
〜妊活・高齢妊活とミトコンドリアの関係〜
昨日、10月23日(木)に午後8時から開催した梅安&幸太郎の妊活の素敵な漢方教室で、特別ゲストにお招きした現役産婦人科医の葉月かんな先生に「薬剤師と鍼灸師が産婦人科医に聞く・女性の未来を守るプレコンセプションケア」のユーチューブライブで直接にお聞きしました。
「卵子の質」「高齢妊活」「ミトコンドリア」というテーマは、最近の不妊治療や体質改善でも非常に関心が高い話題です。

https://www.youtube.com/watch?v=zb2WVN7j_Ps
こちらで動画が観れます!
というのも、お客様で不妊治療中の方が、「婦人科の先生からミトコンドリアの対策をしましょう」と言われたそうで、薬剤師として「ミトコンドリアに効く薬?」と疑問が残っていたからです。
だって、薬剤師が膨大な時間をかけて学ぶ中でも、「ミトコンドリアに効く薬」なんて聞いたことも、勉強したこともない。
そんな話をする薬剤師も、私は知りません。
🩺卵子の質とミトコンドリアの関係
かんな先生のお話では、やはり「卵子のミトコンドリアに直接効く薬は、今のところ“ない”」とのこと。
抗酸化作用のあるカルニチンやコエンザイムQ10などの報告はあるものの、最も大切なのは、睡眠・食生活・運動などの基本的な生活習慣。
「老けないように生きる」ことが、結局のところミトコンドリアを守る近道なのだそうです。
つまり――
高齢妊活の方も、日々の生活リズムを整えることが、卵子の質を守る第一歩になるということです。
結局のところ「卵子のミトコンドリアに効く薬というのは今のところは『ない』」そうです。

🍒「老けないように生きること」──睡眠・食事・運動など、日々の生活の中で卵子のミトコンドリアを守る体づくりを。
🌿漢方から見た妊活とミトコンドリア
🍒土屋薬局でもこれまでに、「ミトコンドリアに効く薬ありますか?」というご相談を受けてきました。
私と妻(薬剤師の幸先生)も同じように悩むことがありましたが、
改めて――
女性の体の基礎、ベースとなるのはホルモン。そこが一番大事だと感じました。
🩷病院と漢方の役割のちがい
病院の不妊治療は「タネづくり」。
けれども「水と土が大事」。
漢方薬局や鍼灸などの“ベースの体づくり”は、まさに独壇場です。
中医学ではこの体の基礎を「脾腎(ひじん)」と呼び、血流・ホルモン・エネルギーの根っこを整える考え方があります。
かんな先生の言葉に深くうなずき、新潟の梅安先生が最後にこうまとめてくださいました。
「中医学では、水は腎、土は脾ですから、脾腎(ひじん)が大切ですね。」
とても感動し、学びの多い夜となりました。

✨まとめ:老けないように生きることが、卵子を守るいちばんの近道
結論として――
卵子の質を高めたいなら、「老けないように生きる」ことが何より大切です。
・よく眠る
・よく食べる
・からだを冷やさない
・ストレスをためない
どれも当たり前のようでいて、ミトコンドリアを守るための最も現実的な方法。
それが妊活・高齢妊活における、漢方的な体づくりの基本です。
結局のところ――
ミトコンドリアの働きを守るいちばんの近道は、
「老けないように生きること」。
そして、それを実現するためには、自分の体質を知り、今の自分に合った整え方を見つけることが大切です。
卵子の質や高齢妊活で悩んでいる方も、体のベース(土と水=脾腎)を整えることで、体の内側からミトコンドリアの元気を取り戻すことができます。
🍒土屋薬局では、妊活や高齢妊活のための個別漢方相談を行っています。
基礎体温表や生活リズムを拝見しながら、あなたの体質に合わせた漢方・食養生・日常ケアを一緒に考えていきます。
「薬ではなく、自分の力で卵子を育てていく」
そんな体づくりを始めてみませんか?
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