昨日の令和7年4月17日に今年初めてとなる「2025年中医眼科専門講座 第一回 眼瞼下垂の中医学的対応」を学びました。いままで、中医五官病として専門的に「目、鼻、耳、口、喉」を勉強してきました。今年はより深く「目」について学びます。
普段から店頭でも「目」に関する漢方相談は増えてきています。そこで理論的にも日頃から学んで地域のかたに役立ちたいです。
昨日の内容では、①中医眼科基礎理論の紹介と復習、中医眼科五輪説、目の基本構造、中医眼科問診 ②眼瞼下垂症の西洋医学的知識と中医学的対応 について学びました。
中医眼科では、3つのタイプに分けてのことを勉強しました。命門火衰、脾気虚弱、風痰阻絡。
③眼瞼下垂症の症例紹介。漢方の本場中国での治療例を学びました。日本の症例も学び、眼圧が高い、緑内障の疑いに対しての成功例を。また土屋薬局でも取り扱っている眼科対応の漢方の方剤についても学び、知識を深めた一日でした。
眼科疾患の予防と治療では、加齢白内障、正常眼圧緑内障、胎患内障、糖尿病網膜症、ドライアイ、飛蚊症、硝子体混濁、黄斑変性症、老眼、近視、遠視、眼精疲労、視力低下など。それに対する漢方の適応方剤の組み合わせなども勉強しました。
私も56歳になり、若い時とは違う目の衰えを感じていますので、適切な漢方方剤も使いながらも、こうやってネットでブログやSNSなどで発信を続けていきたいです。まずは「目」ですね。「目は心の窓」スッキリいきましょう!
