脳疲労の原因と治し方|物忘れ・不眠・めまいは“脳の疲れ”かも?漢方で整える改善法

ストレスと漢方ケアブログ

2025年12月7日

忘症?脳過敏症候群?それとも…

しっかり寝ても取れない「疲れ」の正体は“脳”かもしれません。

脳疲労に悩む若い男性が、頭を抱えて困っているイラスト。周囲には“物忘れ”“眠れない”“頭痛”“集中できない”“不安”“耳鳴り”“めまい”などの症状が吹き出しで描かれ、脳の疲れが心身の不調につながる様子を表現している。

「最近、集中できない」「物忘れが増えた」「気力が湧かない」
そんな“原因不明の不調”は、実は 脳疲労(脳のオーバーワーク) が関係していることがあります。

パソコン・スマホ・SNSなどからの情報過多、仕事や家庭のストレス…。
脳は常にフル稼働しており、休めているようで実は休めていないのです。


🍒 脳の疲れチェック

3つ以上あてはまる場合は、脳がSOSを出しているサインです。

  • 物忘れがひどい
  • 何度も確認しないと安心できない
  • 人の話を理解しにくい
  • 不安になりやすい・くよくよする
  • 眠りが浅い/眠れない
  • イライラする
  • 動悸や胸がドキドキする
  • めまい・立ちくらみ
  • 疲れやすい、体がだるい
  • やる気が出ない・意欲低下

思い当たる症状がある方は、放置しないことが大切です。


中医学における脳疲労の仕組みを示した図。気血(きけつ)が脳へ十分に巡らないと、瘀血・血虚・気滞・痰湿が起こり、脳の働きが低下することを説明している。頭を押さえる女性のイラストと、脳へ向かう気血の矢印、4つの体質要因(瘀血・血虚・気滞・痰湿)が表示され、気血不足が不調の原因になる様子を視覚的に表した。

🍒 中医学では「気血(きけつ)」の巡りがカギ

中医学では、脳が正常に働くためには 気血(エネルギーと栄養) が十分に巡る必要があると考えます。

逆に、気血が不足したり滞ったりすると、脳の働きが落ち、心身の不調が起こります。

● 瘀血(おけつ)

血の流れが滞り、脳への巡りも悪化
血行を良くして巡りを改善

● 血虚(けっきょ)

血が不足し、脳に栄養が届かない
元気な血を増やして補う

● 気滞(きたい)

ストレスで気が詰まり、心身の動きが鈍る
気の巡りをスムーズに

● 痰湿(たんしつ)

老廃物・余分な水分が溜まり、だるさやめまいにつながる
湿や老廃物を排出

● 腎虚(じんきょ)

生命力の低下。脳・ホルモン・自律神経にも影響
腎を養い、若々しさを維持

中医学は、こうした原因を見極めて 体質に応じたアプローチができる ことが特徴です。


🍒 ひとくちメモ|知っておくと面白い豆知識

● 健忘症の「健」は“健やか”の意味ではない

ここでは「甚だしい」という意味で、「ひどく忘れる」という状態を表します。

● 脳疲労とは?

思考・感情・情報処理が追いつかず、脳が正常に働けなくなっている状態。
→ 集中力低下、不眠、耳鳴り、情緒不安定などにつながる。

● 脳過敏症候群

わずかな刺激にも脳が過剰反応する状態で、→ 頭痛・不眠・耳鳴り・めまいなどが出ることも。
病院の検査で“異常なし”と言われがちなタイプ。


🍒 不眠は今や「国民病」

厚生労働省の調査では、5人に1人が「睡眠の質に問題がある」と回答。

年齢・ストレス・生活環境の影響で、脳疲労からの不眠・浅眠も増えています。

「病院に行くほどでは…」と思ってもつらい症状。
そんなとき、体質から整える漢方が支えになります。


🍒 「心に効く漢方」で脳と心を整える

土屋薬局では、

  • ストレスで疲れた心
  • 不眠
  • 耳鳴り・めまい
  • 物忘れ
  • やる気の低下
    など、“脳と心の不調”に寄り添う漢方をご提案しています。

脳の疲れをやわらげ、気血の巡りを整えることで、心と体が自然と本来のリズムを取り戻していきます。

ぜひ一度、ご相談ください。


脳の疲れは、放っておいて自然に回復することもありますが、
気血の不足や自律神経の乱れが続くと、不眠・物忘れ・めまい・気分の落ち込みなど、日常をゆっくりむしばむように広がっていくことがあります。

中医学では、ひとりひとりの体質に合わせて「脳」と「心」の両方を整えていく方法があります。
あなたの不調の背景にある体質や原因を丁寧にお伺いし、無理のない漢方ケアをご提案します。

不安なこと、気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの毎日が、すこしでも軽く、やわらかくなりますように🍒

薬剤師・国際中医師・認定不妊カウンセラー 土屋幸太郎