今回は85歳のお母さまの乾癬(慢性皮膚疾患)が漢方治療によって改善したお客様の貴重な体験談をご紹介します。(ご本人様の了承をいただいて掲載しております)
お客様からの乾癬改善のご報告
「母の乾癬の経過についてご報告いたします。
漢方薬を飲み始めてから1週間ほどで、腕の湿疹がきれいに治まり、乾癬の症状が改善しました。
特に足の赤みも薄くなり、皮膚の鱗屑(フケのようなもの)が自然に剥がれていくことで、症状が和らいでいます。
母も『こんなに早く漢方が効くとは思わなかった』と大変喜んでおります。
以前は免疫力の低下もあり、『一人暮らしは難しいかも…』と弱気になっていましたが、
現在は『90歳まで元気に一人暮らしできそう!』と前向きな気持ちに変わりました。(85歳)
漢方治療で乾癬がこれほど早く改善するとは驚いています。
今後も漢方薬を続けていく予定で、また注文の際はご連絡します。よろしくお願いいたします。」
乾癬とは?特徴と漢方での改善ポイント
乾癬の特徴
乾癬は慢性の皮膚疾患で、境界がはっきりした赤い斑点や盛り上がり(紅色丘疹)に、銀白色の厚い鱗屑(角質)が付着します。
特に肘、膝、頭、臀部などに発生しやすく、鱗屑を剥がすと点状の出血(アウスピッツ現象)がみられることもあります。
また、傷や刺激によって症状が悪化するケブネル現象も特徴の一つです。
爪に肥厚や剥離、点状の陥没が見られることもあります。
乾癬の主な種類
- 尋常性乾癬(もっとも一般的なタイプ)
- 膿疱性乾癬(膿疱が多発するタイプ)
- 滴状乾癬(小さな点状の発疹が多発)
- 乾癬性紅皮症(全身に広がる紅斑)
- 関節症性乾癬(関節の痛みや変形を伴う)
中医学(漢方)における乾癬の原因と治療法
中医学(漢方)では、乾癬の原因を主に「血熱(けつねつ)」や「熱毒」と捉えています。
尋常性乾癬、滴状乾癬、膿疱性乾癬は熱毒の影響が強いとされ、乾癬性紅皮症は「気営両藩(きえいりょうはん)」という体内の状態が関与しています。
漢方治療では、「清熱涼血(せいねつりょうけつ)」や「解毒去瘀(げどくきょお)」の処方を用いて、体内の熱や毒素を取り除き、血液をきれいにすることを目指します。
これにより乾癬の炎症や症状の改善を促します。
乾癬漢方治療のポイントと土屋薬局のサポート
乾癬は症状の程度や体質によって改善に必要な漢方処方が異なります。
土屋薬局では、患者様の症状の状態や体調、体質に合わせて最適な漢方薬を丁寧にご提案し、個別に対応しています。
漢方治療は皮膚の赤みや鱗屑を和らげるだけでなく、慢性皮膚疾患の根本的な体質改善にもつながります。また、免疫力の向上や心身のバランスを整えることで、生活の質(QOL)の向上にも寄与します。
乾癬でお悩みの方は、ぜひ山形県東根市の土屋薬局へお気軽にご相談ください。
専門の漢方カウンセラーがじっくりお話を伺い、一人ひとりに合った最適な漢方治療プランをご提案いたします。
乾癬のつらい症状にお困りの方の参考になれば幸いです。
皆さまが一日でも早く快適な毎日を取り戻せるよう、心より願っております。

令和7年6月5日
今日は朝から若木山公園へ。天気良くて緑が気持ちいい季節ですねー。