おはようございます。今日は、口腔灼熱症候群(舌痛症)に関する漢方相談について、メーカー担当者とやり取りした内容を記録したいと思います。
口腔灼熱症候群とは?
口腔灼熱症候群とは、舌や口の中に焼けるような痛みやしびれ、違和感が生じる疾患です。特に更年期の女性に多く、ストレスや自律神経の乱れ、口腔の乾燥、炎症などが関与していると考えられています。
今回、お客様からのご相談は以下のようなものでした。
「口の中の歯茎の真ん中あたりから、しょっぱい物がギュッと出てくる。出てくる部分に灼熱感、痛み、しびれがある」
この症状に対して、漢方メーカーの担当者に意見を伺いました。
漢方メーカー担当者とのやり取り
- 熱感が強い場合 → 桂枝五物湯
「桂枝五物湯は、口の中が熱くて痛む場合に即効性が期待できます。炎症や灼熱感がある方におすすめです。」
- 乾燥が気になる場合 → 甘露飲
「甘露飲は、ドライマウスのような乾燥傾向の方に適しています。慢性的な口内トラブルにも良いでしょう。」
- ストレスが関与する場合 → 柴胡剤(逍遥散)や弓帰調血飲第一加減
「ストレスが絡んでいる場合は、柴胡剤(逍遥散など)や弓帰調血飲第一加減が良い選択になります。」
- 炎症や膿がある場合 → 荊防敗毒散
「もし炎症が強く、腫れや膿がある場合は、荊防敗毒散も候補になります。」
まとめ
今回の相談を通じて、口腔灼熱症候群には 「熱感」「乾燥」「ストレス」「炎症」 などの要因があり、それぞれに適した漢方薬があることを改めて確認しました。
口の中のトラブルは、五官病(目・耳・鼻・口・喉)の一つとして重要な領域です。今後も、こうした症状に対応できるよう、さらに学びを深めていきたいと思います。
