こんにちは。薬剤師・認定不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日もたくさんのお客様にご来店いただき、誠にありがとうございました。
宮城県・仙台から、午後は地元の東根市や村山市など、各地からご相談があり、にぎやかな一日となりました。今週の土曜日も数件のご予約をいただいており、しっかりとお一人おひとりに向き合っていく予定です。
漢方相談のはじまり:卵巣の腫れと人工授精の中止
本日ご来店くださったお客様は、左の卵巣に約3センチの卵巣のう腫が見つかり、現在、病院で経過観察中の方でした。初めてのご相談は少し前のこと。それから数回にわたり、漢方による体質改善に取り組んでまいりました。
11月上旬には、「左の卵巣の腫れがなかなか引かず、いよいよ腹腔鏡手術を勧められる状況になってしまって…」というお話に加え、
「人工授精2回目の予定も、ホルモン剤の使用を含めて中止になりました。クロミッドを5日間服用した結果、逆に卵巣に水がたまってしまったようです」とのお話がありました。
その後も腫れは約3センチのままで、水もなかなか引かず、不安な日々を過ごされていたようです。
体質を見直し、漢方処方を再検討
このままではなかなか改善が難しいと判断し、改めて体質を丁寧に見直しました。
そこで、従来の漢方処方に加えて、「胃腸を丈夫にし、体内の余分な水分を処理する」働きのある処方を追加でご提案しました。
※ロシア原産の「チャガ(カバノアナタケ)」など、体にやさしく“湿(余分な水分)”を取り除く天然素材も取り入れました。
そして本日、うれしいご報告が
本日、再びご来店いただいた際に、うれしい変化があったとのご報告をいただきました。
卵巣にたまっていた水が引いて、腫れも小さくなっていたそうです。
卵胞の下に見えていた水も、エコーの角度によっては「あるような、ないような」程度にまで減少していました。
病院の先生からも、
「排卵誘発剤が体質に合っていない可能性がありますね。これからはなるべく自然な流れで治療を進めていくのが良いかもしれません」
と、治療方針の見直しについてアドバイスがあったそうです。
温泉で心も身体もリラックス
このお客様は温泉がお好きで、宮城県の鳴子温泉、栃木の那須湯本温泉、日光湯元温泉など、さまざまな名湯でリフレッシュされているとのこと。
体と心を緩める、そんな時間も妊活にはとても大切だと思います。
私も、漢方相談を通してお客様と二人三脚で取り組めることを、心からありがたく感じています。
心温まるお客様からのお葉書
また、別のお客様からいただいたお葉書もご紹介させてください。
掲載のご了承をいただいております。
いつも、大変お世話になっております。
不妊の相談でお世話になり、幸太郎先生のその人に合った漢方のおかげで、冷え性や、夜もぐっすりと眠れるようになってきました。
体調も日に日に良好になっていると感じます。
幸太郎先生の「大丈夫です。子宝に恵まれますよ」というお言葉が、本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
「今月もお便り書きますね!」という温かい一言も添えていただき、私の方が励まされました。

あなたの妊活も、漢方で無理のない“自然な”サポートを
土屋薬局では、お一人おひとりの体質に合わせた漢方のご提案を通じて、“無理のない自然な妊活”を、全力でサポートしています。同じようにお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。一緒に、あなたに合ったペースで前に進んでいきましょう。
人工授精の妊活漢方についてはこちらの記事もご覧ください。
卵巣嚢腫の妊活漢方はこちらです。