〜さくらんぼ農家のご主人様、痛みとしびれの先に見えた“元気の兆し”〜
「お腹が空いた」――その言葉を聞いたとき、奥様は思わず涙ぐまれたそうです。
ご主人様が脊柱管狭窄症のつらい症状で苦しむなか、久しぶりに口にしたその一言が、どれほど嬉しかったことでしょう。
ご相談いただいたのは、さくらんぼ農家のご夫婦。
ご主人様は脚立を使っての作業が困難になり、足のしびれや痛みで日々の農作業もままならないご様子でした。
そんななか、娘さんがインターネットで土屋薬局を見つけてくださり、ご夫婦でご来店くださいました。
🌿【1ヶ月後、嬉しい変化が】
再来店の際、奥様がにこやかに話してくださいました。
「この暑さのなか、“お腹が空いた”って主人が言ってくれたんです」
その笑顔がとても印象的で、私の胸も熱くなりました。
漢方では、痛みやしびれのご相談の際に「脾(ひ)=消化機能」の働きも重要視します。
食欲は、体の回復力や元気のバロメーターだからです。
🚶♂️【坂道も登れるように。自信が少しずつ回復】
症状の改善には時間がかかることもありますが、ご主人様は体調が少しずつ整い、お墓参りの際に坂道も登れるようになったとのこと。
日常の小さな成功体験が、ご本人の自信にもつながっているようです。
長年の介護で苦労されてきた奥様は、「主人にはできるだけ元気でいてほしい」と願いを込めてお話しくださいました。
その思いが、ご夫婦の支え合いの力になっているのだと感じます。
❤️【夫婦で支え合う姿に感動】
「夫婦はふたりでひとつ。足りないところをお互いに補っています」
奥様が静かにそう話された言葉が、心に深く残りました。
📝【脊柱管狭窄症とは?症状と対処法】
脊柱管狭窄症は中高年に多く見られ、**間欠性跛行(かんけつせいはこう)**と呼ばれる、歩いては休むを繰り返す症状が特徴です。
太ももから膝下にかけての痛みやしびれが出て、歩行が困難になりますが、前かがみになると楽になる傾向があります。
✅ 主な症状
- 足のしびれや痛み
- 尿の出が悪くなる、尿もれ など
✅ 対処法の一例
- 無理に腰を反らさず、少し前かがみで歩く
- 杖やシルバーカーの活用
- 漢方での体内バランスの調整も有効です
📩【脊柱管狭窄症でお悩みの方へ】
脊柱管狭窄症の症状は、単なる痛みやしびれだけでなく、日常生活や気力にも影響を及ぼします。
土屋薬局では、体の内側から元気を引き出す漢方相談を大切にしています。
人生100年時代。足腰の健康が、これからの暮らしを支える大切な土台です。
「最近、歩くのがつらい」「しびれが気になる」「食欲がなくなってきた」と感じる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

