子宮内膜症があると、体外受精で良好胚を移植しても着床しないことがあります。
いわゆる「子宮内膜症による着床障害」です。

「子宮内膜症 着床障害」と検索される方の多くは、
・胚盤胞まで育つのに妊娠しない
・ERA検査を勧められた
・内膜が原因と言われた
・炎症や免疫が関係すると聞いた
このような不安を抱えています。
結論からお伝えします。
子宮内膜症があっても、着床がうまくいかないと言われても、妊娠の可能性がなくなるわけではありません。
実際に、子宮内膜症と子宮腺筋症があり、体外受精で着床に至らなかった方が、41歳でご出産されたケースがあります。
良好胚なのに妊娠しない
卵は採れる。
受精もする。
胚盤胞まで育つ。
それなのに、判定日は陰性。
「子宮内膜症があるからでしょうか?」
この言葉の奥には、何度も繰り返した落胆があります。
※妊活中は、こうした不調が重なりやすいですね。
子宮内膜症による着床困難の背景
子宮内膜症では
・慢性的な炎症
・骨盤内の癒着
・内膜の受容性低下
・血流環境の変化
などが関与している可能性が指摘されています。
さらに子宮腺筋症を併発すると、子宮環境がより不安定になることもあります。
そのため「子宮内膜症 着床障害」と検索されるのです。

子宮内膜症で良好胚でも妊娠しない理由とは?
卵は育つ。
受精もする。
胚盤胞まで到達する。
それでも着床しない――。
子宮内膜症がある場合、慢性的な炎症や骨盤内環境の変化によって、内膜の受容性(着床を受け入れる力)が低下する可能性が指摘されています。
見た目には「良好胚」でも、子宮側の環境が整っていなければ、着床は成立しにくくなることがあります。
「卵は悪くないのに」
そう感じる背景には、子宮内膜症という体質要因が関わっていることもあります。
👉 良好胚でも妊娠しないケースについて、基礎体温や体のサインから詳しく解説しています
👉 詳しくはこちらの記事をご覧ください🍒
子宮内膜症と子宮腺筋症が重なるとどうなる?
子宮腺筋症を併発している場合、子宮筋層の炎症や血流環境の変化が加わります。
その結果、
・子宮内の微細な炎症持続
・血流のうっ滞
・内膜環境の揺らぎ
などが重なりやすくなります。
子宮内膜症と子宮腺筋症が同時に存在すると、卵の問題ではなく「子宮環境」の調整がより重要になるケースもあります。
※妊活中の方の体調相談でもよく見られる症状です。
【症例】38歳からの4年間
最初のご来店は2013年4月26日。
38歳。
大学病院で
「癒着が強い子宮内膜症」
「子宮腺筋症もある」
人工授精8回。
体外受精も陰性。
卵は採れる。
受精もする。
でも、着床しない。
背景に子宮内膜症の影響があった可能性が考えられました。

何度も、期待しては落ちる
10個採卵。
6個受精。
5個桑実胚。
希望が見えた。
でも、融解で壊れた。
私は奥で妻と目を合わせました。
「きついね…」
妻も不妊を経験しています。
だからわかる。
患者さんの前では平静でも、
裏では胸が締めつけられます。
それでも、通い続けた
冷えが強い。
乾燥肌。
ホルモン刺激で火照る。
活血だけでは足りない。
補腎だけでも足りない。
炎症を鎮めながら、血流を整え、腎を補いながら内膜環境を守る。
中医学では「瘀血」「腎虚」「虚熱」などが重なった状態と捉えました。
周期ごとに体質をみながら微調整を重ねました。
体質が少しずつ変わっていきました。
ある日、妻がぽつりと。
「顔色、変わってきましたよね」
私も同じことを思っていました。
「もう期待してないんです」
最後の凍結卵。
グレードはよくない。
「また採卵からですね」
そう言っていた移植。
そして――
「あ、妊娠ですね」
電話口で震える声。
私は受話器を置いたあと、
しばらく動けませんでした。
41歳でのご出産

