子宮内膜症と不正出血・生理痛が漢方で改善し妊娠・出産へつながった実例(体質改善の記録)

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2025年11月18日

土屋薬局で女性が薬剤師に漢方相談をしている様子を描いた、優しい水彩風イラスト。妊活や子宮内膜症、生理痛、不正出血など女性特有の悩みを丁寧に相談できる雰囲気を表現。落ち着いた店内で、体質改善や漢方による妊活サポートを受ける場面が伝わる画像。

子宮内膜症・生理痛・不正出血で悩まれていた当時のご相談内容

子宮内膜症による不正出血・強い生理痛(月経痛)・レバー状の塊・冷え・肩こり──。

妊娠できるのか不安を抱えながら婦人科に通われていた25歳の女性が、体質改善を続けた結果、生理痛が驚くほど軽くなり、その後妊娠・出産につながった実例をご紹介します。

22年前にいただいたご相談の記録で、現在も当店をご利用くださっている大切なお客様です。
子宮内膜症で妊娠に悩んでいる方にとって、この体験談は一つの希望になるかもしれません。

ここでは、不正出血・内膜症・生理痛といった婦人科トラブルがどのように改善していったのか、当時のお客様ご本人の生の声を中心に、原文そのままで掲載しています。(記事の最後に、中医学の視点からこの症状の背景と改善の理由をまとめています。)


子宮内膜症による生理痛・不正出血・レバー状の塊・肩こりなどに悩む25歳女性の体験談の文章が写された写真。月経周期28〜30日、月経期間1週間、強い生理痛で鎮痛剤が欠かせず、婦人科で子宮内膜症と診断された経緯が記されている。不妊や妊活への不安もつづられた記録。

漢方を始める前の状態と体の悩み(2003年)

子宮内膜症、不正出血、痔での妊活、不妊の子宝相談の嬉しかったお話です。

平成15年(2003年)、今から22年前のお客様のお話です。
いまも当店をご利用されているお客様で、感慨深いです。了承をもとに作成しています。

現在、お子様は2人いらっしゃいます。


漢方(婦宝当帰膠・清営顆粒)を始めてからの体調の変化

当時、お客様は25歳。

月経周期28~30日間。月経期間1週間。初潮は14歳。

生理直前になるとイライラ、レバー状の塊。
不正出血は13日から20日の間に3日ぐらい続きます。量は最近少し。

肩こり。
子どもがほしい。

1年前から生理痛などがひどくなり、先日、婦人科で子宮内膜症と診断された。

「生理を半年止めて治療しましょう」と言われたが、副作用や再発が心配。
子宮内膜症が不妊の原因になることを知って、とてもショックだった。

生理痛の初日がひどく、1日中鎮痛剤を服用してやっと過ごせる。


平成15年8月31日

漢方薬は、婦宝当帰膠と涼血清営顆粒(現在は清営顆粒)。
寒がりだが定期的にスポーツしているので汗はよくかく。少し軟便気味。

基礎体温表をつけているが、なかなか子どもができない。


9月30日

漢方を飲み始めてから毎日のだるさがなくなり、とても快適になった気がする。
手足の冷えはまだあるが、なるべく体を冷やさないように気を付けている。

飲み始めてから、排便の回数が増えた。


10月31日

婦宝当帰膠と一緒に服用している清熱涼血顆粒がそろそろなくなるので注文したい。
いままで通りに服用してかまわないですか?

この前の生理は、初日は生理痛で鎮痛剤を飲んでしまいました。
初日と2日目に今までにない塊が出て、すごくびっくりしました。

大丈夫かなと不安でしたが、「これがお血だったんだな」と思いました。

3日目、4日目ではごく少量の出血で終わりました。

最近、朝晩寒くなってきました。
足先がとても冷えるので、半身浴や散歩をしています。

仕事中もストッキングをやめて、靴下を履くようにしています。

漢方薬のほかにも少しずつ体づくりをしていきたい。
そして赤ちゃんが私のおなかに来ても大丈夫なようにしていきたいです。

清熱涼血顆粒60包、代引きで18時以降にお願いします。

風邪などひかないようにご自愛ください。

子宮内膜症による生理痛と瘀血(レバー状の塊)に悩む女性の経過を記した文章の写真。婦宝当帰膠と清熱涼血顆粒を続けながら、初日の強い生理痛、2日目までの大きな塊、3〜4日目で出血が少なく終わった様子が書かれている。冷え対策として半身浴や散歩、靴下着用など妊活の体づくりに取り組んでいる様子も含まれる。漢方体質改善の途中経過を記録した内容。

生理痛が激減し、生理の質が大きく改善した頃の記録

そして、今生理中なのですが、これがとてもびっくりなのです。

あの生理痛が、まったくと言っていいほど無いのです。

たまに子宮がギュッとするときはあるのですが一瞬で終わり、続きません。
驚くほど何も感じないのです。

血の塊もほとんどありませんでした。
サラサラした赤い経血だけが出ていきました。

量は少ないと思います。


1日目、2日目は普通より少し少ない程度でしたが、3日目はほとんど出血がありませんでした。
今まで4日目くらいまで一定量の出血があったのに、3日目で終わりというのは初めてです。

