
令和8年6月13日 朝の散歩より、大日様からの眺め。どーんと月山です。この季節の月山は初夏らしくて好きです。きっとそんな山形県民も多いことと思います。
こんにちは。薬剤師・認定不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
30代女性のお客様のご相談です。
初回のご来店は6月3日でした。
手湿疹(主婦湿疹)で2〜3年お悩みとのことでした。
皮膚科に通院されており、
・プレドニゾロン錠
・ビオチン
・ビラノア
を服用中でした。
外用薬はアンテベート軟膏とヘパリン類似物質製剤の混合を使用されています。
症状としては、指の湿疹や手のひらの湿疹がなかなか改善せず、小さなプツプツができては消えることを繰り返していました。
ひどい時には水ぶくれまで進行し、強いかゆみもありました。
プレドニゾロンの内服が終了すると炎症が悪化するため、長期間にわたりつらい状態が続いていました。
いわゆる手荒れというレベルを超えて、慢性的な手の湿疹としてお悩みだったケースです。
また、
・アレルギー性鼻炎がある
・アレルギー体質である
・便秘と下痢を繰り返している
という特徴もありました。
食欲は正常です。
生理不順はありませんが、生理痛は月によって違うとのことでした。
そこで今回は、皮膚の炎症だけでなく体質面も考慮し、中医学的には体内に余分な「熱」と「湿」がたまっている状態を考えました。
そのため、
清熱解毒(余分な熱を冷ます)
利湿(体内の余分な湿気を取り除く)
という考え方で漢方をご紹介しました。
そして本日、6月13日にご来店くださいました。
お店に入ってこられた時からニコニコと笑顔で、私も思わず嬉しくなりました。
お話を伺うと、
「新しいプツプツが出なくなりました」
とのこと。
さらに、
・手のひらがきれいになってきた
・水ぶくれまで進行しなくなった
・以前より状態が安定している
とのことでした。
私から見ても、手の状態は良い方向へ向かっているように感じました。
もちろん手湿疹や主婦湿疹は良くなったり悪くなったりを繰り返すこともありますので、今後も経過を見ていく必要があります。
それでも開始から約10日で、
「新しい湿疹が出にくくなった」
という変化が見られたことは、とても良い兆候だと思います。
本日は1か月分の漢方薬をお持ちになられました。
結局のところ、湿疹という漢字にも「湿」という文字が入っています。
もちろん湿疹の原因はさまざまですが、中医学では体内にたまった余分な「湿(しつ)」が関係していると考えることがあります。
そこで今日もお客様には、
「これから6月、7月、8月、9月と蒸し暑い季節になりますので、症状が落ち着いている時こそ漢方を続けておいた方が良いと思いますよ」
とお話ししました。
梅雨から夏にかけては湿気が多くなり、手湿疹や主婦湿疹などの皮膚トラブルが悪化しやすい時期でもあります。
症状がひどくなってから対策するのではなく、調子の良い時期から体調を整えておくことも大切です。
これが中医学でいう「未病を治す(未病を防ぐ)」という考え方になります。
皮膚は身体の内側を映す鏡とも言われます。
今回のような手湿疹、主婦湿疹、指の湿疹、手のひらの湿疹などでお悩みの方は、皮膚だけでなく胃腸や体質全体を見直していくことも大切かもしれません。
引き続き、お手伝いさせていただければと思います。
※漢方薬の効果や経過には個人差があります。

令和8年6月12日(金)18時40分頃の若木山。仕事を早めに終えて、5歳の息子と久しぶりの若木山です。公園では、やはり仕事を早く終えたパパと息子のキャッチボールなどの、微笑ましい風景が広がっていました。息子よ、大きくなれよ。

月山の見事な夕暮れ。ああ。
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