※ご本人の了承をいただいたうえで掲載しています。お客様が5ヶ月のときのお写真です。
※体調や経過には個人差があります。
2018年2月24日。
親子3人でのご来店。
1歳6か月のお嬢さんが、よちよち歩いて店内を歩く。
あの「着床しない」と何度も肩を落としていた姿を思い出しました。
「途中から体質が変わったんですよね」
この言葉は忘れません。
子宮内膜症の着床障害で大切なこと
✔ 炎症を整える
✔ 血流環境を守る
✔ 卵巣と子宮を同時に考える
✔ 長期で体質を整える
短期決戦ではありません。
この方は足掛け4年。
「わたし、レジェンドですよね」
と笑いました。
はい、レジェンドです。
でも特別な人だけの話ではありません。
あきらめなかった人の物語です。
いま悩んでいるあなたへ🍒
子宮内膜症で
着床しない。
その言葉に、心が削られているかもしれません。
でも――
最後の1個の卵でも、妊娠が成立することはあります。
41歳でも、可能性はゼロではありません。
子宮内膜症による着床困難は、絶望ではありません。
体質という視点から見直すことも、選択肢のひとつです。
あきらめる前に、できることはまだあります。
子宮内膜症でも、体は変わる可能性があります。
あなたの物語は、まだ途中です。
子宮内膜症や子宮腺筋症があっても、体質が整うことで妊娠に至るケースは実際に存在します。
詳しくは「土屋薬局 妊活」で検索ください。 🍒
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この記事を書いた人
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員A級の土屋幸太郎です。
私たちの詳しい経歴は、土屋薬局スタッフ紹介をご覧ください。
42歳で結婚し、52歳で父親になるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。中医学・中医不妊症を約30年学び、妊活、不妊治療、子宮内膜症、子宮腺筋症、PCOS、40代妊活などの漢方相談に携わっています。

神町小学校、東根一中、山形南高校を経て、東京の品川区の星薬科大学を卒業後、東京大学医学部附属病院薬剤部での勤務や、中医学を学ぶイスクラ高円寺中医学研修塾を経て、現在は山形県東根市神町の土屋薬局で漢方相談に携わっています。
山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊のお悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)、高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなど、さまざまなご相談を承っています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
私自身も夫婦で10年間の不妊を経験し、52歳で父になりました。その経験と、約30年にわたる中医学の学び、認定不妊カウンセラーとしての知識を生かしながら、妊活中の方のお気持ちに寄り添う相談を大切にしています。
土屋薬局の妊活漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」を二つの柱としています。私たち夫婦自身の10年間の不妊経験も含め、相談に対する思いをこちらの記事で詳しくご紹介しています。
▶ 中医不妊症を学び続けて約30年|土屋薬局の妊活漢方相談を支える2つの柱
妊活相談を支える二つの専門性
土屋薬局の妊活・子宝漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」の二つを大きな柱としています。私たち夫婦自身が10年間の不妊を経験したからこそ、専門的な知識だけでなく、妊活中の不安や迷いにも寄り添う相談を大切にしています。
①中医不妊症を学び続けて約30年

2017年、イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースを修了しました。
私は、中医学と中医不妊症について約30年にわたり学びを続けてきました。
その学びの一つとして、漢方メーカーのイスクラ産業が主催する「イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコース」において、10年以上にわたる研究課程を修了しています。
修了証書には、「中医不妊症エキスパートとしての十分な知識を習得したことを証します」と記されています。
長年積み重ねてきた中医学の知識と、土屋薬局での漢方相談の経験を生かし、現在も妊活中の方や不妊治療に取り組んでいる方のご相談に携わっています。
妊活の漢方相談では、月経周期に合わせて身体の状態を考える「月経周期療法」について継続して学び、日々の相談に取り入れています。
ご相談は、年代や治療の段階に応じて承っています。
- 20代・30代・40代の妊活
- 自然妊娠を希望されている方
- 病院でタイミング療法を受けている方
- 人工授精(AIH)に取り組んでいる方
- 体外受精・顕微授精(IVF・ICSI)に取り組んでいる方
- 採卵や胚移植に向けて身体を整えたい方
- 流産を繰り返す不育症にお悩みの方
- 二人目をご希望の方
- ご主人さまの男性不妊について相談したい方
中医学には、その方の年齢や体質、月経周期、不妊治療の経過などに応じて考える、さまざまな漢方があります。
「まだ治療を始めたばかり」「病院での治療と漢方を併用してよいか分からない」「夫婦で一緒に相談したい」といった段階でも大丈夫です。
これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望も確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
②認定不妊カウンセラーとして

日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーとして、妊活・不妊治療中の方のご相談に携わっています。
不妊治療に関する医学的な知識を学ぶだけでなく、治療中に生じる不安や迷い、ご夫婦のお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。私自身も、結婚してから子どもを授かるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。そして52歳で、ようやく父になることができました。
不妊治療は「終わりの見えないマラソン」にたとえられることがあります。
期待して、結果を待ち、喜んだり、落ち込んだり、不安になったりする。その繰り返しは、気持ちのジェットコースターのようでもあります。周囲からの何気ない言葉に傷ついたり、ほかの人と自分の人生を比べてしまったりすることもあります。私たち夫婦も、同じような経験をしてきました。
だからこそ、土屋薬局の妊活相談では、検査の数値や治療の予定だけでなく、これまで歩んできた経過や現在のお気持ちも丁寧に伺うことを大切にしています。
中医学を約30年学び続けてきた専門知識、認定不妊カウンセラーとしての学び、そして私たち夫婦自身の10年間の不妊経験。この三つを生かしながら、お一人おひとりの妊活を応援しています。

