不妊治療を長年続けていらしたRさまが、漢方と併用して体調を整え、ついに妊娠・出産に至った体験談をご紹介いたします。長年のつらい道のりを乗り越えられたRさまからの感動的なお手紙は、今現在、同じように妊活で悩まれている方の励みになることと思います。
妊活されて子宝に恵まれたお客様から1通のメールを頂戴しました。お客様の掲載許可をいただきましたので、ご紹介させていただきます。このたび、婚姻9年目で妊娠・出産されたお客様Rさまより、嬉しいご報告のメールを頂戴しました。
Rさまが初めて土屋薬局に漢方相談にいらしたのは、令和5年10月19日。当時36歳で、結婚されてから9年が経っておられ、不妊治療も長く続けていらっしゃいました。
これまでのご経過は、令和2年から個人クリニックで人工授精を6回、さらに総合病院の産婦人科にて人工授精を2回。その後、体外受精にステップアップされ、4回目のタイミングで当店にご相談をいただきました。当時は甲状腺の管理も必要で、チラージンS(50μg)を服用されていました。
体調の変化と漢方の取り組み
ご相談当初より、Rさまの体質と治療歴に合わせて、「婦宝当帰膠」「白花蛇舌草」「冠元顆粒」の3つを組み合わせてご紹介しました。令和5年12月9日から漢方を服用され、すぐに「身体がポカポカしてきた」「月経血がサラサラになった」と、体調の変化を実感されました。
採卵と移植に向けた準備
令和6年2月5日には採卵を行い、1個の胚を凍結。3月8日時点では、移植に向けて順調に体調を整えておられました。子宮内膜の状態が非常によくなり、担当医師からも「見てすぐ分かるくらい良好」と褒められたそうです。
過去には、3回目の体外受精で9週目での流産(心拍確認後)を経験され、その際は出血や腰痛もありました。4回目では着床したものの、HCG49と低値で化学流産という結果に。Rさまは、着床不全への対策と、妊娠・出産をしきる体づくりを強く望んでおられました。
足の冷えも漢方薬でだいぶ改善され、今回は5ABの胚を移植予定。これまでの3種の漢方に加え、「ビタエックス顆粒」を新たにご提案しました。この「ビタエックス顆粒」は、土屋薬局でも妊活の重要な時期に実績のある処方で、豚の胎盤エキスが主成分。胎盤の力を借りて、妊娠出産できる身体づくりを不妊治療と並行して進めていくための漢方です。
令和6年3月30日には、エストラーナテープによるホルモン補充、さらに膣坐剤も追加され、漢方薬も引き続き継続されました。
胚移植から妊娠判明まで
4月1日に胚移植を実施。4月4日にはエストラーナテープ3枚と膣坐剤1日3回の処方に加え、睡眠・食欲・通じともに順調とのこと。よく眠れているとのことで、妊活には「卵は夜に育つ」とも言われるように、ぐっすりとした睡眠は非常に大切です。
この時点で、妊娠に向けて「二陽の病は脾に発す」という中医学の考えに基づき、補気薬の追加をご提案。不安感や出血体質、睡眠の質の向上にも効果が期待されました。
4月15日に妊娠判定を迎え、5月1日には妊娠6週5日、HCGは540と非常に良好な値で、心拍も確認できたとのこと。過去の化学流産時はHCGが49だったため、その10倍以上という結果にRさまも大変驚かれ、喜びのご来店となりました。
安定期へ、そしてご出産のご報告
5月3日には、ご来店時に妊娠のご報告をいただき、心拍確認の喜びを分かち合いました。漢方薬は「婦宝当帰膠」「白花蛇舌草」「ビタエックス顆粒」「心脾顆粒」へと進化し、順調に体調を整えながら妊娠期間を過ごされました。
「8週の壁」とも言われる時期も無事に通過し、5月31日には11週目に突入、母子手帳も受け取られたとのこと。赤ちゃんの大きさは3.5センチ、へその緒もきれいに見えているそうです。
8月31日には「来週で6ヶ月」、9月20日には「7ヶ月、順調です」と嬉しい経過報告をいただいていました。そして令和7年、ついに嬉しいご出産のメールを頂戴しました。
お客様から頂戴したメール全文
「幸太郎先生、幸先生御無沙汰しております。
お世話になっています。
報告が遅くなってしまいましたが、昨年12月15日に元気な男の子を出産しました。
結婚して9年が経ち長年不妊治療をしていましたがなかなか上手くいかず、たくさん辛い経験もしてきました。
そんな時近所にある土屋薬局さんに相談に行ってみようと思い、たくさん相談に乗っていただき、漢方を飲み始めました。治療の状況に合わせて漢方の内容も考えていただき、漢方を始めて半年程で着床することができました。悪阻などで思うように飲めない時もありましたが、妊娠中も服用し大きなトラブルなくマタニティライフを過ごすことができました。
出産日まで漢方を服用していたおかげなのか息子も安産で産まれてきてくれたので感謝しています。息子の一つひとつの仕草や表情が愛おしく、1日があっという間に過ぎていきます。産まれてきてくれた喜びや幸せを噛みしめながら毎日を過ごしています。
いつも相談に行く度に幸太郎先生や幸先生、スタッフの皆様が明るく声をかけてくれて大変勇気づけられました。
不妊治療の辛さや、うまくいかないもどかしさ等共感していただけて心が軽くなったのを覚えています。
こんなに近くにあったんだからもっと早く相談に行けば良かったな…と思います。不妊治療で悩んでる方がいれば、ぜひ土屋薬局さんに相談にいってみてほしいとオススメしたいです。
先生方はじめ、スタッフの皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。そしてまた漢方相談に乗っていただければと思います。
落ち着いたら息子と一緒にご挨拶にうかがいたいと思います。
皆様もお身体に気を付けてお過ごしください。」
スタッフ一同、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
Rさま、ご出産まことにおめでとうございました。
これからも妊娠中・産後の体づくり、そして2人目を望まれる際にも、心を込めてサポートさせていただきます。
考察
胚盤胞など良好胚を戻しても着床しないときには、補腎、養血などの方法が一般的ですが、結果がなかなかでないときには活血化瘀といって瘀血の解消や、子宮内膜炎など炎症の存在を疑って清熱解毒などの方法、また「湿」を除去する方法など違う中医婦人科の方法もございます。このたびは誠におめでとうございました!
人工授精や体外受精など、不妊治療がうまくいかない方など、遠慮なく土屋薬局までご相談お寄せくださいませ。心からサポートさせていただきます。
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員 土屋幸太郎
【土屋薬局は米沢市・山形市など、県内外からご来店。妊活に強い漢方薬局です】
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東根市の土屋薬局では、妊娠を望むご夫婦のための漢方による妊活サポートを行っています。
最近も米沢市から赤ちゃん連れで感謝のご来店があり、「子宝の輪」が広がっています。
不妊カウンセラー・国際中医専門員の薬剤師が、流産後のケア、体外受精サポート、冷え・ホルモンバランスの改善など、体と心の両面から寄り添ったご相談をお受けします。
まずは一度、カウンセリングから。
山形県内・仙台・福島・酒田・新庄方面からも多数のご相談をいただいています。
🍼 妊活の第一歩は、漢方から。
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漢方相談でできること子宝相談
県外のかたで来店が難しいときには、子宝相談表のご記入などまずご検討くださいませ。
