときには、Hさまのご経験と温かい気持ちも込めて漢方相談に生かしております。
日々の相談に心を込めて
私自身、42歳で遅い結婚、それから10年以上経って、やっと子宝に恵まれました。正直に申し上げますと、不妊カウンセラーとして、また漢方薬による月経周期調節法について研鑽を重ねてきた自分が不妊でずっと悩むことになるとは、夢にも思いませんでした。
その中で悪性リンパ腫を患い、闘病中は子どもを望むことさえあきらめてしまおうかと思う日々が続いたこともあります。
子宝相談でご来店され、次々と妊娠出産されていくお客様に「おめでとうございます!」とお伝えしながら、相談している自分たちは妊娠できない焦りや心の揺れ…夫婦でリアルな体験も乗り越えてきました。
そのような自分たちの経験もあり、妊娠出産を希望されるお客様にはぜひその夢を──家族が増えて、実家のお父さん・お母さん、 パートナーのお父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃん、
ご兄弟・ご親戚・お友達・ご近所など、あなたの大切なかたに子宝の幸せを分け合うことを──叶えていただきたいと切望し、病を克服した喜びと感謝とともに、 日々の相談に向き合っています。