抜け毛・頭皮の赤みと妊活の関係|婦宝当帰膠と安神薬で整えた5年越しの漢方相談例

2人目妊活と漢方ケア痛み・耳鳴り・気になる不調・ダイエット育毛・髪の健康と漢方ケア

2025年12月30日

抜け毛や頭皮の赤み、妊活中の不調をやさしくイメージした漢方相談のイラスト

先日、「抜け毛がひどい」「頭皮が赤くなってヒリヒリする」というご相談で、女性のお客様が来店されました。

地肌は赤みがあり、刺激感が強く、
あわせて
・イライラしやすい
・寝つきが悪い
・赤面しやすい
・首こり、めまい
・皮膚の乾燥
といった不調も感じておられました。


薬歴をたどると、5年前の妊活相談に

薬歴簿を確認すると、このお客様は 令和2年(約5年前)第二子希望の妊活相談でご来店されていた方でした。

当時のご状況は、

  • 流産 2回
  • 子宮外妊娠 1回
  • その後の妊娠で心拍確認できず

という、心身ともに大きな負担を抱えた経過でした。

月経周期は28日、期間7日と比較的整っていましたが、舌の赤みが強く、ストレス・不眠・緊張状態(中医学でいう「心熱」)が目立つ状態でした。


妊活当初に考えた漢方の組み立て

最初にご提案したのは、

  • 婦宝当帰膠
     → 血を養い、月経リズムを整える
  • 酸棗仁湯エキス
     → 不眠・緊張・イライラを和らげる安神薬

妊活では
「ホルモン」や「卵巣・子宮」だけでなく、睡眠・ストレス・心の状態 が大きく影響します。

中医学では、

心(こころ)が落ち着けば、
体(血・土台)が整い、
種(赤ちゃん)が育ちやすくなる

と考えます。


第二子妊活で流産や子宮外妊娠を経験された女性が、漢方相談を継続し、妊娠・出産を経て家族が増えていく経過をイメージしたイラスト

高温期の安定と処方の切り替え

服用を続ける中で、

  • 高温期が安定
  • 基礎体温36.8℃前後が持続

するようになりました。

その後、睡眠・不安感・高温期の安定をより重視し、

  • 酸棗仁湯 → 心脾顆粒 に切り替え

安神作用に加え、「気」と「血」を同時に補う組み立てに変更しました。


妊娠成立、そして出産へ

令和2年9月、「妊娠しているが、おりものに少し血が混じる」とのご連絡がありました。

漢方は継続しながら、葉酸などの栄養についても確認し、その後、妊娠を無事に継続。

元気なお子さんを出産されました。


5年後の再会と、現在のお悩み

5年前に妊活相談を受けた女性が、成長した子どもと一緒に来店し、抜け毛や頭皮の赤みについて漢方相談を受けている様子を描いたイラスト

そして今回、その時に生まれたお子さんは4歳

ちょうど、うちの息子と同じ学年でした。

今回は

  • 抜け毛
  • 頭皮の赤み
  • 髪のツヤ低下

のご相談でしたので、血と潤いを補い、髪や皮膚を養う艶麗丹(えんれいたん) などをご紹介しました。


抜け毛・頭皮トラブルと妊活の共通点

抜け毛や頭皮の赤み、皮膚の乾燥、不眠、イライラなど、妊活中に重なりやすい心身の不調をやさしく表現した漢方相談のイラスト

実は、抜け毛・頭皮の赤み・皮膚の乾燥・不眠・イライラ は、妊活中の方の体調相談でも
とてもよく見られる症状です。

※妊活中は、こうした不調が重なりやすいですね。

妊活は「いつ結果が出るかわからない」ゴールの見えないマラソン のようなもの。

その不安や緊張が、心と体に影響し、血や睡眠、皮膚や髪にも表れます。


土屋薬局の漢方相談について

土屋薬局では、

  • 自覚症状
  • 基礎体温
  • 月経の様子
  • 睡眠やストレス

を丁寧にお聞きしながら、1周期ごとに体調を確認 し、妊娠・出産を一緒に目指します。

遠方の方は

  • 漢方相談表
  • 子宝相談表
  • 電話相談 0237-47-0033(代表) 0237-48-2550(漢方電話相談室)

もご利用いただけます。

少しゆっくり、お話を伺う時間も大切にしています。


子どものいる生活は大変ですが、やっぱり毎日は賑やかですね。

頑張っている方々に、少しでも良い結果につながるよう、これからも全力でサポートしてまいります🍒


薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医師
土屋幸太郎