【出産報告】PCOS・男性ホルモン過多によるニキビを漢方で整え、顕微授精で妊娠・出産へ

ニキビ体外受精(IVF)多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)妊娠・出産の喜び

2026年8月4日

長い妊活を乗り越え、顕微授精で妊娠し、無事に男の子をご出産されたお客様から、嬉しいお手紙が届きました。

冷えや便秘、生理不順、男性ホルモンが高めで口まわりやあごにできるニキビなど、さまざまなお悩みを一つずつ整えながら歩んだ妊活の記録をご紹介します。

同じようなお悩みをお持ちの方にとって、少しでも希望につながれば幸いです。


29歳、妊活を始めて約4~5年

初めてご相談いただいたのは、29歳のときでした。

妊活を始めてから約4~5年が経過し、婦人科では排卵誘発剤のクロミッドを服用されていました。

当時のおもな体調は、次のとおりです。

  • 手足の末端が冷えやすい
  • 便秘気味で胃腸の調子が安定しない
  • 月経周期が33~42日と不規則
  • 月経前に不正出血がある
  • 睡眠の質がよくない
  • 口まわりやあごにニキビができやすい

男性ホルモンの一つであるテストステロン値は0.52ng/mlで、男性ホルモンが高めの傾向がありました。

月経周期の乱れやニキビなども含め、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)にみられる体質も視野に入れながら、妊娠に向けた身体づくりを始めました。


PCOSとニキビを中医学の視点から考える

中医学では、PCOSの背景に、次のような体質が重なっていると考えることがあります。

  • 血の巡りが滞る「瘀血(おけつ)」
  • 余分な水分や老廃物がたまる「痰湿(たんしつ)」
  • 生殖や成長に関係する力が不足する「腎虚(じんきょ)」

また、男性ホルモンが高めでニキビができやすい方は、身体の中に熱がこもっている場合があります。

妊活では身体を温めることばかりが注目されますが、ニキビのある方を温めすぎると、かえってお肌の状態が悪化することもあります。

そのため、身体を養いながらも熱をこもらせず、血流とのバランスを整えることを大切にしました。


婦宝当帰膠と血府逐瘀顆粒から開始

令和4年9月17日より、養血調経を基本として、婦宝当帰膠と血府逐瘀顆粒をおすすめしました。

婦宝当帰膠で女性の身体に必要な血を養い、血府逐瘀顆粒で血の巡りと熱のバランスを整えていく方針です。

さらに、胃腸の調子や痰湿体質も考慮し、晶三仙を約4か月間併用していただきました。

お肌の新陳代謝の周期と月経周期は、どちらもおよそ28日が一つの目安です。ニキビだけを別の問題として見るのではなく、生理周期や胃腸、睡眠など、身体全体を見ながら整えていきました。

その後は、妊娠に向けた身体づくりと心身の安定を支えるため、シベリア霊芝や心脾顆粒なども体調に応じて組み合わせました。


顕微授精で、これまでにない良い結果に

漢方相談を続けながら不妊治療にも取り組まれ、顕微授精へ進まれました。

お客様からいただいたお手紙には、次のように書かれていました。

漢方を飲み始めてから、少しずつ体が整っていくのを実感し、気持ちの面でも前向きになれたことを今でも覚えています。

とくに顕微授精の際は、これまでにないほど良い結果が出て、無事に妊娠・出産に至ることができました。

そして令和7年1月、無事に男の子をご出産されました。

本当におめでとうございます。


お客様から届いた嬉しいお手紙

先日、お客様から一通の封筒が届きました。

ドキドキしながら封を開けると、そこには無事にご出産されたことと、土屋薬局への温かい感謝のお言葉が綴られていました。

お客様からの出産のお礼のお手紙
お客様からの出産のお礼のお手紙

土屋様

暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびはご報告とお礼をお伝えしたく、書かせていただきました。

長い間、不妊治療中から妊娠期にかけて、心と体の両面で支えていただき、本当にありがとうございました。

漢方を飲み始めてから、少しずつ体が整っていくのを実感し、気持ちの面でも前向きになれたことを今でも覚えています。

とくに顕微授精の際は、これまでにないほど良い結果が出て、無事に妊娠・出産に至ることができました。

これまで土屋様に支えていただいた治療期間は、かけがえのない思い出となりました。改めて心から感謝申し上げます。

またお世話になることがあるかもしれませんが、その際にはどうぞよろしくお願いいたします。

どうかお身体を大切に、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

顕微授精で妊娠・出産されたお客様から土屋薬局へ届いた感謝のお手紙の前半
顕微授精で妊娠・出産されたお客様から土屋薬局へ届いた感謝のお手紙の後半

顕微授精を経て妊娠・出産されたお客様からいただいた直筆のお手紙
※お客様より掲載の許可をいただいています。

スタッフみんなでお手紙を拝見し、「本当によかったね」と喜び合いました。

子宝相談のお客様からいただく直筆のお手紙は、私たちにとって何よりの宝物です。


30歳を前に感じる焦りや不安にも寄り添って

20代の妊活相談では、「30歳までに赤ちゃんを抱きたい」という願いをお聞きすることがあります。

30歳という節目を意識することで、焦りや不安が強くなる方も少なくありません。

しかし、妊活は数字だけで進んでいくものではありません。

月経周期、冷え、胃腸、睡眠、お肌の状態、そして気持ち。その方の身体全体を見ながら、一つずつ整えていくことが大切です。

土屋薬局では、不妊治療に代わるものとしてではなく、病院での治療と並行しながら、採卵や移植に向けて体調を整えたい方のご相談も承っています。

私自身も10年間の不妊を経験し、52歳で父になりました。

だからこそ、結果を急がせるのではなく、「がんばらせない漢方」を大切にしながら、お一人おひとりのお気持ちに寄り添っていきたいと思っています。

今回のお客様とご家族の末永いお幸せを、スタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。

本当におめでとうございました🍒


関連記事

同じようなお悩みをお持ちの方は、こちらも参考になさってください。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の漢方的体質改善|瘀血・痰湿・腎虚から見る排卵障害と自然妊娠への道

体外受精と漢方|卵の質だけじゃない、夫婦で整える妊娠力と妊活の新しい考え方


体外受精・採卵・移植に取り組んでいる方へ

現在は不妊治療の保険適用が進み、以前よりも早い段階から、人工授精や体外受精、顕微授精へ進む方が増えています。

一方で、

  • 採卵しても思うような数の卵子が採れない
  • 採卵できても受精しない
  • 胚盤胞まで育たない
  • 胚のグレードが気になる
  • 移植をしても着床しない
  • 流産を繰り返している
  • 次の採卵や移植までにできることを探している

といったお悩みも多く寄せられています。

土屋薬局の妊活漢方相談は、病院で行う不妊治療に代わるものではありません。

クリニックでの検査や治療を大切にしながら、採卵や移植に向けて体調を整え、治療に取り組む身体を支えていくことを目的としています。

月経周期や基礎体温だけでなく、冷え、胃腸、睡眠、疲労、ストレス、お肌の状態なども確認し、お一人おひとりの体質や治療段階に合わせてご提案します。


妊活・子宝漢方相談について

土屋薬局では、自然妊娠をご希望の方から、タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精に取り組んでいる方まで、体質や治療状況に合わせた漢方相談を承っています。

現在服用しているお薬や治療経過も確認しながら、無理のない方法をご提案します。

山形県東根市の店頭相談のほか、県外からの電話・メール相談も可能です。

一人で悩まず、まずは現在困っていることをお聞かせください。

どうぞお気軽にご相談ください。

土屋薬局
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員A級
土屋幸太郎