【今回の「あがらっしゃい」読みどころ】
今回の「あがらっしゃい2025年4月号」では、私(土屋幸太郎)と母が、偶然にも親子で同じ星薬科大学の卒業生という特別なご縁にまつわるお話をお届けします。
普段は山形で暮らしていますが、母の出身は東京品川区荏原にある星薬科大学です。母も歳を重ね、「これが最後の東京への旅になるかもしれない」と話していたため、家族みんなでその思いを共有し、心配しながらも3歳の息子も連れて一緒に山形新幹線で東京渋谷まで日帰りの弾丸旅に出かけました。
当日は山形新幹線のトラブルも重なり、不安な気持ちがよぎりましたが、幸いにも無事に直通運転が再開。母の「最後の東京行き」を家族でしっかり見届けることができ、心からほっとしたひとときとなりました。
この親子の絆と、思い出深い旅の一部始終をぜひお読みください。
【2025年8月5日】
土屋薬局では毎月、店頭で「あがらっしゃい」という小さな情報誌をお客様にお渡ししています。「あがらっしゃい」とは、山形弁で「あがってください(=どうぞお入りください)」という意味です。
みなさまも、どうぞ土屋薬局に「あがらっしゃい」!
それでは、遅くなりましたが――
今回は「2025年4月号」のバックナンバーをご紹介いたします。
店主の独りごと…
早いものです。お陰さまでもう少しで入園式を迎えます。私も参加する予定ですが、幼稚園の準備っていろいろ大変なんですね。妻が頑張っています。
ソワソワしている毎日ですが、息子は薬局のお手伝いをしています。
頑張れ頑張れ。

土屋薬局の店内で品出しを手伝う4歳の息子です。

にこにこしながら一生懸命手伝っています。
星薬科大学昭和39年度卒最終クラス会に参加してきました
さる令和7年3月16日(日)、渋谷エクセルホテル東急6階で、星薬科大学昭和39年度卒業生の最終クラス会が開かれました。実は私(土屋幸太郎)と母親は、同じく東京品川区荏原にある星薬科大学の出身です。
その母親の同窓会、つまり最後のクラス会が東京で開かれました。
母親がずっと『行けるかな』と、事務机の前で悩んでいたので、妻と3歳の息子も一緒に山形から東京渋谷の会場へ日帰りでアテンドする旅に出ました。

<山形新幹線つばさで4人のボックス席にして東根市から一路、東京渋谷を目指す土屋家の写真です。>
ちょうどその頃、こまちとはやぶさ新幹線の連結部分が外れ、山形新幹線も単独運行となり不通になりました。東京行きを諦めかけましたが、幸いにも前日の15日(土)から通常運行に戻りました。
途中、郡山からは須賀川に住む母親の学生時代の友人も同席し、賑やかな車内となりました。
新しくなった渋谷駅には岡本太郎の壁画があり、その脇のエスカレーターに乗ると会場へ向かえます。会場で母親が同窓会に参加している間、私たちは待機し、14時30分に終了すると同時に、一路東京駅を目指しました。
福島に住む母親の友人とともに、帰路につきました。

昭和39年度の星薬科大学の卒業式の写真です。わたしの母親はどこにいるのでしょうか?
思い出深い旅行になりました。親孝行になったでしょうか?
薬剤師・不妊カウンセラー 土屋幸太郎

昭和39年度卒業の星薬科大学の最終クラス会の案内。

福島の母親の同級生の先生と一緒に家族で写真撮影

山形新幹線つばさとはやぶさの連結のところで、息子が大きく手を広げるポースをとって写真撮影
あがらっしゃいのバックナンバーはこちら からもご覧いただけます。
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