子宝相談をご利用くださったお客様が、赤ちゃんと一緒にご来店くださいました。健やかなご成長を、一緒に喜ばせていただきました。令和8年10月17日
これまでに、妊娠・出産に関する1,028件の嬉しいご報告をいただきました。
中国漢方では、目の前の症状だけでなく、その方の体質や心身全体の状態を見ながら、身体が本来持っている力を支えていくことを大切にします。
病名だけで判断せず、月経の状態、冷え、胃腸、睡眠、疲れ、ストレス、これまでの治療経過などを確認しながら、その方に合った漢方を一緒に考えていきます。
ご本人だけでなく、ご夫婦での相談や、ご主人さまの男性不妊についてのご相談も承っています。
無理に漢方をおすすめすることはありません。ご予算やご希望を伺いながら、ご紹介した漢方の中から、取り入れたいものをご自身で自由に選んでいただけます。相談したからといって、必ず購入する必要もありません。
「まずは話だけ聞いてみたい」「病院の治療と漢方を一緒に続けられるか相談したい」「今の身体の状態について確認してみたい」という方も、どうぞ安心して土屋薬局の子宝漢方相談をご利用ください。
病名だけで判断せず、これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望に合わせて一緒に考えていきます。ご本人だけでなく、ご夫婦やお子さま、ご両親など、ご家族全体の健康についてもお気軽にご相談ください。
お客様の立場に立った親切で丁寧な漢方相談を心がけ、東北に根を張る薬局として、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように粘り強く努力してまいります。

2026年7月18日 土屋薬局にて
薬剤師の妻と息子です。夫婦で土屋薬局に立ちながら、子育てにも奮闘しています。家族で過ごす時間も、日々の相談に向き合う大切な力になっています😊
土屋薬局から妊活中のみなさまへ
当店では、自然妊娠を希望される方をはじめ、人工授精・体外受精と並行して身体を整えたい方の漢方相談を承っています。独身の方や、将来の妊娠に向けて今から身体を整えたい方も、お気軽にご相談ください。
また、子宝を願うお守りや、妊娠・出産のお祝いとして、犬のマスコット、赤ちゃんアルバムなどのプレゼントもご用意しています。

子宝への願いを込めた「吉祥・南京豆」
店頭でお渡ししている「吉祥・南京豆」です。南京豆は、実がたくさんなることから、子孫繁栄や豊かさを願う縁起物とされています。土屋薬局でも、お客様の子宝への願いを込めてお渡ししています。
中国には、結婚を迎える二人のために、手作りの掛布団の縁に栗・棗・南京豆などを縫い込み、子宝や家族の幸せを願う風習があるそうです。小さなお守りですが、そんな願いが込められています。

無事のご出産を願う「犬のマスコット」
妊娠されたお客様には、無事のご出産を願って「犬のマスコット」をお渡ししています。
日本にも、犬の安産にあやかり、妊娠5か月目の戌の日に腹帯を巻いて安産を願う習慣があります。このマスコットにも、「どうぞ元気に赤ちゃんを迎えられますように」という私たちの気持ちを込めています。
ご出産後には、赤ちゃんと一緒にご来店くださるお客様もいらっしゃいます。お子さまの成長のお話を伺えることも、日々の相談の喜びになっています。
女性薬剤師へのご相談も承っています
土屋薬局には、女性薬剤師の土屋幸もおります。男性薬剤師・女性薬剤師から、ご希望の相談担当者をお選びいただけます。
女性同士の目線で不妊治療について相談したい方や、月経、排卵、おりものなど、男性には話しにくいと感じることがある方も、安心してお声がけください。
漢方相談は無料です
当店では、妊活の漢方として婦宝当帰膠をご紹介することが多く、300ml入り1本・約1か月分の目安で6,490円です。
症状や年齢、治療状況に応じて、併用する漢方もご案内しますが、ご予算やご希望に合わせて自由にお選びいただけます。ご相談後に購入を見送っていただいても大丈夫です。
山形県内はもちろん、県外にお住まいの方からの電話・メール相談も承っています。相談表は、分かる範囲でご記入いただければ大丈夫です。
漢方相談は、山形県東根市神町の土屋薬局へお気軽にお問い合わせください。
土屋薬局は、あなたの人生を応援します!
▶ 一般のお悩みはこちら「漢方相談表」
土屋薬局の漢方相談コーナーには、中国の子授け観音「送子観音菩薩像」が皆さまを見守っています。
▶ 妊活・不育症はこちら「子宝相談表」
漢方電話相談室:0237-48-2550
土屋薬局
山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間:平日9時~19時/土曜日9時~18時