妊娠おめでとうございます!漢方で体質改善から安胎までサポート

タイミング療法不育症妊娠・出産おめでとうございます!

2025年1月10日

今日の嬉しいお話です。

本日ご紹介するのは、24歳の女性のお客様のお話です。
結婚されて1年半が経過し、流産のご経験はありません。ご主人も同じく24歳で、お二人とも特に大きな健康上の問題はないとのことです。

お客様は15歳で初潮を迎え、生理周期は33~42日とやや不規則です。
生理期間は5~7日間で、生理痛がつらい時もあり、下腹部痛や腰痛を伴うことがあるとおっしゃっています。

また、レバー状の血の塊が見られることがあり、生理の1週間前から胸の張りやイライラも感じられるそうです。
排卵日前後には不正出血があることもありますが、検査結果では特に問題は見つかりませんでした。

お体の状態については、手足の冷えを感じられ、舌には歯型がありやや紫色、白い苔が観察されます。
これらから、脾気虚(胃腸の弱りによるエネルギー不足)と瘀血(血行不良)があると考えられます。

そこで、養血調経作用のある「当帰を主成分とした漢方薬」と「麦芽を炒った漢方薬」をお勧めしました。

最初のご相談は今年の2月3日。その後、3月には「体が温かくなり、生理痛で鎮痛剤を使わなくてもよくなった。不正出血もなくなった」との嬉しい報告をいただきました。これを受けて、引き続き生理期間中には血行を促進し、古い子宮内膜を排出して新しい内膜を整えることを目指した漢方薬をお勧めし、妊娠に向けたサポートを行ってきました。

そして本日、9月18日にご来店いただき、「妊娠しました!」とのご報告をいただきました。
妊娠が確認されたのは9月15日で、赤ちゃんの大きさは4ミリ。
お医者様からも「大丈夫」との言葉をいただいているそうです。

現在、お客様は時々お腹がキリキリすることがあり、食欲は少し低下しているご様子ですが、夜には食事ができるとのこと。
便秘気味で2~3日に1回の排便、お小水の回数は増えていますが、冷え性はなく、夜も眠れているとのことでした。
舌には紫暗色が見られ、白い苔がやや多い状態で、淤血と胃腸の弱りがうかがえます。

妊娠はゴールではなく、母体と赤ちゃんが健康に過ごし、無事に定期を迎えることが大切です。
そのため、安胎法(母体を安定させる方法)をお勧めしました。

妊活は時に不育症(流産しやすい体質)の改善が必要になることもあります。
当店ではお客様の健康な妊娠・出産を全力でサポートしてまいります。

本日は嬉しいご報告、誠にありがとうございました。
お客様と赤ちゃんの健やかな未来を心よりお祈り申し上げます。


脾気虚と瘀血、そして安胎法について


脾気虚(ひききょ): 胃腸の働きが弱く、冷えやすい、疲れやすい状態を指します。体内のエネルギーが不足し、疲労感や消化不良が現れるのが特徴です。
瘀血(おけつ): 血行不良による不調で、生理痛や肌の黒ずみ、レバー状の血の塊などがそのサインです。これを改善することで子宮内環境を整え、妊娠しやすい状態を目指します。

安胎法は母体を安定させ、赤ちゃんを守るための方法です。身体を内側から整えることで、健やかな妊娠生活を目指しましょう。


令和7年1月10日大雪になった山形でした。土屋薬局の店舗です。

令和7年1月10日大雪になった山形でした。土屋薬局の店舗です。




道路も駐車場も凍りつく

道路も駐車場も凍りつく