
― 子宝漢方のご相談より ―
今回は、久しぶりにとても嬉しいご報告をいただきましたので、お客様のご了承のもと、体験談の一例としてご紹介させていただきます。
漢方相談の経過とご感想
「7月から土屋薬局さんで、不妊症の漢方相談として周期療法でお世話になりました。
漢方の服用を始めてから、基礎体温が少しずつ安定してきたのを感じ、結果的にその周期で妊娠が分かりました。
現在は妊娠4か月になります。
こんなに早く妊娠に至るとは思っていなかったので、とても驚いています。
ありがとうございました。
参茸補血丸は少し飲みにくさはありましたが、婦宝当帰膠は味が私のお気に入りでした。」
妊娠までの期間について
子宝のご相談では、体質や状態によって経過はさまざまですが、今回のように 比較的早い段階で妊娠に至る方がいらっしゃるのも事実 です。
そのため、「こうしたケースもあります」という一例として、今回ご紹介させていただきました。
漢方的な考え方について
ご相談いただいた当初、この方は黄体機能不全の傾向 が見られていました。基礎体温表では高温期が10日前後、よくて12日間ぐらいでした。
よく不妊のかたに多い基礎体温表では、高温期がしっかりと整っていないケースがしばし見受けられます。低温期と高温期のメリハリもしっかりしていないケースもあります。
一人目不妊と二人目不妊で違うケースとしましては、1人お子様を産んでいらっしゃるかたは、この基礎体温表の高温期がしっかりとしているケースが多いです。
それに反しまして、第一子に苦戦中の場合には、基礎体温のメリハリがない、高温期が持続せず、途中でM字型に陥没してしまう。
生理前に茶おりがでてきて不正出血気味になる、高温期が14日間持続しにくいなどのケースがございます。
中医産婦人科では、低温期を「陰」高温期を「陽」と考えています。
この場合には「補陽」といって陽気をあげること、支えることが大切になります。
そこで、体質と状態を踏まえ、
婦宝当帰膠
参茸補血丸
を組み合わせてご提案しました。
婦宝当帰膠は、養血調経(血を養い、生理のリズムを整える) ことを目的とし、
参茸補血丸は、補腎(生殖を支える力を補う) ことを目的とした処方です。
補陽で高温期を下支えするイメージともいっていいですね。
この二つを併用することで、生理のリズムと生殖のリズム、いわば 体の「土台(柱)」を整えていく という考え方になります。
婦宝当帰膠は養血調経で血(けつ)を養い、参茸補血丸は「精」を養います。
不妊治療では、排卵誘発剤を使い、またホルモン剤を使用しますが、この「卵」の質をあげたり、妊娠力をあげるには、中医学では「精血(せいけつ)」を補うことが肝心なのですね。
これは周期を重ねていき、だんだんと体質を改善していきますよ。
実際に、「基礎体温がきれいになってきました」「気づいたら妊娠していました」というお声は、これまでも少なくありません。
そこで、体質と状態を踏まえ、
- 婦宝当帰膠
- 参茸補血丸
を組み合わせてご提案しました。
婦宝当帰膠は、養血調経(血を養い、生理のリズムを整える) ことを目的とし、
参茸補血丸は、補腎(生殖を支える力を補う) ことを目的とした処方です。
この二つを併用することで、生理のリズムと生殖のリズム、いわば 体の「土台(柱)」を整えていく という考え方になります。
実際に、「基礎体温がきれいになってきました」「気づいたら妊娠していました」というお声は、これまでも少なくありません。
昔から大切にしてきた視点
私が不妊漢方に携わり始めた頃は、現在のように「周期療法」という考え方が、まだ一般的ではありませんでした。
当時は、
1.婦宝当帰膠をしっかり服用する
2.それでも変化が乏しい場合は、参茸補血丸を併用する
3.さらに必要に応じて、体質に合わせた補助を加える(たとえばプラセンタ、胎盤エキス製剤など)
というように、まずは体の土台を整えることを大切にするという考え方が中心でした。
必ずしも現在の主流と同じではありませんが、今でも状況によっては有効と感じる場面があります。
大切な注意点として
妊娠までの経過や、合う漢方の内容・組み合わせは、体質・年齢・生活環境などによって大きく異なります。
今回ご紹介した内容は、あくまで 一例 であり、すべての方に同じ結果や経過が当てはまるものではありません。
子宝漢方のご相談をご希望の方は、お近くの日本中医薬研究会加盟店、または当店まで、お気軽にご相談ください。
お一人おひとりの体調やお気持ちに寄り添いながら、無理のない形で一緒に考えていければと思います🍒
周期療法はこちらの記事も参考になりましたら、幸いです。











