AMHが低い方への妊活漢方とプレコンセプションケア|不妊カウンセラーが学会参加で得た学び

AMHが低いプレコンセプションケア日本不妊カウンセリング学会

2025年5月20日

AMHが低いと診断された方にとって、漢方相談やプレコンセプションケアは大きな支えとなります。不妊カウンセラーとして学会に参加した経験を通じて、妊活への漢方アプローチの可能性や生活改善の重要性をお伝えします。


おはようございます。薬剤師、不妊カウンセラー、国際中医専門員の土屋幸太郎です。

本日は令和7年5月18日(日)です。

AMHが低い方からのご相談が増えています

昨日の5月17日(土)に開催された漢方相談会では、卵巣機能の低下に関するご相談が続きました。特に、AMHが0.2や0.5を下回るケースでの卵巣対策を希望される方が多く、真剣な相談が相次ぎました。年齢は40歳前後の方が中心で、**第二子希望の方(いわゆる第二子不妊ではなく、ご夫婦がもう一人子どもを望んでいる状態)**も目立ちました。

私自身も42歳で結婚しました。家庭の事情もあり、結婚が遅れたという背景がありますが、正直申しまして「奇跡的に結婚できた」と感じています。その後、大きな病気を患い、身体の回復を待つ時間が必要でしたが、52歳のときに、こちらも奇跡のように子どもを授かることができました。現在は4歳の男の子の父親として、日々育児に励んでいます。

夫から父親へ。家庭を持つこと、育児をすること。この年齢でも本当に学ぶことばかりで、毎日の生き甲斐となっています。

だからこそ、私はなるべく多くの方に、少しでも早く良いご縁を見つけて、結婚し、家庭を築いてほしいと願っています。心ときめくようなお付き合いをして、幸せな日々を送っていただきたいのです。

プレコンセプションケアとは?

ご存じのとおり、日本は深刻な少子化の時代を迎えています。

2023年の出生数は72万7277人と過去最低を記録しました。

しかしながら、多くのご夫婦は二人以上の子どもを希望しているにもかかわらず、52.6%の方が「経済的な理由」でそれを断念し、25.6%の方が「子どもが欲しくてもできない」と感じているという統計もあります。

このような背景から、最近注目されているのが**「プレコンセプションケア」**です。

プレコンセプションとは「妊娠前の健康管理」のことで、将来子どもを持ちたいと考える男女が、健康的な生活習慣を見直し、妊娠に備えて心と身体を整えることを目的としています。

漢方でできる体質改善のアプローチ

不妊カウンセラーとして、また漢方を通して妊活を支援している立場からも、プレコンセプションケアの重要性を強く感じています。

4月に研修した日本不妊カウンセリング学会養成講座のテキストも男性不妊のところなど、折を見ては勉強しています。

今回、勉強する内容のテキストも予習しています。

本日私は、山形新幹線に乗って東京へ向かっている車中からこのブログを更新しています。
目的は、東京で開催される日本不妊カウンセリング学会 第24回学術集会への参加です。
今年のテーマは、まさに「プレコンセプションケア」。

不妊カウンセリング学会での学び

新しい学びを得て、また皆様にもブログや漢方相談を通して還元できればと願っております。

※本日の学会参加の感想や内容については、明日のブログで詳しく更新する予定です。ぜひお楽しみにご覧ください。

最後になりますが、46歳のお客様が妊娠3ヶ月を迎え、順調に経過されているという嬉しいご報告がありました。薬剤師の妻とスタッフ一同、大変喜んでおります。

これからも皆様のお力になれるよう、丁寧な漢方相談を続けてまいります。どうぞ、今日も良い一日をお過ごしください。

令和7年5月18日 山形新幹線つばさから眺めた田んぼ。水が入って田植えも終わりました。