昨日は、新潟県の西山薬局・梅安先生と一緒に、現役の産婦人科医・葉月かんな先生を特別ゲストにお迎えし、「妊娠初期の流産について」をテーマにYouTubeライブを開催しました。
とくに心に残ったのは、かんな先生による「流産後の心の変化」についてのお話です。
先生ご自身が「ヒーリングドクター」と名乗る意味が、ようやく私にも腑に落ちました。流産を経験された女性の心にどのような影響があるのか、その心理面について非常に学びの深い時間となりました。
そんな学びを胸に、今日は心機一転、「ヒーリングの気持ち」でお客様のお話をお伺いしようと、意気込んで仕事を始めました。
すると、山形市から初めてご来店されたご夫婦が、妊活の漢方相談にお越しくださいました。お二人との相性もよく、にこやかな雰囲気の中で相談が順調に進んでいたその時――
米沢市にお住まいの、かつて妊活のご相談を受けていたお客様が、なんと生後7ヶ月の赤ちゃんを抱いて突然ご来店されたのです。
白い手提げ袋を手に、「ちょっとすみません、出産のお礼がしたくて」と、思いがけないサプライズ訪問でした。
過去にも同じような場面がありましたが、今回のように、初めて漢方相談にいらしたお客様の前で、実際に妊娠・出産された方が赤ちゃんと一緒に来てくださると、信頼感がぐっと高まります。
まるで“子宝の連鎖”がつながっていくような、あたたかい好循環を感じました。
山形市からお越しのご夫婦もとても喜んでくださり、特にご主人様が「すごいですね。次は僕たちの番だ」と嬉しそうに話してくださったのが印象的でした。
昔「笑っていいとも!」に「友達の輪」というコーナーがありましたが、まさに漢方の世界にも、妊活の「子宝の輪」が広がっていくように感じました。
米沢のお客様からは、「最後に処方された漢方が本当によく効いて、体外受精で妊娠・出産できました」とのご報告。
心のこもった贈り物もいただき、わたしたちの息子にもプレゼントを頂戴しました。5月生まれの息子もきっと喜ぶと思います。ありがとうございました。
ささやかではありますが、土屋薬局からは米沢のお客様に出産のお祝いとして記念アルバムを、山形市から初来店されたご夫婦には、縁起物として「南京豆(なんきんまめ)」を進呈させていただきました。
ご家族皆さまの末長いご健康とお幸せを、心よりお祈り申し上げます。
土屋薬局
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員
土屋幸太郎

2025年5月1日 ありがとうございました。そしてご出産まことにおめでとうございました!
次は山形市の新規のお客様ご夫妻の良き結果を心から願っております。
