目の疲れ・眼精疲労・ドライアイ・緑内障など、目の悩みに漢方の知恵を

中医眼科目の健康眼精疲労

2025年6月10日

【山形県東根市・天童市・村山市で目の疲れやドライアイにお悩みの方へ】

こんにちは、山形県東根市の土屋薬局・薬剤師の土屋幸太郎です。
当店は、天童市や村山市、新庄市などからもご相談にいらっしゃるお客様が多い漢方専門薬局です。

パソコンやスマートフォンの使用時間が増える現代、目の疲れ(眼精疲労)やドライアイにお悩みの方がとても多くなりました。また最近では、正常眼圧緑内障などの疾患に対する不安や、将来的な目の健康を気にされるご相談も増えています。


中医学では「肝」と「腎」が目と深く関係しています

中医学(中国漢方)では、目の働きと関係する五臓は「肝」と「腎」です。
「肝は目に開竅する(肝が目と通じている)」とされ、肝の働きが弱ると、視力低下や目の疲れ、ドライアイ、かすみ目などが起こりやすくなります。


漢方の「飲む目薬」——杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

目の疲れに特におすすめなのが、杞菊地黄丸という処方です。
「飲む目薬」とも呼ばれ、目の疲れや視力の衰え、ドライアイなどに用いられています。

杞菊地黄丸は、腎を補う六味地黄丸をベースに、目の養生に良い**枸杞子(くこし)菊花(きくか)**を加えた処方です。特に中高年の方や、若くても目を酷使される方におすすめです。


目の不調は、心や女性の体にもつながる

漢方では、「肝」が関係する不調として、次のような症状があげられます:

  • 目の疲れ、かすみ目、視力の低下
  • イライラ、気分の波、不安感
  • 生理不順、生理痛、不妊などの婦人科トラブル
  • 不眠、夢が多い、寝つきが悪い

とくに「肝血虚(かんけっきょ)」や「腎陰虚(じんいんきょ)」といった体質が背景にあると、目のトラブルと婦人科トラブルが同時に現れることもあります。


山形県内の方に人気の漢方処方例(目の不調+体質改善)

  • 杞菊地黄丸:目の疲れ、視力の衰え、ドライアイに
  • 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう):貧血、冷え、月経不順など「血」を補いたいときに
  • 帰脾湯(きひとう):不眠や不安感、夢が多いときに
  • 逍遥顆粒・加味逍遥散:ストレスが強く、気分の波があるときに
  • 冠元顆粒(かんげんかりゅう):肩こり、頭痛、血行不良、瘀血体質に。目に良い川芎も含有

忙しい現代人の「目」に、漢方のサポートを

スマホやパソコンが欠かせない現代。
私たちの目は毎日膨大な情報を処理し続け、知らず知らずのうちに疲れを溜めています。

山形県東根市・天童市・村山市周辺で、以下のようなお悩みがある方は、ぜひご相談ください:

  • 目の疲れがなかなか取れない
  • ドライアイがつらい
  • 緑内障が心配
  • 最近、視力の衰えを感じる
  • 漢方で体質から整えたい

ご相談は土屋薬局まで

目の不調は、全身の不調のサインでもあります。
土屋薬局では、山形県内だけでなく、仙台市や新庄市、酒田市などからもご相談をいただいております。

ご自身の体質に合った漢方で、目のトラブルと上手につきあっていきましょう。
ご来店が難しい方は、オンライン相談・電話相談も可能です。どうぞお気軽にご相談ください。


▼お問い合わせ・ご相談は

土屋薬局(山形県東根市神町中央1-10-7)
電話:0237-47-0033
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