生理が始まる1週間前から多少の胸の張りがありましたが、イライラはありませんでした。

始まる2日前と1日前に茶色の出血が少しありました。


生理の1日前に親知らずを抜歯しました。
抜歯後は顎が腫れ、熱も少しありました。

基礎体温は、生理開始後も下がらず高いままでしたが、腫れの影響だと思っています。


しかし、本当にびっくりしています。
毎日の体調が良くなっていたのは感じていましたが、ここまで生理痛が無いとは思いませんでした。

とても嬉しく、感動しています。
赤ちゃんが来てくれそうな気がしてきました。

基礎体温表と舌の画像をつけています。少し見づらいですがよろしくお願いします。

生理中の変化を詳細に記録した文章の写真。これまで強かった生理痛がほぼ消失し、子宮の軽い収縮以外は痛みがなく、血の塊も減少してサラサラした赤い経血が中心になったことが書かれている。出血量は1〜3日目で少なく、3日目にはほとんど出血がない点に驚いている様子。生理前の胸の張りや茶色の出血、親知らず抜歯後の腫れと発熱、基礎体温が高いまま推移している理由についての記録も含まれる。体調改善を実感し、妊娠への希望を感じている妊活中の女性の声が書かれた内容。

その後の経過──妊娠、出産、そして第二子へ

平成16年8月19日

妊娠することができました。

5月末に判明しましたが、すぐに少量の出血があり、切迫流産で入院していました。
なかなか出血が止まらず、塊も出ましたが、赤ちゃんは無事に育っていました。

入院中はつわりがひどく、漢方薬を飲むことはできませんでした。
今はつわりも治まり、食欲も戻ってきて、また漢方を再開しています。

まだお腹の張りや痛みもありますが、無理せずいこうと思っています。


平成17年2月4日

男の子を出産しました。少し小さめでしたが、とても元気です。
今は実家で子育てしています。

どうもおめでとうございます!

その後も婦宝当帰膠を続けられ、平成18年には第二子を妊娠、平成19年にご出産されています。

薬剤師・国際中医師・認定不妊カウンセラー
土屋幸太郎


中医学の視点:体質改善がうまくいった理由

🍒【子宮内膜症と漢方、強い生理痛、不正出血や冷え性、肩こりに関する考察】

このお客様の症状
子宮内膜症/不正出血/強い生理痛/レバー状の塊/冷え/肩こり
は、中医学でいう

  • 瘀血(おけつ)
  • 血虚
  • 血熱(炎症)

が複合した典型的なパターンでした。

婦宝当帰膠 → 養血・調経で「血虚」を改善し、子宮の血流とホルモンバランスを調整
涼血清営顆粒 → 瘀血と炎症(血熱)を鎮めて不正出血・生理痛を改善

中医学には
「通じざればすなわち痛む」(滞れば痛む)
という言葉があります。

血の流れが整い、炎症が軽減し、瘀血が解消されたことで、
生理痛が激減 → 生理の質改善 → 妊娠につながる身体へ
という流れが生まれたと考えられます。

これは 子宮内膜症と妊活の漢方体質改善の成功例 として非常に貴重な症例です。


<お願いとご注意>体験談は個人差があります

<お願いとご注意>
今回ご紹介した内容は、あくまで お一人の方の体験談 です。
体質や生活背景は人それぞれ異なるため、すべての方に同じ変化や結果があらわれるわけではありません。

漢方薬をご利用の際には、どうぞ 漢方薬局や医療機関にご相談のうえで、体質に合わせて無理なくご活用ください。
お一人おひとりに合った方法で、安心して養生が続けられますよう心から願っております。


土屋薬局から妊活中のみなさまへ

当店では人工授精・体外受精と並行して、妊娠しやすい体づくりのための漢方相談を行っています。
また、独身のかたで将来への子宝、妊娠しやすい身体づくりの応援も行っております。
赤ちゃんアルバムやマスコットなど、心を込めたプレゼントもご用意しています。

店頭でお渡ししている「吉祥・南京豆」です。結婚を迎える男女のために、昔からの風習で手作りされた掛布団の縁には、栗・棗・南京豆が縫い込まれます。特に南京豆は、実がたくさんなることから、子沢山や男女の産み分けを願う祈りの意味があります。妊娠・出産を願う中国のお守りとして、当店でも子宝祈願にお渡ししています。

店頭でお渡ししている吉祥・南京豆。妊娠・出産を願う中国のお守りで、豆のように子孫が増えることや、財産が増えることを意味しています。土屋薬局で子宝祈願としてお渡ししています。

吉祥・南京豆の物語。結婚を迎える男女のため、昔からの風習で手作りされた掛ふとんの縁に、栗・棗・南京豆が縫い込まれます。南京豆は実がたくさんなることから、子沢山や男女の産み分けを願う祈りの意味があります。

吉祥・南京豆の物語:結婚を迎える男女のために、昔ながらの風習で手作りされる掛布団の縁には栗・棗・南京豆が縫い込まれます。特に南京豆は、実がたくさんなることから子沢山や男女の産み分けを願う祈りの意味があります。

妊娠されたお客様には、犬が安産なことを象徴する「犬のマスコット」を差し上げています。無事の出産を心から祈念申し上げます。

「妊娠おめでとうございます」昔から「さらし」の腹帯を五ヶ月目の戌(いぬ)の日に巻くという習慣がありますが、これは犬のお産が大変に軽いので、戌の日に帯を受けると(犬の安産にあやかれる)」という言い伝えになります。

お気軽にご相談ください。あなたとご家族の健康と妊活をずっと応援しています。


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ゆっくりとお話を聞かせてくださいね。

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遠方のかたは漢方相談表、子宝相談表をどうぞご利用下さいませ。

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