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皮膚病漢方と、もう一度向き合う日
今日、ひとつの新しい一歩をふみ出しました。
「皮膚病漢方に、もう一度真正面から向き合おう」
そんな気持ちが胸に芽ばえたからです。
実は、ずっと苦手だった分野
赤み、痒み、じゅくじゅく、硬くなった皮膚……。
お客様のつらさは分かるのに、思うように応えられないもどかしさが私にはありました。
漢方の力を信じているからこそ、皮膚病の幅広さや難しさに向き合う勇気が足りなかったのかもしれません。
でも、このままではいけない。
お客様の生活の質を少しでも良くするために
今日、私は決めました。
和歌山が誇る 剤盛堂薬品（ホノミ漢方） の皮膚病薬を薬局にそろえることを。
- チェリメントAG軟膏（かゆみに）
- ワグラス赤色軟膏（硬くなった皮膚に）
- ワグラス黄色軟膏（じゅくじゅくに）
- ワグラスD錠・W錠（内側からの体質ケアに）
いずれも、華岡青洲の流れを汲む“古くて新しい日本の知恵”。
お客様の皮膚のつらさに寄り添うための、新しい道具たちです。
なお、今回そろえた皮膚病漢方は、いわゆる“中医学の外用薬”ではなく、日本で独自に発展してきた 和漢薬 です。
とくに和歌山の剤盛堂薬品（ホノミ漢方）は、江戸時代の華岡青洲の流れを現代に受け継ぐ、日本の知恵そのもの。
“日本人の皮膚に合う”という安心感も大切にしています。
原点に戻る──学びをもう一度
さらに今日は、大塚敬節先生の**『漢方と民間薬百科』**を棚から取り出しました。
「皮膚病漢方の原点に立ち返ろう」
そう思ったからです。
日本の薬局が昔から行ってきた皮膚病への取り組みを、ここ東根の地で丁寧に、大切にお届けしたい。
心からそう思います。
頑張れ、自分。すべてはお客様のために
苦手だからこそ、挑戦する価値がある。
今日の決意は、小さな一歩かもしれません。
でも、この一歩がきっと誰かの笑顔や安心につながると信じています。
頑張れ、自分。
すべては、お客様のために。
皮膚病で悩む方に、中国でもアメリカでもない、日本人の肌と暮らしに寄り添う和漢薬を届けたい。
その思いで、新たな一歩を踏み出しました。
今日そろえた和漢薬と学び直しの気持ちを胸に、和歌山魂で、皮膚病漢方に挑み続けます。
薬剤師
土屋幸太郎🍒