ブログ公開日:2025年4月30日
こんにちは。土屋薬局の土屋幸太郎です。
2025年4月30日(水)20時より、「ばいあん&幸太郎の妊活YouTubeライブ」を開催いたします!
今回の特別ゲストは、現役の産婦人科医・葉月かんな先生。
テーマは「妊娠初期の流産について」。
流産についての正しい知識を、専門医からわかりやすくお話しいただく貴重な機会です。
ぜひ多くの方にご視聴いただければと思います。
4月4日 打ち合わせのメモより
ライブの打ち合わせを、ばいあん先生・私(土屋)・葉月かんな先生の3人で、Zoomにて行いました。
以下、当日かんな先生がお話しされた内容のメモを共有いたします。
Q. よく「流産後は3ヶ月待ったほうが良い」と聞きますが、本当のところは?
かんな先生の回答:
- 流産手術を行ったかどうか、また麻酔を使って入院したかどうかで判断が異なります。
- 手術で子宮に物理的なダメージがある場合は、2~3回は子宮内膜を作っては排出する流れ(生理)を繰り返したほうがよいでしょう。
- 自然流産で、処置の必要がなかった場合は、次の妊娠をすぐに考えても問題ありません。
「1回目の流産は、赤ちゃん側に原因があることがほとんどです」(かんな先生)
流産と不育症の違いについて
- 妊娠した方の 10〜15%は流産になると言われています。
- 2回連続で流産する方は 100人に1人、3回連続となると 1000人に1人と、頻度は下がっていきます。
化学流産と不育症のイメージ(中医学的な比喩)
- 化学流産:根が出たけれども、しっかりと根付かなかった状態。=不妊症
- 不育症:根が出て根付いたけれど、芽が出なかった=成長が途中で止まってしまう状態
「アスピリンを飲んでも、“土”の改善がされていなければ意味がありません」
「病院では“良い種を作ってまけば妊娠できる”と考えがちですが、中医学では“土(母体)づくり”が大事なんです」
基礎体温表は妊活の基本!
- 最近では病院でも「基礎体温はつけなくてもいい」と言われがちですが、
AIH(人工授精)を行う際には基礎体温表はとても重要です。 - 最低でも3ヶ月分の記録があると、周期の特徴がよく見えてきます。
「HCGが1000を超えると妊娠の兆候が出てきます」
YouTubeライブ当日は…
このような内容をさらに詳しく、産婦人科の現場にいる先生から直接伺います!
専門的でありながら、丁寧で温かいお話になる予定です。
妊娠・出産を目指す方はもちろん、流産経験をお持ちの方、ご家族など、
多くの方に知っていただきたい内容です。
近日中に、YouTubeライブのURLや詳細情報もお知らせいたします。
ぜひチャンネル登録・リマインダー設定をお願いいたします!
土屋薬局 薬剤師・認定不妊カウンセラー 土屋幸太郎
こちらからクリックして参加してください。どうぞよろしくお願い致します!お楽しみに!
