2人目希望のかたのご相談、昨年の12月から受けていました。昨日の2月4日に妊娠検査薬で陽性反応がでて、これから安心できるまで数週間もあるので手放しでは喜べないですが、まずは漢方を試してみて良かったのかなというご連絡がございました。
お勧めしたものは、婦宝当帰膠と炒麦芽、爽月宝の3つでした。
この中の3つすべてが思い入れがある商品なのですが、爽月宝(そうげつほう)は、わたしの数少ない中医学の業界の親友とも呼べる仲良しの友達が東京の漢方薬局にいるときに開発されたものです。以前はカプセル製剤で中に粉末が入っていました。ここ数年リニューアルされて錠剤になりました。
また、イスクラ高円寺中医学研修塾で中医学を一生懸命に勉強していたときに、恩師の康(かん)先生から学んでいたとのですが、康先生のフェバリット処方がこれまた爽月宝。
個人的なつながりも感じながら、ときどき、この漢方が効きそうだなあと感じるお客様には積極的にご紹介しています。
爽月宝は、ピクノジェノール、我朮、三稜、シナモンの組み合わせです。
それぞれに妙味があります。ジャンル的には破血化瘀(はけつかお)という通常の活血剤よりも、より特徴を強化したようなものです。シナモンは、排卵を起こすような、そのような薬膳的な働きがあります。温性ですね。ピクノジェノールは抗酸化作用があります。我朮・三稜は中国では活血化瘀の強化された生薬として知られています。
そこに婦宝当帰膠と炒麦芽の組み合わせに合わせて、わたしの好きな3点セットの組み合わせになります。そのようなわけで、お客様の良い結果から思いつくままに思い出を語りました。
ところで数少ない中医学の親友は、昨年に突然に亡くなってしまったので、唖然としていて、いまだに寂しさを隠せません。今月2月に東京で中医学のOB会があるので、友達のことを偲ぶためにも、昔のことを語り合いたいと思っている今日このごろです。
お客様には今後とも順調でそして大きな喜びにつながっていってほしいと心から願っております。