勉強会認知症2024年12月9日
おはようございます。薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。昨日の令和6年12月8日は山形市のヤマコーホールで山形県薬剤師会主催の「令和6年度 薬剤師認知症対応向上研修会」に参加してきました。
というのも、当店でもリンクむらやまで「認知症を予防する養生のコツ」を開催して、わたし自身も認知症に興味をもったからです。
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昨日の講習会では午前中の早くから午後1時までととても充実したものでした。
かかりつけ薬剤師の役割はまずは薬局店頭で患者さんの認知について気がつくこと。
たとえば、①処方箋、お薬手帳をすぐに出せない ②薬を薬局に忘れてしまう ③表情がとぼしい ④以前と様子が違う ⑤飲み忘れ、服用間違い ⑥薬の服用は家族がいる朝夕にしてもらう ⑦地域包括支援センターに連絡する。
「気付き」「つなぎ」「与える」
①余裕をもって見守る ②否定せず、笑顔で接する ③簡潔に一つずつ確認しながら接する ④できる限りの服薬支援を行う
見る、話す。さわる、立つ
水平正面、近い距離、時間的に長く。「視線をつかみにいく、つかみ続ける」
話す、愛情・友情を伝える。 ✗相手を無視して話しかけないこと。→あなたに存在していないというメッセージになる。
あなたはここにいることを伝える。
「話」歌うようにポジティブな言葉で。途切れない。
触れる。医師がお腹をさわると「痛みが治る」患者がいる。
飛行機が着陸するイメージでさわる。背中を。
立つことの意味
ケアが必要なかたに赤ちゃんと同じような愛情を向ける。
薬局→かかりつけ医、地域包括支援センターへ。
丹野智文 「笑顔で生きる」
3つのない
驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない
漫画でわかる!認知症の人が見ている世界
以上。勉強してきましたが、とても参考になり今日からの店頭での接客にも活かしています。
朝の朝礼でもスタッフたちに伝えて、これから土屋薬局は「笑顔の接客」を心がけていきたいです。
また認知症患者さんへの対応は、赤ちゃんへの対応と同じくと聞きまして、我が息子への対応、父親としての自分の態度も深く反省して、子どもと同じ目線でまっすぐ笑顔で見つめたいと思いました。最低5秒間は相手の瞳に自分を映すことを心がけるといいそうですよ。
薬剤師、不妊カウンセラー 土屋幸太郎