こんにちは。
山形県東根市・土屋薬局の土屋幸太郎です。
今回は、慢性蕁麻疹でお悩みのお客様の体験談をご紹介します。
当店のお客様からのご紹介で、初めてご相談にいらっしゃいました。
■ 慢性蕁麻疹と「血熱(けつねつ)」体質
お話を伺う中で、「赤み」「痒み」といった症状が慢性的に続いており、中医学では**「血熱(けつねつ)」タイプの蕁麻疹**と考えられる状態でした。「血熱」とは、体の中、とくに血液の中に熱がこもっている状態を指し、皮膚に赤みやかゆみ、湿疹として現れることがあります。
■ 体質に合わせた漢方のご提案
今回のお客様には、以下の漢方薬をおすすめいたしました。
▸ 清営顆粒(せいえいかりゅう)
体内の熱を冷まし、血行を整え、皮膚の赤みやかゆみに対応する漢方処方です。
「血熱」を冷ますことで、内側から皮膚のバランスを整えていきます。
▸ 衛益顆粒(えいえきかりゅう)
「玉屏風散(ぎょくびょうぶさん)」という古典方に基づいた漢方薬です。
バリアのように体を外からの刺激やアレルゲンから守るイメージで、花粉症やアトピー、アレルギー体質の体質改善に用いられることがあります。
この2種類の漢方薬を併用することで、体質の根本改善を目指します。
■ 体質改善には時間をかけてじっくりと
漢方では「慢性症状=体質の表れ」と考えます。
ですので、外側の皮膚だけでなく、内側からのケアがとても大切です。
実際に、同様の症状でご相談いただいたお客様の中には、少しずつ皮膚の赤みやかゆみが落ち着き、体調全体も整ってきた方もいらっしゃいます。もちろん、効果のあらわれ方には個人差がありますので、
焦らずに、じっくりとご自身のペースで取り組んでいただければと思います。
■ お悩みの方は、ぜひご相談ください
皮膚のトラブルは見た目にも関係するため、とてもつらいものです。
慢性的な蕁麻疹や湿疹などでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
一人ひとりの体質に合わせて、無理のない漢方ケアをご提案いたします。
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土屋薬局では、お客様の声とお身体を大切に、丁寧に対応させていただいております。
※掲載の内容は、お客様のご体験や中医学理論に基づいた漢方の考え方をご紹介したものであり、効果効能を保証するものではありません。
※ご相談の際は医療機関の診断や治療も大切にされながら、補助的にご活用ください。

令和7年6月5日(木)久しぶりに早朝に若木山へ行きました。月山の眺めもよい季節です。
お肌の悩みも土屋薬局にご相談お寄せください。
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