🍒 中医眼科の深さに触れた夜|30年経っても学びは尽きない

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2025年11月21日

白衣を着た40代の女性漢方医が、薬局の百味箪笥の前に立ち、背後には宇宙空間と大きな望遠鏡が描かれている水彩画イラスト。透明感のある肌と頬の紅、肩までの髪が柔らかく描かれ、“目と宇宙のつながり”を象徴する幻想的な雰囲気。

2025年11月20日(木)の夜。
午後8時から9時45分近くまで、中医眼科の専門講座に参加しました。
今回は、全国の漢方薬局の先生方による症例発表。画面越しですが、熱気が伝わってくるような濃密な勉強会でした。


■ 30年来のご縁と、変わらない情熱

発表者のお一人は、東京の名門漢方薬局の先生
私にとっては、イスクラ高円寺研修塾で私の末の妹と共に学んだ同期生でもあり、かれこれ30年のお付き合いになります。

あれから25年以上の月日が流れましたが、その先生は立派に薬局を継承され、中医学の理論や症例の組み立ては、もう“すさまじい”と表現したくなるレベル。

懐かしい気持ちと同時に、心から尊敬の念が湧いてきました。


■ 緑内障、黄斑変性、ドライアイ…

中医学は「目」にこんな可能性があるのだと再確認

眼科領域での漢方の実践例を次々に聞いて、ただただ驚きました。

  • 緑内障で眼圧が低下し、眼科医が驚いた症例
  • ドライアイが改善し、生活の質が上がったケース
  • 加齢黄斑変性へのアプローチと経過の変化

どれも聞けば聞くほど、中医学の可能性の広さを実感します。

正直に言えば、私は中医学を30年学んできましたが、眼科領域の経験はまだまだ足りないのが現実です。今回の講座で、それを痛いほど感じました。

でも……
「中医の道は深い」
この言葉が、あらためて胸に落ちていきました。


■ 宇宙を学んだ先生と、中医学の“整体観”

面白いことに、その先生は昔アメリカで宇宙物理を勉強されていたそうです。

宇宙を探求する心と、中医学の「人は大自然の一部である」という思想。

この2つは、実は一本の線でつながっているのかもしれません。

“人体も宇宙の縮図”
そんな中医学の基本思想が、昨日の講座の締めくくりにふっと重なりました。


■ まだまだ学べる、だから中医学は面白い

30年やってきても、まだ「知らない世界」がある。
それを教えてくれる先輩や仲間がいる。

漢方薬局という仕事は、本当に深く、そして飽きることのない道だなあと感じた夜でした。

私ももっと目の領域を勉強して、お客様のお役に立てるよう、引き続き一歩ずつ進んでいきます🍒

白衣を着た40代の女性漢方医が、薬局の百味箪笥の前に立ち、背後に宇宙空間と大きな望遠鏡が広がる“中医眼科”を象徴する水彩画イラスト。透明感のある白い肌と頬の紅、肩までの黒髪が柔らかく描かれ、目と宇宙のつながりを表現。中医眼科の勉強会や漢方による目の健康、黄斑浮腫などの中医学的アプローチを想起させる幻想的な雰囲気の画像。

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