おはようございます。薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。今日は2月11日(火)建国記念の日で土屋薬局も定休日です。お休みの薬局で一人更新しています。
さて、先日のコラムの続きのお話です。
最近、この1週間で2名のお客さまの妊娠報告がございます。2名とも県外のお客様で北東北と南東北のかたです。メール相談をしていました。メール相談でも的確に相談できれば、良い結果につながることを再認識です。とても嬉しいです。
このように前回は書いていましたが、実際には一人のお客様はメール相談で。もう一人のお客様は南東北の都市からのご来店のお客様でした。大切なご相談のときには直接に来店していただいて、その後は「送り」で対応していました。
初回のご相談は令和5年11月25日のときでした。当時20代。カンジダ膣炎の漢方相談で慢性化していて、2年間毎月繰り返しているとのこと。膣錠をもらっても治らない。頻度が多くなってきて間隔が狭まってきています。生理痛も激痛。結果的に、あすかフリウェルというピルを服用。
鼻炎持ちでアレルギーもあります。ピルを服用する前には生理は2日で終わっていました。そこで、令和5年11月のときには、清熱解毒の漢方をご紹介しています。白花蛇舌草配合した清熱解毒の漢方製剤は、生理痛の激痛にもよく子宮内膜症や子宮腺筋症などの方にも応用されます。令和6年7月まで、その漢方製剤を根気よくお続けになられていました。
月日は流れて、令和6年12月14日。再び、直接にご来店でのご相談。今度は、生理痛がきつい、また子宮卵管造影検査も今後、予定している。本格的に妊活を始めたいというご相談でした。あすかフリウエルは令和6年7月で服用を中止しています。排卵日前後にはお腹が張りやすい。
以上のことから婦宝当帰膠と冠元顆粒をお勧めしました。気滞血瘀(きたいけつお)という生理痛が辛い、排卵痛がある、月経血が少なめという特徴などから判断しました。さて、その後、年は明けて今年の令和7年で2月には陽性反応がでたとのご報告でとても嬉しく思った次第です。
前回のコラムでは、婦宝当帰膠と芎帰調血飲第一加減で妊娠されて順調なお客様をご紹介しました。今回は婦宝当帰膠と冠元顆粒の組み合わせで良かったというお話でした。冠元顆粒は「丹参」と「香附子」の配合で、この組み合わせは中医婦人科においては常用される組み合わせになっておりますので、婦宝当帰膠と合わせることで相乗効果になったのかなと考えております。
また最初の段階で清熱解毒の方法をしばらく服用したことは、身体の炎症をとること。田んぼでいえば稲を植える前には除草するようなこと。畑でいえば雑草をとるようなことで、まずは土壌をきれいにすることから始めたこともとても良かったのだと思います。次の段階で、養血活血(ようけつかっけつ)とステップを上げたことも功を奏した感じです。

僕ちゃん社長が雪像をつくっています。なんでしょう?

おいしょ、おいしょ


かまくらも作りました。来る日も来る日も大雪で毎日、除雪が大変でしたが、子どもは喜んでくれています。