【土屋薬局の子宝漢方体験談】
本体験談は、25歳の女性のお客様のケースをご紹介します。お客様の身長は155cm、体重は44kgで、昨年11月23日に初めて不妊症の漢方相談を受けられました。結婚して半年という状況で、初回のご相談時には基礎体温がバラバラで乱れているとのことでした。
初潮は13歳の際に経験され、生理のリズムは1~32日間、生理期間は5~6日間と幅がありますが、器質的な異常(子宮内膜症や子宮筋腫など)は認められていませんでした。
生理の5日前からはイライラは感じられず、むしろおっぱいの張りを感じるとのことです。生理痛は初日に腹痛と頭痛として現れ、2日目には生理の量が多く、レバーの塊のようなものが認められました。
一方、排卵痛はなく、寒がりで冷え性、手足が冷える傾向にあります。食欲は正常で、お通じや小水にも問題はないご様子です。また、ご主人は35歳で建設業に従事され、健康な状態です。
漢方を服用した翌月、12月23日の生理時には、生理痛は頭痛を伴ったものの、結果的にレバー状の血塊はなくなり、生理の5日前からのPMS(月経前緊張症候群)も見られなくなりました。食欲に変化はなく、胃もたれや胸焼けもなく、排卵日前後のおりもの(いわゆる頸管粘液)は3日間しっかりと感じられる状態でした。
漢方の服用は継続され、今年の1月29日に3回目のご相談がありました。この時の生理は1月15日~21日まで続き、生理痛やPMSなどの不快な症状はなくなり、基礎体温も全般的に整い、体調は非常に良好とのことでした。
しかし、その後、よくあることながら漢方服用に飽きられてしまい、約半年間服用をお休みになりました。せっかく基礎体温が整っていたのに、再びバラバラになってしまったそうです。
8月22日には再度、しっかりと漢方服用を再開され、今回はお身体に合った的をひとつに絞った漢方を選択されました。次に、先月の9月20日には生理が来なかったため、「もしかしたら、妊娠!?」とのご相談をいただき、漢方服用の再開により体調も改善し、基礎体温も再びきれいになってきたとのことでした。
そして、本日の「嬉しいお話」の最後のまとめですが、昨日12日にお電話でご連絡をいただき、妊娠7週目との報告がありました。安定期を越していないため手放しに喜べる状況ではありませんが、非常に喜ばしい結果となりました。良かった、良かったです。(^_^)
【土屋薬局から漢方アドバイス】
南京の夏(か)先生の研修では、生理が5日間の方の場合、排卵期のおりものは3日間しっかりあったほうが良いと教わりました。超音波の診断もありますが、この「排卵期のおりもの」をよく観察することは、卵の成長などの観点からも大切です。
基礎体温の乱れなどでお悩みの方は、ぜひ土屋薬局まで漢方相談をお寄せくださいませ。
