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妊娠6週目。不正出血対策と不安対策を兼ねて安胎の漢方薬を。

ブログ不正出血2024年11月7日

新しいホームページでブログも立ち上げました。

 

まず、土屋薬局中国漢方通信のホームページを自作して1999年に立ち上げました。しかし、時代の流れや父親が6年前に亡くなってからは、不慣れな経営も手掛けています。その間、2010年には42歳にしてやっと結婚。長かった独身生活にも終止符を打ちました。そして、結婚生活と漢方相談の両立をしつつ、夫婦生活10年目にして待望の我が子を授かったのが55歳でした。

 

一方、友達の子どもたちは高校生や大学生、社会人など、もう私達家族の先をいっています。そんな遅咲きの人生の歩み。90代までは薬局店頭に立とうと決意を固めています。

 

さて、このホームページは今年の令和6年8月にオープン。はや4ヶ月目です。

 

ホームページを見る喜びは、更新されていて新しい情報が入手できること。また、ツイッター(X)やインスタグラム、ユーチューブなど各種SNSも手掛けておりますが、さらにもう一度サイト運営を通じ、日々の業務や中医学のこと、嬉しかった出来事などを綴っていきたいと思います。

 

流産を予防する効果のある漢方薬の選定を。妊娠してからが勝負です。

 

ところで、流産を予防する効果のある漢方薬の選定をすることが大切です。やはり、妊娠してからが勝負。

 

さて、前置きが長くなりましたが先ほどご来店されたお客様。めでたく妊娠6週目となっております。体外受精の厳しい不妊治療を経て順調に授かりました。陽性反応がでてから相談が「安胎(あんたい)」つまり流産防止がテーマとなっております。

 

脾腎を固めて赤ちゃんを守る方法

 

では、中医学での流産防止の方法についてお話ししましょう。基本的には脾腎(ひじん)を固めることが重要です。脾の消化器系の気を生み出す力を強くし、赤ちゃんを守ることが目的です。それに加えて、補腎(ほじん)といって生命力や生殖能力を強め、黄体機能を向上させる。赤ちゃんを守ることが大切です。この2つが鍵となります。

 

実際、これまで採卵や着床のサポートには養血調経、補腎精、安神(ストレス解消と睡眠の改善)を主に行ってきました。妊娠判定後、胎嚢確認後には、不正出血対策として脾の力を強めること。そして安神による不安解消の2本柱を目指し、従来の方法に加えて入れ替えて対応しています。

 

さらに、立ち仕事で夜勤があるお仕事をされています。職場の先輩に相談し、夜勤のシフトを避けてもらったり、勤務体制を無理なく整えてもらうことが重要です。微妙な時期で仲間にも迷惑をかける場合もありますが、無理をしないことが大切です。

 

今後とも順調でありますよう、心から願っております。

 

漢方薬剤師、認定不妊カウンセラー、日本不妊カウンセリング学会員、中医不妊症専門講座よりエキスパート認定 土屋幸太郎

 

若木山公園でブランコにのる3歳児の息子です。

2024年11月7日立冬の日。若木山公園で

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